鉄道

【三岐鉄道】ナローゲージの電車に乗ってSLも展示されている西藤原駅前公園へ【子供とお出かけ公園案内】

三岐鉄道西藤原駅

今回は三岐鉄道三岐線にのるよ

男の子はバスや電車が大好きですよね。
当家の3歳児も御多分に漏れず、バスや電車が大好きです。
しかし『電車に乗りたい!!』と言われても、ちょっと困ってしまいます。山手線や環状線のようなぐるぐる回っている電車がある地域ならいいのですが
適当な駅まで行って、逆方向の路線で戻ってくるという小旅行は大人には少々退屈です。
かと言って、目的地を決めて出かけても、途中ぐずりだして結局そのまま帰ったりして…

まずは近鉄線で近鉄富田駅へ

まずは、松阪駅から近畿日本鉄道を使って近鉄富田駅に向かいます。
JRの場合は富田駅から300m程移動します。
近鉄富田駅
近鉄富田駅の2番線に到着♪
乗ってきた近鉄急行に手を振って見送ります。
車掌さんも手を振ってくれてます。

近鉄富田駅から三岐鉄道三岐線に乗り換え

三岐鉄道三岐線
三岐鉄道の乗り場は、近鉄富田駅の名古屋方面2番ホームと同じホームの反対側の3番ホームになります。

三岐鉄道に使われている線路幅はナローゲージといって、在来線で普通に使われているモノより少々狭いモノなのだそうです。
近鉄富田駅
上の画像で、一番左が三岐鉄道三岐線(線路幅1067mm)。中央と右側が近鉄線(線路幅1435mm)です。
写真だとよく判りませんね。

三岐鉄道三岐線
電車は1時間に2本程。
三岐鉄道三岐線
貨物電車が走っている関係で、パターンダイヤにはなっていないのだそう。

三岐鉄道三岐線
線路幅は狭いですが、車内はそんなに狭い感じはしないですね。
車両間の接続部分の通路(?)は、かなり広くなっています。
乗り心地は…正直あまり良くはなかった。結構突き上げるような振動が有ります。
三岐鉄道サイクルパス
三岐線は自転車でそのまま電車に乗る事ができる『サイクルパス』なる区間があるのだそうです。

終点は三重県の最北端(鉄道駅)

三岐鉄道西藤原駅
近鉄富田駅から終点の西藤原駅までは、45分程で到着します。
西藤原駅は三重県の最北端にある鉄道駅なのだそうです。

三岐鉄道西藤原駅
西藤原駅の到着したホームの反対側には…

三岐鉄道西藤原駅sl
三岐鉄道の開業時に造られた、SL等が展示されています。
E101型蒸気機関車E102号機。90歳近い(1931年製造)年代物の機関車ですが、そのまま走れそうな状態に見えます。

三岐鉄道西藤原駅 三岐鉄道西藤原駅
他にもED22型電気機関車ED222号機(1925年製造)、ディーゼル機関車 DB25号機が展示されています。

三岐鉄道西藤原駅
西藤原駅の駅舎は機関車を模した形となっています。
緑の電車が待合所、後ろのあずき色の客車部分にはトイレがあります。

西藤原駅前公園

西藤原駅前公園
西藤原駅の駅前は芝生の公園となっています。

展示車両はこちらの公園からも、間近に見る事ができます。

西藤原駅前公園
柵も何も無い本当に入っていいのか?!

西藤原駅前公園の小さな線路では、ウィステリア鉄道というミニSLが毎週日曜日に運行していたようですが、2015年3月27日をもって運行終了となってしまっています。
現在は、2017年1月より桑名工業高等学校有志により桑工ゆめ鉄道として復活し、不定期で運行されています。

この日は、ミニSLは運行していませんでしたが、子供は『大きいプラレール!!』とハイテンションで遊んでいました。

西藤原駅前公園
公園内には、車輪の展示(?)なのか???
西藤原駅前公園
転がして遊ぶ遊具…ではないよね?
右側は、線路幅の比較見本の展示。説明がついているのはコレのみ。
一番下が近鉄線(線路幅1435mm)。中央が三岐鉄道三岐線(線路幅1067mm)。一番上が三岐鉄道北勢線(線路幅762mm)の線路となっています。

