2018年 6月 1日の投稿一覧

広瀬香美さん前事務所から芸名使用の禁止を要求される。

広瀬香美

冬ソング女王が移籍でごたごた

和歌山県出身の女性シンガーソングライター広瀬香美さんが28日にご自身のFacebookにて新たな事務所で活動すると報告しました。

広瀬香美さんってどんな人?

広瀬香美さんといえば、冬ソンの女王と呼ばれ、『ロマンスの神様』『ゲレンデがとけるほど恋したい』などアルペンのCMソング等でも有名でしたね。

1990年代後半、スキー場では広瀬さんの曲がエンドレスで流れていたものです。

現在でも作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ボイストレーナーなど音楽業界で様々な活動をされています。

ご自身の楽曲以外にも
秋本祐希さん安達祐実さん安倍なつみさんANZAさん石井ゆきさん石嶺聡子さん上戸彩さん内田有紀さん川中美幸さん神崎まきさん貴島サリオさん郷ひろみさん猿岩石さん椎名法子さん篠原涼子さん島谷ひとみさん下川みくにさん高橋圭一さん少年隊さんSILVAさん相馬裕子さんタイナカサチさんDECAメロンさんtohkoさんTUBEさんPaniCrewさんはるな愛さん広末涼子さん吹石一恵さん福田沙紀さん福島和可菜さん福山潤さん干場かなえさん未来-MIKU-さんmisonoさんミュージックてれびくん(MTK)室瀬美紀さんももいろクローバーZさん森川美穂さん森口博子さん山口リエさんYOYOYOさん等に楽曲提供しています。

円満退社ではなかったのか。

これに対して、前所属事務所のオフィスサーティーでは公式HPにて『重要なお知らせ』として抗議のコメントを発表しています。

要約するとこんな感じです。
広瀬香美(本名、石井麻美氏)が、事務所の許可なく新たな事務所に移った。
『広瀬香美』はオフィス30の代表取締役平野ヨーイチ氏が命名した芸名なので使用権限は
オフィス30にあり、勝手に使うな。
オフィス30では「広瀬香美」の名を使用した芸能活動の一切の禁止を要求する。
使用を続けたら、協力したひと全員訴えるよ。

事務所になんのメリットが?

自分が考えた芸名だから使うな!!
気持ちは判らなくもないのですが、そんなことを宣言しても、事務所には何のメリットも無いような気がするのですが。
1992年のデビューですから26年間も使用していて、ヒット曲もあり、楽曲提供もあり、世間の認知度もある名前を取り上げたとしても混乱するだけだと思うのです。
その芸名を別の人に使える訳でもないですよね。
例えば、全然違うヒトを『広瀬香美』として売り出しても、知らずに昔の『広瀬香美』の作品を良いなと思った人が新たな『広瀬香美』の作品を購入した場合。
消費者側としては騙された気持ちになります。
少なくとも僕なら、かなり嫌な気持ちになりますよ。

以前にも事務所移籍によって芸名が使えなくなる、といった事例はあったのですが、
どうなるのでしょうか?

今後の動向に注目です。

ミツバチ。目立たない存在ですがいなくなると非常に困ります

ミツバチ

突然大量のミツバチが消える。

蜂群崩壊症候群
2006年から米国各地でセイヨウミツバチが突然いなくなる、という現象が発生しています。

巣の周りに死んだハチはほとんど見られない。
ハチミツや花粉など食料の備蓄は残ったまま。
孵化していない蛹が取り残されたまま。

まるでハチ版メアリー・セレスト号事件です。

原因は、『気候による栄養状態』『殺虫剤の影響』『病気』『寄生虫(ダニ)』『電磁波の影響』『遺伝子組み換え作物の影響』『地球温暖化の影響』『ミツバチの過労』なんてものまで様々なことが言われています。

この中で殺虫剤の影響として疑われているのが『ネオニコチノイド』
以前より農薬の主流であった有機リン系殺虫剤と比較し、ヒトや哺乳類、鳥類、爬虫類への安全性が高い反面、昆虫に対する毒性は非常に強い。
薬品が植物へ取り込まれ残効が長いので、散布回数を減らせる。
などメリットが大きい為、世界中で主流の農薬となっています。

EU諸国では事態を重く見てネオニコチノイドが原因と確定はしていないものの、使用に制限設けていますが、日本では逆に残留農薬の基準が緩和されています。
生産農家では手間のかかる農薬散布回数を減らせるのですから、原因として確定していないのに『使うな』と言われてもなかなか難しい問題ですよね。

ハチミツだけじゃないハチの仕事。

国連環境計画(UNEP)の報告によると、
「世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが受粉を媒介している」
のだそうです。

ハチといえばハチミツをイメージしますが、農作物の受粉の媒介としてミツバチは非常に重要な役割を果たしています。
小規模な畑であれば、刷毛などを用いて受粉を行うこともできますし、風等で自然に受粉できる植物も有ります。しかし、御自分で家庭菜園等をされた経験がある方だとご存知の通り均等に受粉しないと歪な形になるような作物もあり、そういった作物の受粉にミツバチは非常にうまく貢献してくれています。

ミツバチの仕事を代用する機械を開発?

小型のドローンをミツバチの代用として使用し、農作物の受粉をさせようとするような研究も進められているそうです。
ただ花粉をまき散らせば良いのであれば容易に出来そうですが、うまく狙ったように受粉の媒介ができるように動作するようになるには、まだまだ時間がかかりそうですね。

便利な生活も重要ですが、人間だけが快適な環境だけを目指すことはできません。
ヒトも動物も植物もお互いが様々に影響しあって生活しています。

皆が快適に過ごせるようになると良いですね