2018年 5月 15日の投稿一覧

車中泊をするにあたり。その7 ~夏場の暑さと虫対策~デリカD5

夏の車中泊は暑さと虫との闘いになります。

暖かくなり、海や山へお出かけの方も多いと思います。

相棒の犬達は寒さに強い為、冬の寒さは人間だけ頑張れば、寝袋や使いすてカイロでどうにかなるものの、夏の暑さには閉口してしまいます。

居てもイヌ、閉口しても開口とはこれ如何に?

ちなみに犬は暑さで閉口すると開口します。
人間は暑いと汗をかくことにより、気化熱で体温を調整します。
対してイヌは足の裏等に少ししか汗腺が無いため、舌をだして呼吸することで体温を調整すると言われています。

エンジンを切って、なるべく快適に過ごす。

暑さにはクーラーを使うのが快適ですが、深夜にアイドリングは結構な騒音です。
車内にいるとあまり気になりませんが、エアコンのコンプレッサーが作動する際に、エンジンの唸りはかなり大きくなります。
それに、アイドリング状態とはいえ一晩中エンジンをかけ続ければ、燃料の消費も結構な量になってしまいます。
出発しようとしたら燃料切れで動けない、なんて困りますよね。

扇風機を使って風を作る

夏になると、量販店で車内のアクセサリーのコーナーに小さな扇風機が売っています。
結構音がうるさいのですが、毎年少しずつ進化して、モーターや風切音も小さいものが手に入ります。
車内は空気がこもりやすいので、結構重宝します。
ただ、どうしても扇風機との距離が近くなりがちですので、体に部分的に風があたり不快な感じが有ります。
扇風機でも、感覚的にはサーキュレーターに近い体感になります。

電源はシガーソケットを使用することもできますが、メインバッテリーが上がってしまっては困りますので。
車中泊では
サブバッテリー、ポーダブル電源、電池等を使用することになるかと思います。
USB端子を使ってモバイルバッテリーで使用できるようなアイテムもあります。

窓を開ける

単純で一番効果的かと思います。
ただ、そのままでは虫が入ってきてしまいます。
こちらもドアに袋のようにかぶせるタイプの網戸が販売されています。
ドアを開けて、窓の部分にかぶせて、ドアを閉めれば窓が網戸になります。
防犯上はちょっと不安ですが、全面に取り付ければ結構快適です。
見た目が気になる。という方は網戸のキットが販売されている車種もあります。

当家では後部座席にはアイズ社ウィンドーバグネットを使用しています。

デリカ D:5[H19.02~]ウィンドーバグネット セカンド2枚セット夏のオートキャンプ・車中泊に虫除けに最適な車用網戸

感想(22件)

普段からつけたままで、窓の開閉もできますので便利です。
ドアバイザーが付いていれば、換気用に窓を少し開けていても外から分かりにくいです。

ハッチバックを開放する

ハッチバックの車なら、トランクのドアを開放するとかなり涼しくなります。
ハッチバック用の網戸も販売されています。

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レースのカーテンをピッタリのサイズに切り、モールに挟み込んで固定という手もあります。
ハッチバックを開くときは後ろのスペースに十分注意してください。
通路に向けて開口すると車内が丸見えになりますし、ぶつかって危ないです。
車種によっては、ドアの警告音やランプが付きっぱなしになってしまいます。
ボーンバー』というような少しだけ開けておく為の商品も販売されています。
この商品を利用すると、ドアの開口警告は働きません。
ただトランクが開いているのを忘れて走りだすと結構危ないです。

オグショー トランポ用品 OGUshow【換気用バックドアフック】ESボーンバー 大小2本セット VOXY オデッセイ ステップワゴン セレナ ハイエース マーチ

感想(11件)

市販のS字フック等を利用しても可能ですが、車外から簡単に外せてしまうものは防犯上リスクが高いです、トイレなんかで車を離れる事もありますよね。

当家では、ちょうど良いサイズだったので
スノーピーク社ランタンハンガーを使用しています。

スノーピーク(snow peak) ランタンハンガー LT-006【あす楽対応】

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感想(9件)

車のシートが意外と熱い

しっかり布団を干した日は、夜にも布団がホカホカに温まっていますよね。
同じように夏場は車のシートが意外と熱いです。
車内に熱源があると、狭い車内ではすぐに温度が上がってしまいます。

特に日中、日の当たる場所に長時間駐車していた時などはかなり熱を持っています。
シェードを利用して車内の温度上昇を最小限にすることと、
できるだけ早めに涼しい場所に車を移動させましょう。

ドアをすべて開けて車内の空気を入れ替えても、温まったシートはなかなか冷めません。
コールドスプレーのようなモノもありますが、分厚いクッションが冷めるのには結構時間がかかります。

避暑地のような場所なら、シートが温まらないように注意して、網戸を使えばクーラーや扇風機は無くてもタオルケットだけで結構快適に眠れますよ。

車中泊をするにあたり。その1~これから始めようと考えている初心者の方へ~

車中泊をするにあたり。その2~睡眠に光は大敵、防犯の観点からも目隠しが必要

車中泊をするにあたり。その3 ~寒さとの戦い~

車中泊をするにあたり。その4 ~傾いたり凸凹だとよく眠れません~

車中泊をするにあたり。その5 ~電化製品を使いたい~

車中泊をするにあたり。その6 ~ベッドマットを自作してみた~ デリカD5

車中泊をするにあたり。その7 ~夏場の暑さと虫対策~デリカD5

車中泊をするにあたり。その8 ~ベンチレーターを自作してみたDIY~デリカD5

必要な部分の運動が無理な時でもトレーニングは有効かもしれません。

トレーニング

よいしょっと。

掛け声をかけて動くのは恥ずかしくありません

『掛け声をかけないと、動けないのよ。』
年配の方がよく言われる言葉です。
何をするにも、口から掛け声がこぼれます。

必要な筋肉が不足している??