三岐鉄道三岐線の切符は近鉄線の自動改札を通れません

三岐鉄道ハード切符
三岐鉄道三岐線の切符は、厚紙の硬券。
検札は鋏でパッチンと切れ込みを入れてくれます。

近鉄富田駅では、有人改札を通る必要があります。

駅前にあるのは公園とお寺…

駅前には、公園以外何もありません。
飲料の自動販売機と、ビールを販売している店が有る程度です。

お子様と出かける際には、お菓子や食べ物は用意していきましょう。

 

【トロッコ電車】2つの秘湯温泉を結ぶ元鉱山トンネルを走る【熊野市】

紀州随一の鉱山跡&秘境温泉地

三重県の南部は、尾鷲市が降水量のデータ等で出てくる程度で、知名度は低めですよね。

2004年に、熊野古道が世界遺産に登録されたことで注目を集めましたが、ネット上で流行した『よくわかる〇〇県』では、三重県南部は『未開の地』だとか『野良鹿帝国領土』だとか、それはそれは酷い言われようです。

紀勢自動車道の開通によって、尾鷲・熊野方面へのアクセスは随分良くなったんですよ。

今回の目的地は、熊野市紀和町。旧南牟婁郡紀和町です。
『南牟婁郡』は『みなみむろぐん』と読みます。

松阪こた堂のある、三重県松阪市からは、伊勢自動車道・紀勢自動車道・熊野尾鷲道路を利用すると、2時間程の道のりとなります。

熊野尾鷲道路を下りると、奇岩で有名な鬼ヶ城を通過し、美しい浜辺沿いの国道42号線を少し走ってから、国道311号線で内陸部へ向かって行きます。
311号線ぞいには、いたるところに無人販売の棚が並んでいて、ミカンが売られていました。

ホテル靜流荘は北山川を望む絶景露天風呂が自慢の温泉ホテル

靜流荘
和歌山県との県境となる北山川を見下ろす場所に本日の目的地が有りました。
入鹿温泉 ホテル瀞流荘。イルカオンセン ホテルセイリュウソウ

こちらは温泉宿なのですが温泉に入りに来たのではなく、本日の目的は靜流荘の横にある施設。

トロッコ電車の靜流荘駅。

靜流荘駅
紀州鉱山で実際に使われていた坑内電車のトンネルを走るトロッコ電車に乗ることができます。
トロッコ電車は1㎞ほど離れた、湯ノ口温泉との間を1日6便運航しています。

トロッコ電車熊野

紀州鉱山は

紀州鉱山は、奈良時代頃から採掘がおこなわれていたとされている、金・銀・銅・鉛・亜鉛・黄銅鉱・螢石・錫、等の産出された鉱山で、1934年に近代鉱山としての設備が整えられ、以来1978年の閉山まで44年間にわたって主に銅の採掘がおこなわれていました。
年間で最大3000トンもの銅を産出していた巨大な鉱山だったそうです。

南北朝時代からあったとされる温泉は、鉱山の開発に伴い昭和初期に一度は枯れてしまいましたが、
紀州鉱山閉山後、鉱床調査のためにボーリングを行ったところ、地下1300メートルから温泉が湧出しました。45.7℃毎分1200Lもの豊富な湯量の温泉です。

2016年10月から12月までは、各地の名所をサザエさんが訪れる、TVサザエさんのオープニングで、赤目四十八滝と共に、こちらのトロッコ電車が登場していました。

坑道跡を利用した観光トロッコ電車が2つの温泉を結ぶ

トロッコ電車以外にも、予約が必要ですがレールマウンテンバイクでトンネルを走る事も出来ます。


電動アシスト付き自転車で、さほど体力は必要ないのだそうですが、レールマウンテンバイクが出発した5分後、

同じ線路上をトロッコ電車が追いかけます(笑)


トロッコはバッテリーで動く先頭車両が、客車?を引っ張ります。7両編成で各車両の定員は8名ですが、8名なんて乗ったらギュウギュウです。


乗り心地は素晴らしくワイルド


薄暗い坑内で、トロッコ電車内にも小さな電球があるのみですので、写真もブレブレ、窓やドアも振動で勝手に開いてきます(笑)

トロッコ電車の料金

トロッコ電車の料金は下記のようになっています。

大人 片道270円 往復540円 湯ノ口温泉入浴券付き往復券860円
子供 片道140円 往復270円 湯ノ口温泉入浴券付き往復券430円
湯ノ口温泉入浴券付き往復券は20名以上だと1名当たり大人760円380円となる団体割引も有ります。

トロッコ電車は1日6便の運行

トロッコ電車の出発時刻は下記のようになっています(2019年2月※時間は変更されている可能性が有ります)

