2018年 6月 28日の投稿一覧

フリスビーディスクドッグを始める!!【JFA】ディスクサイズの比較【NDA】

犬と遊ぶ為のフライングディスクのサイズ比較。

一般的にフリスビーと呼ばれるフライングディスクですが、『フリスビー』は登録商標であるため、フリスビーの名称を使用できるのはJFA(日本フリスビードッグ協会)のみで、他団体では『ディスク』と呼ばれています。
多少の違いはあるものの基本的な構造は同じものになります。

公式競技に使用されているディスクはJFAがやや大きめ。

ここでは、日本にある大きなディスクドッグの団体JFAとNDA(ナショナルディスクドッグアソシエーション)で使用されているディスクを中心に比較してみようと思います。

JFA、NDAとも公式競技で使用できるディスクは決まっています。
基本的に公式競技(日本一決定戦があるカテゴリー)においては、エントリー時に配布される競技用ディスクを使用します。
競技用ディスクのサイズは
JFA:直径235㎜ 厚さ29㎜ 重量約110g
NDA:直径222㎜ 厚さ31㎜ 重量約100g
と、JFAの方がNDAよりも一回り大きなモノを使用します。


画像では白がNDA。黒がJFAとなります。※JFAの競技用ディスクは白のみです。
JFAはやや平面なデザインです、NDAはドーム状でやや厚くなります。

JFAでは小型犬のみ公式競技でもサイズの小さなディスク使用が認められています。

JFAでは公式競技でも小型犬のみ『ドッグディスクMサイズ』と『スカイドッグソフト190』の使用が認められています。

NDAでは、ディスクサイズは統一ですが、ディスクの硬さを5種類から選択できます。
またNDAではベテランズクラスという8歳以上の高齢犬クラスでのみ『DOGDEPT社製布ディスク』の使用が認められています。

JFAの小型犬で使用が認められているフリスビーのサイズは下のようになります。
ドッグディスクMサイズ:直径190㎜ 厚さ27㎜ 重量約80g
スカイドッグソフト190:直径190㎜ 厚さ20㎜ 重量約66g


画像で水色がスカイドッグソフト190。白がドッグディスクMとなります。
スカイドッグソフト190はかなり柔らかい材質でリムと呼ばれる縁の部分も薄くなっています。

JFAのドッグディスクMサイズと競技用フリスビーは直径が異なるだけで、厚さやリムの幅、材質等はほぼ同じです。
どうしてもサイズが小さくなると揚力が小さくなってディスクを投げた際の滞空時間が短くなるので、勢いよく落ちてきてイヌが痛い思いをすることが有ります。
訓練中に痛い思いをすると、ディスクが怖くなってしまうことがあるので、訓練は軽くて柔らかいディスクや、布製のディスクで始め、徐々に大きなディスクに慣らしていきます。

各社のディスクサイズを比べてみる。

実際に当家で訓練に使用したディスクでサイズを比較してみます。
※JFAのレトリーブ大会、チャレンジ大会。NDAのプレジャークラス、チャレンジゲームでは競技用以外のサイズのディスクの使用が可能です。

ドッグディスクSサイズ:直径100㎜ 厚さ12㎜ 重量約12g

AIRDOG160 :直径160㎜ 厚さ20㎜ 重量約40g

大きさの比較画像


画像:緑 ドッグディスクS。オレンジ AIRDOGAIRDOG160。白 ドッグディスクM。


画像:水色 スカイドッグソフト190。白 NDA公式サイズ。黒 JFA公式サイズ。


重ねるとこんな感じになります。

※本文中の重量、サイズ等は実測値ですので誤差があるかもしれません。

細かい点ですが、NDAのディスクはリングと呼ばれるディクス表面の滑り止め?が肉球のデザインになっています。また大会によってはその大会限定の記念ディスクがもらえたりすることも有ります。
画像に使用したNDAディスクはバレンタインの大会で配布された競技用ディスクです。

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やぶ医者大賞?!一体どんな賞なの?審査会は養父市が開催。

あそこの医者はヤブ医者だ。なんて言うとお医者様に対する悪口ですが…

『やぶ医者大賞』なる賞が有るのをご存知でしょうか??

松尾芭蕉の門人である森川許六が編纂した『風俗文選』その中の『薮医者の解』という記事には下記のようなことが書かれています。(かなり乱暴な意訳です)
但馬国の養父(やぶ)にはどんな病人でも治す名医がおりとても評判が良かった。やがて「自分は養父医者の弟子である」と騙るモノが増えたため、次第に信用がなくなり元の意味と反対の現在の意味となった。

やぶ医者大賞はこの説に基づいて、毎年養父市が、へき地医療に5年以上携わるおおむね50歳以下の若手医師を対象とした賞なのだそうですよ。

養父市ってどんな所だろう?

但馬国養父は現在の兵庫県北部に位置します。
面積は422.91㎢。人口は23000人程。
樹齢1000年を超えるエドヒガンザクラ『樽見の大ザクラ』や『建屋たきのやのヒダリマキガヤ』『口大屋くちおおやの大アベマキ』などの天然記念物が有ります
特産品は『蛇紋岩米』『朝倉山椒』『ネクタリン』など、ネクタリンスイミツトウユトウという2品種の桃を交配した特産品で養父市でしか食べられないそうですよ。7~8月の季節限定で販売されているそうです。

歴代の『やぶ医者』先生(汗)

歴代のやぶ医者大賞受賞者。(勤務先は受賞時のもの)
第1回やぶ医者大賞
広島県北広島町の雄鹿原診療所長
東條環樹 医師
山口県萩市の国民健康保険むつみ診療所長
前川恭子 医師

第2回やぶ医者大賞
島根県隠岐郡西ノ島町の西ノ島町国民健康保険浦郷診療所長
隠岐広域連合立隠岐島前病院知夫村診療所兼職
白石裕子 医師
香川県綾歌郡綾川町の国民健康保険綾上診療所長
十枝めぐみ医師

第3回やぶ医者大賞
美馬市国民健康保険木屋平診療所長
藤原真治 医師
滋賀県の東近江市永源寺診療所長
花戸貴司 医師
第4回やぶ医者大賞
滋賀県米原市の地域包括ケアセンターいぶき
臼井恒仁 医師
岡山県苫田郡鏡野町の鏡野町国民健康保険上斎原歯科診療所所長
澤田弘一 医師
第5回やぶ医者大賞
山梨県南部町の南部町国民健康保険診療所所長
市川万邦 医師
岐阜県郡上市の国保和良診療所所長
廣瀬英生 医師

賞の名前に解説が必用ですね、誤解を招きそうです。

のんびりした地域なら、ほのぼのして話のネタによさそうですね。

ちなみに、藪医者よりもさらに酷いお医者さんは『やぶ医者にもならない』ことから『筍(たけのこ)医者』なんて呼ばれることもあるそうです。