ヒトは持っている筋肉をすべて使えているわけではありません。
筋肉に電極を差し込み、通常の神経からの信号に変えて電気刺激を与えて強制的に収縮させると、通常の最大収縮時よりも30%も高い値が得られるというデータが有ります。
つまり我々は構造的に出しうる筋力より少ない筋力を『全力』だと認識しているのです。

この『予備』は自分で自分の体を破壊してしまわないようにするための保険でもあります。
しかし、一方で『これ以上頑張ると疲れる』という辛いことから逃避しようとする心理的な枷でもあります。

集中することで発揮できる筋力はUPすると言われています。

ドーピングに、集中力を高める薬剤を使用するという方法が有ります。
薬剤により、通常時よりも強い刺激が神経から筋肉に伝わり、筋力をUPさせようというものです。

掛け声を掛けることで同様の効果を期待できます。
掛け声をかけることにより、動きに集中することができ、
同時に『動く』という意識が明確に脳に伝わることにより、心理的な枷も少し抑えられるのではないかと考えられます。

トレーニングは神経も鍛える。

また、適度にトレーニングをすることで、上述の構造的に出しうる筋力実際に使える筋力差が少なくなるともいわれています。
神経が上手に筋力を使えるようになることで、筋肉の量が同じであってもより強い筋力が発揮できるのです。
自分自身の体ですが、上手に動かす練習をすることも必要なのです。

年をとってから、筋肉を増やそうと考えてもなかなか大変です。
しかし、予備として『すでにある』部分を上手に使うことで、現在よりも体は動かしやすくなると考えます。
筋肉は我々の体の中で無意識に働いています。
特に姿勢を保つ働きをしているような筋肉は疲労で動きづらくなったとしても、怠ける訳には行きません。
出力が落ちると、その負担は関節や靭帯にかかってきます。
関節が痛んだり、ヘルニアによる神経症状が出てきたりする原因になるかもしれません。

実際に必要な部分の筋トレだけが大切か?

このようなデータがあります。
片側のみの筋力トレーニングを行ったところ、反対側の筋量の増加は見られなかったが、反対側にも筋力の増加が認められた。

トレーニングを行うことで、筋肉の操作を行う中枢神経が鍛えられると、実際にトレーニングを行っていない場所も上手に操作できるようになるのです。

痛みが出ている部分の運動については、痛みが引くまでは控えるべきだと思います。
しかし、神経系のトレーニングは他の部分でも行えます。
同時に痛みの出ている部分の筋力も強化でき、それにより負担を減らせると考えれば、他の部分のトレーニングも有用であると考えられます。

無理せず、できるところから、少しずつ運動してみませんか?

松坂城址公園のシンボルツリーが倒木。近隣住民に見守られながら。

松坂城松

松坂城址表門脇のクロマツがなくなりました。

GW最中の5月4日 午前9時頃 松坂城址表門の脇に100年以上も佇んでいたクロマツの木が倒れました。
以前より徐々に傾いてはいたようなのですが、前日から根本付近が盛り上がり、当日倒木を防ぐ作業を始めるのを待たずに倒れてしまいました。
交通の制限を行っており、倒木時は通行止めとなっていた為、怪我人等はありませんでした。

史跡松坂城整備基本計画 による伐採が終わった矢先でした。

3月には、石垣修理の準備などに伴い、城址内の30本程の樹木を伐採したばかりだったのですが。表門脇に残されていたこの木が倒れてしまったことで、松阪市役所側から松坂城址を望む景観は、今までの『森?』という感じから『城!!!』という感じに生まれ変わりました。
ずっと変わらずにそこにあった木々が無くなってしまったことは寂しいですが、観光地としての価値を考えると、城址に続く道の先に美しい石垣が望めるようになったのは良いことなのかもしれません。

松坂城址の歴史。

松坂城は天正12年領主となった蒲生氏郷が、松ヶ島城に変わる新たな城として四五百の森の独立丘陵に天正16年に築城しできた梯郭式平山城です。

城跡は松阪公園と呼ばれ、昭和50年代頃までは公園内にライオン、クマ、サルなどがいる小さな動物園、大きな恐竜のオブジェ、SL機関車などがありました。
(サルとSLは中部大運動公園に引っ越し。)
園内には100坪ほどの藤棚と桜の木が多数あり春には花見客でにぎわいます。

平成23年2月7日 国の史跡に指定されました。

 

建造物は無いが、美しい石垣が残る。

日本100名城にも名を連ねる松坂城址には城の建物は残っていません。
しかし築城当初からの「野面積み」と呼ばれる工法、江戸時代に行われた修復に伴い積み直された部分には「打込みハギ」「算木積み」と呼ばれる工法で積まれた石垣が残っており、積み方の異なる石垣を同じ城址内で見比べることができます。

石垣にはちょっと変わった石も使われています。

築城の為に松阪近郊から大量の石が集められたと言われています。
これだけ立派なお城を作るには、それは大量の石材が必要ですので、大きな石は根こそぎ集めたのでしょうね。
城址の石垣の石には、なんと『石棺の蓋』なんてものまで使われています。
『石棺の蓋』は今も見える場所に3個所程残っており見る事ができます。
散策しながら探してみるのも面白いかもしれませんね。