靜流荘駅発
8時50分
9時55分
11時15分
13時00分
14時30分
16時00分

湯ノ口温泉駅発
9時30分
10時55分
12時35分
14時10分
15時40分
17時10分

湯ノ口温泉には、木造の建物が並んでいます。

湯ノ口温泉駅
トロッコ電車靜流荘駅へのアクセス

トロッコ電車靜流荘駅の住所は 三重県熊野市紀和町小川口215-1 
靜流荘 三重県熊野市紀和町小川口158 のすぐ上に有ります。

公共交通機関でのアクセス
JR紀勢本線熊野市駅から南紀広域バス(熊野古道瀞流荘線)約45分
終点の瀞流荘下車

トロッコ電車の、目玉が落っこちるのではないかと言う程の振動は一度体験してみる価値ありですよ。
三重県南部には、綺麗なキャンプ場や自然豊かな場所が沢山有りますので、これから子供が大きくなっていく過程で、お世話になることが増えそうです。

【三木鉄道記念公園】サイクルトロッコでGO三木鉄道三木線三木駅跡地【三木市】

三木鉄道記念公園に行ってきました。

三木鉄道記念公園

三木鉄道記念公園は兵庫県三木市福井2丁目12−42にある公園です。

2008年(平成20年)4月1日に廃止となった、三木鉄道三木線の三木駅の駅舎周辺を整備して作られました。
遊具のある公園と広場、駅舎等の建物を利用した記念館、休憩所、食事処等が有ります。

三木鉄道ふれあい館

三木鉄道記念公園
三木鉄道ふれあい館は、かつての三木駅の駅舎を利用した建物で、旧国鉄時代からの三木鉄道で使用されていた物品や、写真などが展示されています。
営業時間は 10時~16時30分
休館日は毎週月・木曜となっています。

MIKI夢ステーション

MIKI夢ステーションは、三木駅の車庫を改修して使用しています。
農産直売所と地元産食材を使ったお食事処となっています。
販売所の営業時間は 10時~16時30分
お食事処の営業時間は 10時~15時まで
此方は木曜日が休館日となっています。

休憩所もかつての駅の建物を利用しています。

鉄道ふれあい館の隣には大きな木造の屋根がある休憩所が有ります。
こちらは、かつて駐輪場だった建物なんだそうです。

かつて三木駅のプラットフォームがあった場所は多目的広場となっています。

三木鉄道記念公園
車止めと線路が残されており、線路には自転車のようにペダルをこいで動くサイクルトロッコが走れるようになっています。

実際に使用されていた線路跡を走れるサイクルトロッコは土曜日のみ運行

三木サイクルトロッコ
残念ながら、カバーが掛けられており見る事はできませんでしたが、かつてこの地を走っていた電車のカラーリングが施された可愛らしいデザインのトロッコとなっています。
サイクルトロッコは土曜日の10時~13時のみ、無料で利用できます。


乗車定員は4名で、残されている線路を190m程往復するそうです。

あちこちにかつての面影が残されています。

出発信号機も残されています。


遊具も電車仕様です。

三木鉄道記念公園遊具
こちらのスイング遊具も電車仕様。

三木鉄道の跡地は『別所ゆめ街道』と名づけられ遊歩道が整備されています。

三木鉄道跡地の4.8kmは別所ゆめ街道として遊歩道が整備されており、実際に歩いて散策する事が出来ます。
駅舎を利用した休憩所や、のどかな田園風景の広がる景色を楽しめます。

別所夢街道案内板
廃止となってしまったかつての鉄道跡地は、共に歩んできた年長者もその姿を見たことのない小さな子供たちも、昔を懐かしんだり、新しい楽しい思い出を作ったりできる、新たな憩いの場所として生まれ変わっていました。

【車中泊】道の駅みき周辺のお風呂・観光スポット情報【三木市】

【C58359】ますみ児童公園の蒸気機関車【亀山市】

亀山公園は広いので遊具が点在しています。

ますみ児童公園
ますみ公園は亀山公園の南側、菖蒲園を挟み亀山城址側に有ります。
亀山公園の中を通り徒歩でますみ児童公園に行こうとすると、かなり高低差が有って大変です。

自動車の場合は公園とテニスコートの間くらいの場所に駐車場が有ります。
道が狭く、死角が多いクランクになっているので気を付けてくださいね。

ますみ児童公園遊具
ますみ児童公園には、歴史博物館側の広場よりも遊具が沢山詰め込まれている感じです。
広くはありませんが、木陰も多めです。
遊具は小さめですが、公園全体をめいいっぱいつかって遊べる広さです。

