ルービックキューブ

昔懐かしのルービックキューブ

ルービックキューブブーム覚えてますか?

ルービックキューブって知ってますか?
一面が3x3の立方体で、各面がカラフルに色分けされており、色々な方向に回して6面の色をそろえるアレです。

意外に歴史は浅く、1974年ハンガリーの建築学者でブダペスト工科大教授のエルノー・ルービックと言う方が考案されたそうです。
日本での発売は、1980年で、1981年にかけて日本国内で大ブームとなりました。
確かに、子供の頃我が家にルービックキューブが有ったのも丁度その頃でしたね。
ルービックキューブが大ブームになったのは覚えています。

そんなことを思い出していたら、なんだか無性にやりたくなって、買ってしまいました。

ルービックキューブならぬスピードキューブ

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ルービックキューブ
今回購入したものは『ルービックキューブ』ならぬ『スピードキューブ』という商品。

『ルービックキューブ』は、メガハウスの登録商標で、ライセンスを取得していないメーカーのモノは違う名前で販売されていますが、一般にはそれらも含めて『ルービックキューブ』と呼ばれているんだそうです。
成る程…『ジープ』みたいな感じでしょうか。
この記事では、わかりやすいように商品名を『ルービックキューブ』で統一することにしますね。

さて、私が買ったルービックキューブ、メガハウスのルービックキューブと違いは何?と聞かれても判りませんでした。まぁ、当たり前ですね。
形も同じですし、色も『世界標準配色』と『日本配色』というのが有るようなので「ここに違いが?」とも思ったのですが、本家メガハウスのルービックキューブと同じ『世界標準配色』でした。

ルービックキューブ
見るからに中国のパッケージですねぇ。
パッケージの男性は著名な方なのでしょうか?

ルービックキューブ
商品名は『魔方』
魔域文化という会社が造っているようです。

ルービックキューブ
入っていた説明書も、当然中国語ですが…
構造と、動かし方の説明なので、中国語が判らなくても問題なしですね。

ルービックキューブ
裏側には、解法らしきモノも描かれています。

早速、試しに少し回転してみると、軽い力でクルクルとよく回ります。
物凄くスムーズ!!
昔、家に有ったヤツと全然違う!!単純そうな玩具ですがちゃんと進化しているんですね。

ルービックキューブ6面揃えに挑戦

今まで一度も成功したことのない6面揃え

皆さんは、ルービックキューブを6面揃える事ってできますか?
子どもの頃、大ブームでルービックキューブを持っていたにも関わらず6面なんて揃ったことが有りません。
大人になった今、新しく手に入れたルービックキューブで暫くやってみましたが、やっぱり揃う気がしない…。
子どもの頃は、本当に頑張って自力で6面揃えるしかなかったですが、時代は変わっています。
今や、生活になくてはならない”インターネット”と言う強い味方がありますからね。
試しに『ルービックキューブ解き方』で検索してみると、攻略法のサイトがいくつも見つけられました。

ルービックキューブ公式ホームページに頼ることに

ルービックキューブの商標を持っているメガハウスさんの、ルービックキューブ公式HPに図解と動画付きでLBL法という解き方の解説がありましたので、その通りにやってみました。

LBL法はLayer By Layerの略で、ルービックキューブを一層づつ順番に揃えていく方法で、この方法を発展していくと物凄い速さで6面を完成させることが可能なんだそうです。

6面揃えを始める前に

ルービックキューブの構造と、各部分の名称を覚えておくと、解説がスムーズに理解できると思います。

まずは、色です。6面ありますので、6色あります。
世界標準配色は、白・青・黄・緑・赤・オレンジの6色となっています。

色の並びも決まっているみたいで、立方体の展開図(横棒が長い十字架を想像してください。横棒には4面・縦棒には3面あります。)で説明すると、横棒の4面は、白・青・黄・緑で、青を中心とする縦棒は、青の上がオレンジ、青の下が赤となっています。
つまり、青の反対面は緑、オレンジの反対面は赤、白の反対面は黄となるようになっています。

