鳥羽の公営運動施設が集まる一画にある鳥羽市民の森公園

『鳥羽市民の森公園』は、すぐ南側に野球場やプール体育館、テニスコート、多目的グラウンドなどがある、公園が集まるエリアの一画に有ります。
鳥羽市民の森公園の南側には、鳥羽商工会議所、鳥羽市立図書館等が建っています。

駐車場に車を停めて、公園内に入っていくと。
ちょっとした動物園のようになったエリアが有ります。

小動物園では、ニホンザル・ウサギ・インコ・ヤギ・クジャクが飼育されています。

こちらには、ニホンザル、ウサギ、インコ等が飼育されています。

ヤギはフェンス一枚隔てて、すぐ目の前で見る事が出来ます。

ヤギさん達は、近隣住民に愛されているなぁ。という感じ。
『なんかくれるの?』といった感じで寄ってきます。

袋に野菜くずを入れて持ってくる近所の人がいたり、
雑草や木の実を一生懸命集めて、『どーぞ』と差し出す子供がいたり…

ヤギも慣れたもので、上手に舌と口先を伸ばして子供たちの差し出す葉っぱをモグモグ。

ヤギ舎の裏側は、広めの鳥舎となっていて、孔雀が飼育されています。
鳥舎の中には大きな池が有って、以前はフラミンゴもいたそうですが、今は孔雀しかいないようです。
孔雀の残りエサを狙ってか、大量のスズメもひしめき合っています。

公園奥には公園通称の元にもなったガリバーが

動物エリアから、中央の広場の反対側は遊具スペースが有ります。

何やら、巨大なヒト型が…

公園のすぐ脇を走る道路からも、木々の隙間からその姿が見えるので、
『なんだろう??』と気になる人も多いみたいですね。

ヒト型の正体は、『ガリバー旅行記』のガリバーです。

鳥羽市民の森公園のガリバーは、高さ6メートル幅12メートルと結構大きく、東屋も兼ねた遊具となっています。
と、いっても、背後の階段から上った際に左脇をくぐれるトンネルが有るのと、右手がすべり台となっているだけですが。
すべり台を滑り降りると、ガリバーの手のひらの上に乗っかります。
小人になった気分…

この『ガリバーのすべり台』が有るので、『鳥羽市民の森公園』は地元では通称『ガリバー公園』と呼ばれています。
このガリバーは、かつて鳥羽駅前で海上パビリオンとして利用されていた、ブラジル移民船『ブラジル丸』の甲板に有ったものが移設されたそうです。
かなり色あせて、不気味な雰囲気を醸し出していたのですが、改修工事が行われ2019年の2月6日より、色鮮やかに塗り直された新たな姿に生まれ変わっています。

このほかにもすべり台やブランコといった定番の遊具や複合遊具、砂場や乗れる動物やアオムシのオブジェなど、結構欲張って色々設置されています。
オブジェは何故か、『これで正解なの?』と疑問に思う位埋まっています。

色々楽しめて一日遊べる公園です

トイレは小動物園の入口付近にあります、平成22年に改修されキレイです。
県道750号線を挟んだ向かい側には、イオン鳥羽店も入店している鳥羽ショッピングプラザハローが有ります。
水飲み場や、自動販売機も駐車場付近に有ります。
同じ敷地内に市立図書館が有ります。
ポケモンGOをしている人もちらほら。
広場を囲むように周囲に桜の木が植えられており、お花見スポットとしても人気です。

鳥羽市民の森公園へのアクセス

三重県鳥羽市大明東町1

車:国道167号線鳥羽駅前から、県道750号線(相差パールロード方面)、加茂川を渡ると右側にイオン、左にガリバーが見えます。最初の信号を左折すると駐車場の入口が有ります。
無料駐車場有り

公共交通機関:近鉄志摩線 志摩赤崎駅から徒歩950m
鳥羽駅前、鳥羽バスセンターから路線バス『かもめバス』乗車約10分。『市民の森』下車。