池には金魚が泳いでいて、池の中には…なぜ底にそんなオブジェを…

かなりギョッとします。

砂場は雑草がいっぱいです。

ますみ児童公園の片隅には蒸気機関車 SL C58359 が大切に保管展示されています。
ますみ児童公園SL

こちらのますみ児童公園には蒸気機関車が展示されています。
C58形359号 三重県内の他の公園に有るモノの中ではかなり綺麗な状態だと思います。
製造から70年以上経っているのですから、あちこち朽ちてくるのは致し方ありませんが、大切に補完されているのが伝わってきます。
SL C58359ますみ児童公園

周囲は柵で囲まれて、触ったり乗り込むことはできませんが、公園の奥側はプラットフォーム状になっていて少し高い位置から運転室の中を覗くことができます。
SL C58359
ドアは閉められており、窓にガラスがあるので、写真では良く見えませんが、中も綺麗です。

昭和19年川崎車両 神戸工場で製造された車両で、王寺機関区、竜華機関区、亀山機関区で運行されていた車両で、昭和45年3月に廃車となるまでに1315593km走行しました。
SL C58359ますみ児童公園
こちらに設置されたのは昭和45年の12月だそうです。

昔は隣にセスナが有ったそうですが、現在は無くなっています。

他の方のHP、ブログ等をみてみると、以前は隣にセスナが展示されていたようなのですが、現在は撤去されてしまっています。

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亀山市の観音山公園は鈴鹿国定公園内に位置する自然豊かな場所にあります

観音山公園は、鈴鹿国定公園内に位置する自然豊かな公園です、テニスコート、フィールドアスレチック、生活環境保全林などがあり、かつての国民宿舎関ロッジがあった場所になります。

国民宿舎関ロッジは鉄道ファンには有名な場所でした

関ロッジは昭和42年に旧関町の公設宿泊施設として開業しました。4階建て延べ約2600㎡の建物で、26の客室を備えていました。
しかし赤字経営が続いたため、市は平成25年に指定管理者制度を導入して民間に運営を委託しましたが2年で撤退し閉館となりました。

ブルートレインの愛称で親しまれた20系の客車に宿泊することのできる客室があり、ブルートレインに宿泊できる唯一の施設ということで鉄道ファンには有名な施設でした。
関ロッジブルートレイン

ホテルの建物は『ゲストホテル関ロッジ』と名前を変え、素泊まり専用の宿泊施設として2017年7月に営業を再開しています。
HPによれば、残念ながら現在ブルートレイン客室としては使われておらず2019年ごろ解体されてしまう予定となっています。
内装等の見学は希望すればできるようです。

建物の隅にシルバーのカバーがかかっているのが、件の電車です。

静かな公園の片隅に残る蒸気機関車C50154

C50154
関ロッジの少し下にある第2駐車場の片隅に蒸気機関車が静態保存されています。
こちらの車両はC50形154号。昭和8年2月、三菱造船㈱神戸造船所で造られました。
39年と4カ月運行され、総走行距離は1806887kmにも達しています。
C50154関ロッジ
C50形は現在日本に残っているものは6カ所だけで、この車両はその一つなんだそうです。
C50形車両は樺太庁鉄道に納入された4両を除くと、154両が製造されているのだそうで、つまりここ、観音山公園に保存されている車輛が日本国内におけるC50形最終製造車両と言う事になります。

SLC50154蒸気機関車

こちらの車両には除煙板と呼ばれるパーツが無く、前がすっきりした感じです。
除煙板は機関車から出る煙を後ろに流れやすくする空力パーツで、運転席からの視認性を上げる効果が有るのだそうです。
見た目の印象がかなり変わりますね。
また、車輪がスポークのようになっているのが特徴です。
SLC50154スポーク車輪
運転室の窓には、普通のアルミサッシがはめ込まれています。

C50154

車両の横に設置されている腕木式信号は2段のタイプです。
関ロッジ腕木式信号
SL車両の後ろには、なぜかポストが設置されています。
関ロッジSLポスト
こちらのポストの投函口は閉じられており、オブジェのようです。

観音山の高台から、かつての宿場町を静かに見守るかつての主要機関車。
前にはベンチが設置されていますので、のんびり眺めながらかつての雄姿に思いを馳せてみてください。

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【D51831】ツツジの名所、余野公園の蒸気機関車は運転室に入場可能?【伊賀市】

