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まいまいを美味しく食する?!珍味?危険?寄生虫は大丈夫?

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まいまいは危険?寄生虫は物凄い感染力を持つのか?

6月3日の『ザ!鉄腕!ダッシュ!!』番組内で、外来種の『アフリカマイマイ』を料理して食べる、という企画をしていました。
途中から観たのですが、やたらと『触るな!』『粘液も危険!』と恐らく寄生虫を危惧した様子。
沖縄出身だというスタッフも、そんなことして体大丈夫?といったリアクション。

もともと『アフリカマイマイ』食用として輸入された生物なのにそんなに危険なの?
「寄生虫が居るかもしれないから『カタツムリ』や『ナメクジ』に触っちゃいけません。」なんてよく言われていたのですが、バケツ一杯カタツムリを捕獲しても、ナメクジで遊んでも、何ともなかったけど?危険なの??と少し疑問に感じたので調べてみました。

何となく危険なことは知っている寄生虫。広東住血吸虫。

巻貝に居る危険な寄生虫と言えば『広東住血吸虫』
名前だけは知っていますが、一体どんなヤツなのでしょうか?

広東住血吸虫(広東住血線虫Angiostrongylus cantonensis)

成虫はネズミの肺動脈に寄生する線虫。雌雄異体でメスが大きい。体長は20㎜~34㎜程度。

肺動脈内で産卵し、虫卵は肺の毛細血管に栓塞し孵化すると肺胞内に移動します。
幼虫は肺胞から消化管を通り、ネズミの糞と一緒に外界に出ます。
この幼虫が中間宿主に取り込まれ、体内で発育します。
この幼虫をネズミが捕食することにより、肺動脈内で再度成虫になるというライフサイクルをとっています。

中間宿主はアフリカマイマイ、ナメクジ、カエル、エビ、リンゴガイ等が挙げられます。

ヒトへは中間宿主を食べるなどして、幼虫が体内に入ることにより感染します。

ヒトの体内では幼虫は成長することはできずやがて死滅しますが、血液や筋肉から脳や脊髄の血管や髄液の中に寄生し、好酸球性髄膜脳炎を発症します。

感染例は沖縄県が6割以上を占め、2000年6月には日本初となる死亡者も出ています。

『広東』だけでなく『日本住血吸虫』も存在

日本にも『日本住血吸虫』がいたそうです。
こちらはミヤイリガイ(カタヤマガイ)という小型の淡水性巻貝を中間宿主とし、最終宿主はヒト、ウシ、イヌ、ネコなど様々です。
人工的にミヤイリガイの生息できない環境整備を行うことで中間宿主を駆逐し、1978年以降、日本住血吸虫症の患者の報告はなされていません。

本土の報告は殆ど無かった。

松阪こた堂のある三重県では今のところ広東住血吸虫症の感染例は無いようです。
三重県では危険な寄生虫がいる可能性は知っているけれど、どこか『対岸の火事』。そして沖縄県では身近に被害者がでている『目の前にある危機』ということで、同じ寄生虫に対しても危機感が全く異なっていたということですね。

広東住血吸虫への感染は中間宿主の生食、野菜等の粘液が付着したものを食べる事でも起こる可能性があるそうです。
カタツムリを生で食べることはあまり無いと思いますが、旅行中などには好奇心でアフリカマイマイなどに触らないように注意が必要ですね。

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