焦らないダイエットのすすめ。食事制限、運動や筋トレは良い方法なのか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
ダイエット

ダイエットについて少し考えます

年配の方が膝が痛くて病院に行くと、『体重を減らしなさい』なんて言われる事が有ります。
二本足で立ちあがって歩き始める1歳位から、毎日休まずに体重を支え、いろいろな場所に運んでくれたのですから、それなりに痛みますし、すり減っても来るでしょう。

今回は、ダイエットについて考えてみます。

過酷な日常を何十年もがんばってきたんですから

特に日本式の生活は膝にとって非常に過酷です。
家に入るとまず靴を脱ぐのにかがんで、床に座ると立ち上がる度に膝に過重がかかります。
正座をするためには膝をかなり大きく曲げる必要がありますし、最近では減ってきたものの和式のトイレだとまたしゃがまないといけません。
ちなみに、最近踵をついたまましゃがめない子供が増えているそうです。しゃがむと踵が地面から離れてしまうんです。
この原因の一つが日本人の和式トイレ離れなのではないかと言われています。

膝の負担を少しでも減らすために

膝の負担を減らす為に体重を減らす。
この考えは重要だと思うのです。。
ダイエットしよう。となったとき2種類の方法があります。
運動して消費カロリーを増やす。
減食して摂取カロリーを減らす
膝が痛いのですから、なかなか運動は難しいですよね。
となると、減食。となるのですが、
太っている方も、たいてい最近急に太った訳ではないですよね。
少しずつ増えたモノを急に減らすのは大変です。

いつの間にか負のスパイラルにはまり込んでいませんか?

年齢と共に基礎代謝という、何もしなくてもエネルギーを消費する量は減っていきます。
賢くなっていきますので、効率よく動くことでエネルギーの消費を抑えます。(極端な例だと子供の頃みたいに意味もなく走り回りませんよね)。だからといって、食べる量が極端に減るわけでもありません。
結果、少しずつ太っていきます。
動かないので、使わない筋肉は少しずつ減り、基礎代謝はさらに減少していきます。
筋力が弱ると、関節が正しく動かないことで負担がかかりやすくなります。
負担がかかると痛みの原因に…。
すでに負のスパイラルに飲み込まれています。

焦らずに、でも甘えずに

焦らなくて良いのです。
少しずつ目標を立てて進みましょう。
食べる量を極端に減らすと、食べたい気持ちがすごく大きくなって、なにかの拍子に食べ始めると余計に食べ過ぎるようになったりします。
よく言われる『リバウンド』という状態になりやすいです。
意思の強い方やライバルや仲間がいる方だと多少の無理も頑張りがききますが、一人だとなかなか難しいですよね。

昔の人はよく言ったもので、『腹八分目』まずこれです。
それから、無理のない程度の運動をしましょう。
できることからで構いません。
椅子にすわったまま踵の上げ下ろし。
ふくらはぎは第二の心臓なんて言われる位、大切な筋肉です。
腕を大きく動かしながら、ゆっくり深呼吸などもどうでしょうか。
呼吸に使われる横隔膜も筋肉です、意識してゆっくり動かすことで僅かですが運動ができます。

できることから少しずつ。つづけ

急に『運動!』を始める事は、動きなれていない人にはハードルが高いです。
できる事を少しずつ増やしていきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*