2018年 6月 3日の投稿一覧

【再度】ペットとおでかけ、ドライブ、犬連れレジャーの必需品【確認】

颯爽とオープンカー、助手席にはゴーグルを掛けた大型犬。
大自然のなかでカヌー、ライフジャケットをつけた犬と一緒に。
なんて雑誌の写真のようですが、近年はペットも家族として一緒に楽しめるような施設も増えています。
レジャーでなくても、長期の休暇に一緒に故郷へ帰ったり、動物病院に行くのに車を使うこともありますよね。

今日は、犬とお出かけの話。

犬を連れてのドライブに必要なもの

クレート

必ず必要です。
車のシートでおとなしく座っていられるとしても、ドライブの時には入れることを強くお勧めします。
『狭いところに閉じ込めるのはかわいそう』と使わずに、ひどい方になると運転席で抱っこしたままドライブをしているのを見かけることがあります。
事故を起こした場合に、フロントガラスやダッシュボードに犬が叩きつけられてしまいます。
こちらのほうがよほどかわいそうです。

窓やドアを開けた際に、何かに驚いて飛び出してしまうかもしれません。

クレートのサイズ

出来れば購入時に入れてみると良いです。
頭から入って中で方向転換ができるぎりぎり小さいサイズがお勧めです。

車の加減速で思っているよりも振り回されますので、寝そべった状態になった時に壁に体がくっついている位の方がしっかり体が支えられ、犬も安心して寝ていられます。

あまりにも大きなサイズのクレートを使用すると、動いている間中ふんばっていないといけなくなります。
当家ではこちらを使用しています。

アイリスオーヤマ折りたたみペットキャリーFC-550

10㎏のコーギーで寝そべるとお尻がぴっちり、ハチの巣のハチの幼虫状態です。
使わない時はつぶして畳めますのでしょっちゅう使わない方にはお勧めです。
つまみをつまんで前後の扉を止めるだけで組み立ても折りたたみも簡単です。

 

クレートは動かないように固定します。

シートベルトで座席に固定できるものが販売されています。車種によってはシートの隙間にぴったり挟むことも可能です。
ワゴン車などで、フロアに置いただけだと、峠道などでクレートごと転がってしまいます。

普段からハウス替わりに使用するなどすると、安心して入っていられます。

 

お散歩用のリード

家からそのままクレートにいれて出かけた場合などに忘れがちです。
長時間のドライブでは休憩時に散歩するために必要です。
最近の高速道路のSAにはドッグランがあることも多いので小型犬なら抱っこでなんとかなるかもしれません。

水のみ皿と水

トイレがあれば、ほとんどの場合水道もありますが、持っていると何かと便利です。
水道が遠いかもしれませんし、駐車場でおしっこをしてしまった時に流すのにも使えます。

フード

ドライブに慣れていない犬だと、満腹でドライブすると酔って吐いてしまうことが有ります。
短時間なら、食事の時間を目的地に着いてからにするとか、量を減らす等すると良いと思います。
フードは銘柄にこだわらなければ、コンビニ等でも入手可能ですが、食べなれたモノをもっていくのが安心です。
当家では薄いビニール袋に一食分ずつ数珠のように縛って持っていきます。

トイレシーツ、トイレットペーパー

クレートにひいたり、吐いてしまった時に掃除するのに使えます。

ウンチなどは、ビニールに入れて口をしっかり縛っても結構においます。
車外に張り付けるボックス等を利用しましょう。

donpac+ ドンパック・プラス ブラック PLUSCO

リアワイパーや、けん引フック等に引っ掛けてもよいですが、車種によってはバックモニターに干渉する場合が有りますのでご注意ください。

余裕を持ったスケジュールでお出かけください。

慣れるまでは、振動や臭いに敏感な犬の方がヒトよりもストレスは大きいかと思います。
余裕をもってこまめに休憩しながら、気を付けてお出かけください。

動作の意識付け、意識して動かすことで筋肉が働きやすくなります。

筋肉

健康な時には無意識にできる動作も大変になってしまいます。

膝は不思議な関節です

上側に位置する大腿骨はちょうど海賊旗の骨のようで、横から見ると関節は円形をしています。
対して下側に位置する脛骨の関節面はほぼ平面です。

円いぶん、関節面の長さは大腿骨の方が長くなっているのです。
平らな脛骨の関節面で、大腿骨の関節面が転がるとそのままでは脛骨の関節面を通り過ぎて落ちてしまいます。

膝の曲げ伸ばしを行うとき、脛骨の関節面から転がり落ちないように、
大腿骨は『転がりつつ滑る』という難しい動きをしています。

関節の動きを支える組織

走る、跳ぶ、しゃがむ、などの動作時に膝にかかる強力で複雑な動きを支えているのは靭帯です。

骨付き鶏ももの関節などを観察すると、靭帯が関節面が全く見えない程に巻き付いているのを観察することができます。。
膝の関節には周りだけでなく、関節の中にも十字靭帯という強力な靭帯が有って、膝が一定の方向以外に動かないように支えています。

