2018年 10月 9日の投稿一覧

富山の交番襲撃事件。不意打ちで殺意を持った人間に襲われたら。

富山の交番襲撃事件、徐々に色々な情報が出てきましたが。

2018年6月26日富山市で交番で警察官が刺殺され、その後小学校で警備員が撃たれて死亡した事件で、島津慧大容疑者が殺人未遂容疑で逮捕されました。
容疑者は元自衛官だったそうです。

学校保健安全法の第三章では、不審者に対する対応等も含む様々な危機管理マニュアルの作成を義務付けています。

近所の小学校でも、昔は24時間誰でも入れる状態でしたが、現在はフェンスで囲まれ、通学時間以外は正門も閉じられています。
さすまた等も用意され、非常時の訓練も行っています。

不意打ちで襲われて対応できるヒトなんてどのくらい存在しているのでしょう?

しかし、日本には兵役が無いですし、対人の戦闘訓練を受けているヒトなど殆どいない状態です。
対して今回の容疑者は元自衛官と言うことで、対人の戦闘訓練も受けていたであろうと想像できます。
襲われた警察官の方もなにがしかの訓練を受けてはいたでしょうが、不意打ちであれば対応するのは難しいでしょう。日本ではふつう交番に駆け込んでくるヒトは『助けを求めている』方でしょうから。

全く想定していない事態に瞬時に対応することは困難です。そのためにマニュアルを作り、ある程度想定することで、不審者に対した際にパニックにならないように対応するのが狙いです。
学校では沢山の子供を守らないとならない、しかし先生方に武器の取り扱いに長けた不審者の対応を完璧に求めるのは難しでしょう。

どの程度の事態を想定してマニュアルを作ればよいのか?

災害もそうですが、想定外の事態が起こる。それに対しなおハードルを上げた事態を想定する。対策としてはしょうがないのかもしれませんが、結局中途半端な対策になってしまう。
特殊な訓練を受けた不審者が拳銃を持って侵入してくる。』などという事態に完璧に対応しようと思ったら、学校は『冴羽亮』か『デューク・東郷』に依頼するか、先生たちに特殊部隊のような訓練をしてもらわなければなりません。

東北の地震を受けて、僕の入っている自治会においても自主防災隊なる組織が作られ、災害時の助け合いの為のマニュアルを作っています。
しかし、現実には現状何かが起こっても、スムーズに機能するのは難しそうです。

比較的、小さな災害を想定した訓練から始め、段階的に大きな災害に対応していく訓練を行うのが良いような気がします。

いっそ全国共通の対策マニュアルを作成してはダメでしょうか?

学校等の対策も各々立地や環境は異なりますが、一つの統一基準マニュアルを作成して、想定できる範囲ならば、確実に対応可能なクオリティを目指す。そしてそこから、それぞれの周辺環境に基づいたマニュアルを作成していってはどうでしょうか。
教員採用試験の必須課目に護身術なんていう課目が必用になってしまうかもしれませんね。

【日産マーチ】コンパクトカーでも平らに寝られるベッドを制作【車中泊DIY】

車中泊自作ベッドマーチ

コンパクトカーでも車中泊で平らなベッドで寝たいのです。

近年は車中泊が流行りなんだそうで、ディーラーのセールストークでも『車中泊ができますよ』なんて言われたりするそうです。
車中泊するのなら、やはりキャンピングカーや1BOX車が快適ですが、たまにする事の為に皆がわざわざ車を乗り換えられませんし、なにより大きい車は普段使いに何かと気をつかって面倒くさいです。
それに、シートアレンジの『フルフラット』ってすべてのシートが倒れるダケで、実際に睡眠をとるには凸凹が多すぎてしっかり寝られなかったりするんですよね。

マーチの車内にDIYでベッドを制作する

お金を出せば、様々な車中泊キットが簡単に手に入りますが、今回はDIYでの平らなベッド制作をご紹介します。
材料はホームセンターやネットショップで容易に入手可能です。

材料はこんな感じです

マーチDIY車中泊ベッド
イレクターパイプ
接続パーツ
桐板
皿ネジ

プラボックス
ハンドカッター

ハンドカッターはイレクターパイプを切る道具ですので、あらかじめ正確にサイズを計画してホームセンターで切ってもらうなら不要です。
中々計画通りには進まないモノ。現物合わせで造るなら是非用意しておきましょう。

今回ベッド作りに使用した車種は、日産のマーチ(2代目 1992-2002 K11)です。

まずは採寸など行い、イメージをつかみましょう。

取敢えず車内の使用可能な空間を計測します。
コンパクトカーですと車体に対して横向きはかなり小柄な人でないと無理だと思います。むしろ横向きで寝られるなら後部座席の足元だけ埋めればかなり快適に寝られるかと…。
縦向きでも身長が高いと、ちょっと苦しいかもしれませんね。
今回は車内の空間を斜めに使うことにしました。

これならば、足を伸ばして寝られる。ハズ…。

強度とか判りませんが、組み立てたイレクターパイプは車内のいたる所で車体と接触していますので、まあ気にしない方向で。
イレクターパイプの必要な長さと接続パーツの個数が判れば十分です。(多分…)

イレクターパイプを必用な長さにカットしていきます。
ハンドカッターでパイプを挟んで、刃のついているネジを締めこみ、黒いノブを持ってパイプの周りをぐるぐる回すと切れます。

現物合わせで形を造っていきます。
足の下には高さ調整パーツを入れると、カットは多少誤差があっても後で調整できるので大丈夫です。


↑プラボックスはここに使用しました。
多少の荷物スペースの確保の為と、柔らかい座面にうまく足を合わせられなかったこと、設計図とかなり変わってパイプが足らなくなったのも理由のひとつで深い意味は有りません(汗)

骨組みができたら、天板を制作します。

桐板をカットして…
板は何でも良いですが、桐は柔らかくて加工しやすいです。

日産マーチ自作ベッド車中泊

はめ込みのジョイントパーツ(イレクタージョイントJ-46 S BL)を桐板にねじ止めして…
こんな感じに取り付けられるようにしました。

組み立ての利便性と積載性の折り合いを考える必要が有りそうです。

このままでは運転できないので、分解して積載できるように、イレクターパイプの骨組みは接着せず、はめ込んであるダケです。
ドアを閉めると、ぎちぎちのサイズになっているので、使用中に急に倒壊する心配も無さそうです。

※積載に無理が無い程度に接着して、外した部分は組み合わせ場所が簡単に分かるよう、取付部分のそれぞれにテープ等で合印を入れるのがお勧めです。
実際に使用する際に、暗い車中泊場所で、どの部分のパーツか判らず組み立てに四苦八苦しました。

車中泊ベッドDIY

今回作成した台座の上に5cm厚程の断熱マットを載せて使用しました。
車内で起き上がることは難しく、寝返りが打てないと結構苦しいので、台座はできる限り低く作成する必要が有りそうです。また低くすることで、シートとの接触面が増えて強度的にも安心です。

このベッドの製作費は、ハンドカッターとプラボックスを除いて、約7500円程で作成することができました。

※設計や強度については素人ですので、一切責任を持てません。制作する場合にはご自身の責任で行ってくださいね。