女仙

コノリト休眠期の水やりどうしてます?

冬型メセンの休眠期の水やりどうされています。
当家のリトープス・コノフィツム系の鉢植えは、完全断水。GW頃から天気を見ながら断水して5月中旬には完全に乾いた状態としています。
あせって日陰に移動して管理すると、葉の中に蓄えている水分を使って(?)新葉が徒長気味に成長してしまうので、表面の旧葉が乾くまでは場所は変えずに断水状態で管理しています。

完全断水は必ずしも必要でない

完全断水とすると、蒸れて腐るリスクは少ないのですが、根が完全に枯れてしまい、翌年挿し芽で根を出さないと復活を失敗することもあります。
実際、断水と日陰管理はしなくても夏越えは可能で、ハオルチアと同じ鉢に植えていた玉型メセン(コノフィツム/聖像)が、夏場も2週毎の水やりで何年も普通に夏を越えていました。
聖像聖像
画像は同じ鉢植えです。10年以上水やりのみで放置していました💧

完全断水しないと、身割れがおきて来年の新葉が大きくなって出てきてしまいますが、その分成長するわけですから生育と言う面では断水しない方が有利でしょうね。

コノフィツムが溶けた

先日購入してきたコノフィツムも、6月初旬で既に当家のモノは完全に茶色い状態に乾いている時期ですが、緑色でぷりぷりです。
群生している方は、身割れが起きていたり、既に茶色く乾いているモノも混在している状態です。

多肉植物

せっかくなので、日当たりの良い窓辺に置いておいたら…

コノフィツム
溶けました💧
コノフィツムを気温の高い日に強い日差しの下に置いておくと、たまに溶けます。
葉の中の水分で、茹でられたような状態になってしまうのでしょうか。
幸い被害はこの一つのみでした。
触ってみると、表面の旧葉がダメになったのみで、中に有る新葉は無事そうです。

女仙
乾くまで放置すれば良いかな?
と思ったのですが、表皮が水分の蒸発を妨げるのか 2日程経ってもあまり変化は見られず。

そして、ふと気づきました。
乾く前にカビでも発生してしまうと中の新葉もダメになってしまうのでは?

不安になったので、溶けてしまった葉を取り除くことにしました。

ストリックス
表面を擦ってみると、溶けた旧葉が簡単にドロッと取れてきました。
水分をたっぷり含んだ葉はゼリー状になっています。
栄養もたっぷり含んでいるでしょうし、カビが発生したら即全体に広がってしまいますね。

ストリックスメセン
中の新葉を傷をつけないように、出来るだけ傷んだ旧葉を取り除きます。
慎重に慎重に…

玉型メセン
新葉は3つ出来ていました♪
薄い皮が被っているようですが、気にしない気にしない。来シーズンに成長が始まれば取れてしまうでしょう(多分)。
メセンの葉は1シーズンに1枚のみ、新葉に傷が付いてしまうと来年の成長に影響が出るかもしれません。

全部キレイに取りたい所ですが、群生していて隣が詰まっているので、隣の葉を傷つけない程度にゼリー状となってしまった旧葉を出来るダケ取り除きました。
あとはティシューで水分を取って、風通しの良い所で乾かしておきました。

取敢えずは大丈夫そう、かな?

冬型のメセンが断水期にはいる6月頃の日本は梅雨時で気温も湿度も高めです。
蒸れてカビや腐敗が起こりやすく、かといって小さい株では断水に耐えられない事もあり、水やりは悩む所ですよね。

室内に置いている場合は扇風機で風を当てる等もムレ対策に効果的です。
ソーラー電源で動くミニ扇風機なども、良いかもしれませんね。