ルービックキューブは、キューブの集合体ですよね。その各キューブにも名称があるようです。

  • センターキューブ:面のど真ん中にあるキューブ(ルービックキューブ1個に6個ある)
  • コーナーキューブ:立方体の角にあるキューブ(ルービックキューブ1個に8個ある)
  • サブキューブ:その他のキューブ(ルービックキューブ1個に12個ある)

段にも名称があり、一番上が上段・真ん中が中段・一番下が下段となっています。

6面揃えチャレンジ開始

HPとにらめっこしながら、とにかく指定の手順通りにキューブを回転させていきますよ。

まず、青の面が上と決めます。

青面に十字を作る

ルービックキューブ
青面に十字ができるように揃えます。コーナーキューブが青になっていても構いません。
この時に、他の面の中段のセンターキューブの色と、青色の十字とくっついているサブキューブの色が同じになるように揃えます。
上の写真ですと、黄のセンターキューブと上段のサブキューブ(青の面と接しているキューブ)が同じ黄、オレンジのセンターキューブと上段のサブキューブが同じオレンジになっていますよね。

さらっと書いてありますが、ここまで揃えるのにすでに四苦八苦しました(笑)。

青面と接している面の上段をすべて同じ色にする

ルービックキューブ
続いて、青面のと接しているコーナーキューブが、センターキューブと同じ色となるように揃えます。
上の写真では、青面が上になっていませんが(汗)、青面を上と考えてもらって、センターキューブが黄の面の上段すべてのキューブが黄、センターキューブがオレンジの面の上段すべてのキューブがオレンジとなるようにします。

緑面・青面の以外の面の中段をすべて同じ色にする

ルービックキューブ
続いて、中段のサブキューブの色を揃えます。
指定の手順でカチャカチャと動かしていくと…なんとかできました。
画像だと、底面が青色ですが(汗)、見えていない黄面とオレンジ面も2段色が揃った状態になっています。

緑面に十字を作る

ルービックキューブ
次に、青面と対面に当たる緑面で十字を作ります。この時は、他の面の中段のセンターキューブの色と、緑の十字とくっついているサブキューブの色が同じになっていなくてもOKです。上の写真でも、オレンジのセンターキューブなのに、緑と接しているサブキューブは赤ですよね。
段々手順が複雑になってきますが、何とか出来ました。

緑面を完成させる

ルービックキューブ
今度は、緑面を揃えます。
手順通りに操作していくと…緑面が揃いました。
これで、底面の青面と緑面の2面が揃いました。

緑面と接しているコーナーキューブをセンターキューブと同じ色にする

ルービックキューブ
続いて、緑面と接しているコーナーキューブを、センターキューブの色と合わせます。
上の写真でも、センターキューブが黄だと、緑面と接しているコーナーキューブも黄、センターキューブがオレンジだと、緑面と接しているコーナーキューブもオレンジになってますよね。
手順がややこしくて、一度どこか判らなくなってしまうともはや復旧は困難です…。

サブキューブの色を揃えたら完成!

コーナーキューブの色が揃ったら、最後に残った緑の十字と接しているサブキューブの色を、センターキューブの色と合わせれば…。

ルービックキューブ
じゃーん!!
6面揃える事に成功しました!!
同梱されていた説明書に描かれていた手順も、この方法を表したモノのようですね。

攻略法を見ながらの6面揃えでしたが、1時間程掛かけて完成。
携帯の画面の小さな説明を見ながらでしたので、間違えて何度もやり直すなど大苦戦の長い道のりでした。

上級者の6面揃えるタイムはどのくらい?

上級者だと、どの位の時間で6面揃えるのかと調べてみました。
ルービックキューブの6面を揃えるスピードを競う競技は、『スピードキュービング』と呼ばれており、専用のタイマーなども販売されているメジャーな競技らしいです…。
専用タイマーはのマホアプリまで有りましたよ。

そして、世界記録のタイムは…

3.47

という数字が出てきました。
ほうほう、4分弱でできるんだー…と思ったのですが、違います。
なななんと3秒47!!!
トップクラスともなると10秒未満のタイムで6面揃えてしまうんですって。
YouTubeなどにも動画が有りますが、最早意味が判らないレベルです。

そこまでのレベルまで頑張らなくても、脳トレや指先の巧緻性訓練に良さそうなので、攻略法を見なくても出来るくらいまでは頑張ってみようかな。