2018年 5月 17日の投稿一覧

初夏ですね。本州ではそろそろホタルが見られる場所が増えてきました。

ホタル

本州をホタル前線が北上中です。例年よりやや早め?

気温も日に日に上がり始め、いよいよ初夏となってきました。

夜のお散歩をしていると、水路に小さな緑の光がチラホラ。

そう、ホタルです。

小学生位の頃には、徒歩で行ける場所で、小さなジャムの瓶にいっぱいにホタルを捕まえることができましたが、今は時々見かける程度となってしまいました。
水田が埋め立てられて、住宅地となってしまったり、水路の護岸工事などにより、ホタルの生息できる環境は確実に減っています。

ホタルの仲間って思っていたよりずっと種類が多いのです。

ホタルは世界に約2000種、日本にはそのうち40種類程が分布しています。

一般にゲンジボタルヘイケボタルが良く知られています。
水棲のホタルで、幼虫の時期は水の中で貝類等を食べ、成長します。
水路等でよくみられるのはこちらですね。

陸生のホタルで有名なモノはヒメボタルでしょう。
都心部でも名古屋城の外堀に生息している事で有名です。

 

ホタルの光は熱くない!

ホタルの光は冷光と呼ばれています。
ルシフェリンというタンパク質とルシフェラーゼという酵素がATPにより反応し発光します。光が熱にならないのでロスが少なく非常に省エネな発光方式となっています。
また発光器の内側には反射板、表面には大気との間で屈折率の差を少なくする構造があり、少ないエネルギーで非常に効率よく発光しています。

 

日本に生息する光る生き物たち

ホタル以外にも発光する生き物がいます。

オワンクラゲ 日本各地の沿岸で見られます。 GFP、イクオリンにより生殖腺を青白く発光させます。

ホタルイカ 日本海沿岸、富山湾が有名。 ルシフェリン、ルシフェラーゼにより発光する。

ウミホタル 太平洋沿岸に見られる。ルシフェリン、ルシフェラーゼにより発光する。

ホタルイカやウミホタルは、ルシフェリン、ルシフェラーゼにより発光しますが、これは昆虫のホタルのルシフェリン、ルシフェラーゼとは異なるもので、区別するためにウミホタルルシフェリン、ウミホタルルシフェラーゼなどと呼ばれます。

ホタルの光はヒトの生活にも利用されている。

効率よく明るく光る方法として、LEDの技術にもホタルの生体構造を応用する研究が行われています。

またキッコーマンでは発光酵素ルシフェラーゼを安定した構造で生産する技術を開発し、
食品衛生検査に応用されています。
これによりATP法という検査の検査期間が大幅に短縮されました。

ホタルの光を作ってみたい。

理科教材の製造販売をしているケニス株式会社から
ホタルの発光実験のキットが販売されています。

【ケニス KENIS】生物発光キット 生物発光スターターキット 1-155-386

「海ほたる」を乾燥したものもアマゾンで売っていました。

発光実験用乾燥ウミホタル ビン入り

夏休みの自由研究課題にいかがでしょうか?

大人も十分楽しめます。トミカを一歳児から貸してもらいました。

当家の一歳児もいよいよトミカデビュー。

ちかごろ子供が車の玩具で遊ぶようになってきました。

そう。
トミカデビューです。

トミカって販売が終了すると結構お値段が上がるのですね。
当家の車と同じのを買おうとおもったら、びっくりする値段で買うのは諦めました。

最近のミニカーは凝った作りですね!

子供のトミカをちょっと拝借してみました。

おー!ドアが開く!! トランクが開く!! ボンネットが開く!!
車種によって違うのですが、ドアやトランクが開きます!!

そしてなんと!サスペンション付き!!

ミニカーって、自分じゃ動かないし、押してもあんまり走らないイメージだったのですが、なんだかすごく進化していたのですね。
シャーっと軽快によく走ります。
これだけ作りこんで、お値段は500円切る程度。
熱心なコレクターがいるのも納得です。

トミカとは?

タカラトミー(旧トミー)が販売している車の玩具、車以外にもバイクや船などがあります。
1970年に6車種で発売が開始されました。外国でも発売されている人気商品です。
毎月第3土曜日が「トミカの日」となっており、トミカの日には通常2種の新車が発売されます。

ビックリするような高級車にも手が届きます。

ところで当家では、いつの間にか増える(笑)トミカなのですが、
車に疎い妻が適当に買ってきて、こう聞くのがお約束。
『この車、いくら?』

先日、帰宅すると高級車が増えていました。
ベンツのGクラス!
両側のドアが開いて、中を覗くとちゃんと左ハンドルです。
当然サスペンションもついています。

トミカ No.35 メルセデスベンツ Gクラス (BP)

スキージャンプの高梨沙羅選手が乗ってた車ですね。

スキージャンプの高梨沙羅選手がAMGのG63という車にのっていると、一時話題になりましたよね。
あのごつい車です。

値段を調べてビックリ仰天。
一番安いグレードで1000万円オーバー!
カタログの一番高いモデルが3900万円!!
もうこれ、家じゃないですか?!
走るマンションじゃないですか???

4.0ℓ V型8気筒直噴ツインターボエンジン電子制御7速A/T 310kW(421PS)

もう、想像がつきません。

 

大人がハマる理由が垣間見えました。

でも、そんな高級車もトミカなら気軽に手に入ります。
息子はいたく気に入ったようで、ご飯の間も前において眺めています。

現実には手の届かない高級車も、趣味性が高くて実用性の低い車も、トミカなら簡単に手に入ります。
ながめて、触って思いを馳せる。

あぁ。
確かにこれは大人もハマりますね。

子供をダシにしてトミカを買い集める世のお父さんの気持ちがわかりました。