ドライブレコーダードライブマンをコンテカスタムに移設
以前デリカD:5に取り付けていた、ドライブレコーダー アサヒリサーチ株式会社のドライブマン720s
ドライブマンは全国の警察や、海上保安庁などにも納入されている製品なのだそうです。
購入した時には、よく調べなかったので全然知りませんでした。
今回、ドライブレコーダーを新規購入するにあたり、色々調べていたところ、ドライブマンは保証期間外であっても、有償修理が可能という情報を見つけました。
廃番モデルの場合も、有償で現行モデルに交換できるようです。
ケーブル等は必要なら別途有償購入となり、本体のみとなりますが、普通に購入するよりは少し安い…のかな?
ドライブマン有償交換の場合の値段は下記のようになっています。
GP-1本体 16000円
720α+本体 12000円
1080sα 15000円
BS-8a本体 14000円
TW-1本体 14000円
※保証期間外は送料も有償です。
またアップグレードサービスとして、TW-1からTW-2へは故障していなくても、有償(23000円)で交換できるようです。
ドライブマンの有償修理手順
せっかくなので故障したドライブレコーダーを、新機種に交換してもらおうかと、手続きを確認してみました。
ドライブマンのHPで『FAQ・MAINTENANCE』のページ『修理のご依頼』の項に修理依頼の方法が掲載されています。
『ドライブマン』『修理』等で検索すると、アサヒリサーチ株式会社ドライブマン事業部のHP該当ページに行くことができます。
修理に出す前に、動作不良の確認をする項目も掲載されています。
ドライブマン720sに再び命の火が灯る!!!
電源を入れても、5秒程すると電源がOFFとなってしまい、何の操作も受け付けてくれない状態だったのですが、SDカードを抜いて、電源を入れると『SDカードが入っていない』エラー表示が出て、起動しました。
そういえば、ときどき本体から『ピーピー』と電子音が鳴っていたのですが、SDカードの読み取りエラーだった様子。
気にせず再起動して使っていました(汗)
新しいSDカードを入れると、あっさり動作しました。
ドライブマン720sは、SDカードのエラーだと本体が反応しない仕様となっているようです。カード認識不良と同じでも良いのでSDカードエラーの表示がでるようにしてくれれば良いのに…
とはいえ、2013年に購入してから24時間体制での使用と考えると、随分頑張ってくれました。ありがとう東芝SDカード。
ダイハツ コンテカスタムにドライブマン720sを取りつける
さて、ドライブマン720sが直り(壊れてない)1台ドライブレコーダーが余ってしまったので、ドライブレコーダーが付いていなかったコンテ号にドライブレコーダーを取りつけることにしました。
電源コードは、デリカから取り外す際に適当に切ってしまいましたが、コードの中は個別に被膜をかぶった3芯ケーブルとなっていて、配線は簡単そうです。
駐車監視モードは無くてもいいので、イグニッションと連動する配線だけ確保すればいいだけ。
となると、ヒューズボックスから電気を持ってくるのが楽ですね。(配線も簡単ですしね)
近所のオートバックスでヒューズ電源を購入してきました。
※ヒューズには色分けされているアンペアの数字以外に、形状の種類が有ります。
車内ヒューズボックスはグローブボックスの奥にあります
まず、助手席のグローブボックスを取り外します。
グローブボックスを開けると、ボックス奥の両側にプラのツメで引っかかっているストッパーが見えるので、その部分を押して片側づつ引っ張ると取れます。
グローブボックスを手前に倒すようにして、引っ張ると下側のツメも簡単に外れます。
グローブボックスを外すと、奥にヒューズボックスが見えています。
ヒューズを外す道具も付いています☆親切。画像だと紫のヒューズの下に写っている白いプラのパーツです。
ヒューズの配置図はグローブボックスの裏側に表記されています。
アクセサリーソケット周辺が配線でごちゃごちゃするのがイヤで、車内のアクセサリーソケットは使用していないので、アクセサリーソケットのヒューズから電気をもらうことにします。
おそらくSOCKETと表示があるヒューズでしょう。知らんけど…
ヒューズ電源には向きがある?!
配線に一定以上の電気が流れると、回路を保護するためにヒューズが切れて電気が流れないようになっています。
よって、ヒューズ電源で電気をとるのは、ヒューズの(-)側(電源を取った機器もそのヒューズの回路に属する)だと思っていたのですが、ヒューズ電源の説明を見ると、ヒューズの(+)側に配線がくるようにセットするのが正解のようです。
ヒューズを抜いて検電テスターを使用し、イグニッションONで電気が来ている側を…
検電テスター持ってないよ
テスターは持っているけれど、検電テスターなんて持っていません。
ドライブレコーダーの消費電力なんて大したことないし、アクセサリーソケット使ってないし、そもそも今まで逆だと思っていたし、問題ないんじゃね?
悪魔の声がささやきますが、真実を知ってしまった今、できれば正しくセットしたい。
ネットで検電テスターをよく見ると、これって形が違うだけで手持ちのテスターと同じなんじゃ?
テスターで(-)の車体アースと、ヒューズ内の端子を両側確認したら行けそうです。
いや、よく考えたら、ヒューズの(-)側と、車体アースはイグニッションOFFの状態でもつながっているんじゃないか?
試してみると、イグニッションOFF状態で片側は車体アース線と繋がっているようです。
車内に見えないように配線を通す
ヒューズ電源の差し込み方向が解決したところで、先に車内の配線をしてしまいます。
配線はグローブボックス裏から、ダッシュボード横を通り、Aピラーから天井を取り回し、ルームミラー裏側に出します。
Aピラーを取り外す
ドアのモールを天井位まで外してから、Aピラー内張の上の方をつかんで、車内方向に引っ張ると外れます。
Aピラー内装はピン2本で止まっているだけです。上側のピンが車体に残ってしまって外すのに苦戦しましたが、なんとか外せました。
ピラー内装下側は、2本のツメがダッシュボードに引っかかっているダケなので、少し上に引っ張ると外れます。
天井は、ミラー裏側当たりから、適当に配線を押し込み、Aピラーに通っている配線に添わせてそのままダッシュボードの隙間からグローブボックスの裏側に通しました。
Aピラーの内装は下側のツメを正しくセットして、押し込めば簡単に戻ります。
ドアモールを元通りにはめ込めば完了。
(-)線はクワ型端子で車体に共締め
ドライブマンコード内の黒い配線にクワ型端子をつけて、車体ネジに締め込み…
ドライブマン配線の赤いコードを、ヒューズ電源と接続、ドライブマン配線内の白いコードは使用しませんでした。
※駐車監視モードを使用したい場合は常時電源とイグニッションで通電する配線に赤コードと白(オレンジ)コードを接続する必要が有りますが、駐車監視モードが不要ならこれでOKのハズです。
ドラレコ保護の為のヒューズも忘れずに
ヒューズ電源の取り出し線についていたヒューズが5Aでしたので、元はドライブマン配線の白(オレンジ)コードの先に付いていた2.5Aのヒューズボックスをヒューズ電源の5Aヒューズとの間に移設しました。
ドライブマン720sの配線を、元から通っている他の配線とまとめて、グローブボックスを元通りにはめ込めば配線は終了です。
本体はミラー裏側に取り付けました。
作業時間は30分位でした。
今のところ、問題無く動作しています。