関節面の摩擦は非常に小さく、0.001~0.01と言われています。

ちなみに日本トライボロジー学会によると床材リノリウムと靴底の間にバナナの皮を挟んだ場合の摩擦係数は、0.076~0.101だそうです。

可動部を完全に固定してしまうと動けませんので、ある程度靭帯で固定された状態で細かな調節は筋肉によって行われています。

逆に言えば、筋力が衰えると非常に摩擦の少ない関節の細かな調節ができず
無駄な動作が加わり、膝の関節にかかる負担が大きくなります。

無駄な動きは筋肉によって制限されている。

膝の動きはいくつかの筋肉によって支えられています。
膝の動作を支えている筋肉のうち最も大きいのは、太ももにある大腿四頭筋でしょう。
腸骨と大腿骨から始まるこの筋肉は膝蓋骨を介して脛骨の前面に停止しています。

筋肉によるスムーズな動作ができない状態になると、弱った筋肉に変わって動きを制御する為に靭帯や軟骨に対する負担が増えていきます。
この負担により、軟骨がすり減ったり、炎症が起こって痛みがでたり、水がたまったりといった不具合が起こりやすくなります。

痛みが出るのは、年配の方だけではありません。

年配の方だけに限らず、筋力低下による不具合はその人の体で、『以前よりも』筋力が低下すると起こりやすくなります。
仕事で筋肉をよく動かすような環境であっても老化は気づかない間に進んでいます。
弱ってしまってから、新たに筋力をつけるのは大変です。

健康であればそれほどでもありませんが、
いざ痛みが出てしまうと病院で『筋力をつけてね』なんて言われても、
運動すること自体が苦痛になります。

普段から意識して動作を行うことが大切です。

普段から意識して使うことで、筋肉の衰えは減らしてあげることが可能です。
階段の昇降、立ち上がり時など、筋肉の動きを意識してしっかり力をいれて動く習慣をつけてみてください。
同じ動作であっても、意識して動かすことで筋肉の働きがよりスムーズになり、
体をいたわる事につながりますよ。

利尻に106年ぶりにヒグマが上陸か?日本陸上最大最強危険生物に注意。

利尻島ヒグマ

利尻島にヒグマ上陸?!

5月30日利尻富士町鬼脇沼浦の海岸でヒグマのものとみられる足跡が発見されました。
利尻島にはヒグマは生息していませんでした。
利尻島で前回ヒグマが発見されたのは1912年で実に106年も前になります。
利尻富士町にある利尻島郷土資料館に当時ヒグマが捕獲された時の写真が展示されています。
当時もヒグマは利尻島に生息していないハズの動物で、大騒ぎになったそうです。

ちなみにマップで見るとこんな感じです。
北海道の最北端近辺で、まだ海も冷たそうですよね。

利尻島から北海道の一番近い陸地はおよそ19kmもあります。
見えているとはいえ、海流もある海を泳いで渡るとはとんでもない能力ですね。
報道によると、足跡は5歳前後の雄のもので、繁殖期ということで雌を探して渡ったのでは?とのこと。
むかし、『マリリンに会いたい』という映画を見たのを思い出します。

マリリンに会いたい

『マリリンに会いたい』は1988年(昭和63年)7月に公開された邦画。
舞台は沖縄の慶良間諸島、実際に有った話がもとになっています。
座間味島に住んでいるマリリンに逢うために、阿嘉島からシロが泳いで会いに行くという犬版純愛物語でした。
ちなみに阿嘉島~座間味島は3km程です。

凶暴なヒグマ

キャラクターやぬいぐるみになると可愛らしいクマですが、実物はかなり恐ろしい動物です。
ヒグマは日本国内で陸上に生息する動物としては最大で、頭がよく、火を恐れず、一度自分の獲物と認識すると固執して執念深く追う性質があるので、一たびヒトを獲物と認識してしまうと被害が膨らむ可能性が有ります。

1878年に起こった札幌丘珠事件では死者3名、重傷者2名。
1915年の三毛別羆事件では死者7名、重傷者3名。
1923年の石狩沼田幌新事件では死者5名、重傷者3名。
1970年の福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件では死者3名。
など記録に残る痛ましい被害が出ています。
近年では農作業に従事する人口が減少した影響か、ヒトや畑を警戒せず農作物に被害が増加しているそうです。

人里の近くでも暮らしています。

20年ほど前に1か月程、北海道に滞在したことがありますが、『クマ出没注意』の看板は沢山ありましたが、幸いにして野生のヒグマに出会う事はありませんでした。
ヒグマは登別クマ牧場で見る機会がありましたが、近くで見たり鳴き声を聞くと本能的な恐怖を感じる動物でした。

利尻の人たちに被害がでませんように。

追記!上陸したクマは利尻島で滞在しているようです。

今回の足跡発見をうけて森林管理局では6月11日に島の南西部4個所にカメラを設置。

2018年6月15日午後10時40分頃に林道を歩いているヒグマが撮影されていたそうです。