ツツジの名所、伊賀市の余野公園に行ってきました。

伊賀市柘植町1065-4 余野公園に行ってきました。
余野公園は知る人ぞ知る関西でも有数のツツジの名所です。
その数なんと15,000本!!鈴鹿国定公園の特別地域に指定されており、毎年5月の第2日曜日には「余野公園つつじ祭」が開催されています。
5haもあるかなり大きな公園です。
駐車場の脇には2haの芝生広場があります。思いっきり走り回ってもおつりがくる広さですね。

余野公園は上柘植インターより車で10分程

余野公園は名阪国道上柘植から県道4号線を滋賀方面に7分程走った場所、滋賀県に入る直前に有ります。

余野公園

公園の入り口からは、県境の道路標識が見えています。


目立った遊具のようなモノは無いので、油断していると通り過ぎてしまいます。通り過ぎました(汗)

公園の入り口には大きな看板が出ています。

余野公園駐車場
入り口を入ると駐車場になっています。

余野公園
駐車場の奥に管理棟と休憩室があり、その前には余野公園のシンボルツリー(元?)が飾られています。こちらは樹齢120年程で3本の松の木が根元から重なり一本の大木に見える珍しい樹形で、もともとは公園の奥にある(通称)モッコ山の山頂に生えていたのですが、平成15年7月に枯れてしまい伐採したモノだそうです。

余野公園
モッコ山って?巨人の伝説があるらしい。

公園の中にあるモッコ山ですが、モッコ山という通称はこの辺りに伝わる伝説が元になっています。

ダダボーシと呼ばれる巨人が穴を掘ってモッコで土を運んだ。そしてできた山が富士山で、穴を掘った後が琵琶湖。そして、モッコからこぼれた土がモッコ山となった。というものです。

余野公園広場

蒸気機関車 D51831はフェンスに囲まれひっそり林の中に…

駐車場の脇にある広い芝生広場。画像では判りづらいですが、奥の林の中に蒸気機関車とちょっとした遊具が有ります。
芝生広場を横切ると鬱蒼と茂った木々の間に蒸気機関車が姿を現します。

余野公園D51831蒸気機関車
こちらのSLはD51形831号。高い屋根と高いフェンスで囲われています。
昭和17年2月、旧国鉄鷹取工場で造られた車両です。

余野公園SLD51831
吹田機関区、鳥取機関区、豊岡機関区、福知山機関区、奈良機関区で運行され、運航休止となる昭和47年までに、2010940.5kmもの距離を走行しました。


こちらは、普段施錠されているようですが、管理棟で申告すれば鍵を開けられるようです。
運転室の両側に階段がついていて、乗り込めそう

管理棟に向かうも、残念ながら管理人さんが不在でフェンスの解錠はかなわず。
残念ながら乗り込む事はできませんでした。

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SLの運転室に乗り込める公園は三重県内に残っていないのか?

三重県内の公園でSLを保存している場所は6件あるそうです。
子供の頃近所の公園に有って遊んだ記憶の残る蒸気機関車ですが、現在は見る事しかできず実際に乗り込んで触ることができる状態ではありません。
どこかに運転席に乗り込める蒸気機関車は無いのかと探していると…
2015年頃の記事で、乗り込むことができるSLがあるとの記述のあるblogを見つけ、玉城町の田丸城址に行ってきました。

田丸城址とは?

田丸城は南北朝時代に南朝方の拠点として北畠親房、北畠顕信によって築城されたと言われています。
平山城で、戦国時代には織田信長の次男織田信雄が天守を築き居城としました。
城の建物は残っていませんが、三層の天守を備えた立派なお城だったそうです。
他所へ移築されていた富士見門、三の丸の奥書院などは再度移築されて現在の場所に有ります。

田丸城址
三重県指定史跡となっており、かつての城の敷地内に、玉城中学校と玉城町役場が建っています。

田丸城址の石垣、さりげなく学校の石看板が設置されています。
田丸城址玉城中学校
田丸城は平成29年「続・日本百名城」に選出されています。
続・日本百名城のスタンプは、大手門前の村山龍平記念館に設置されています。

田丸城址の内堀には大賀蓮が植えられています。大賀蓮は6月下旬から8月上旬の開花ということで、見ごろは少し過ぎてしまったものの、大きな花が沢山咲いていました。

大賀蓮田丸城址

目的のSLは村山龍平記念館の敷地内に保存されています。

田丸城大手門の前、玉城町役場と向かい合うように、村山龍平記念館があります。
こちらでは、朝日新聞社をつくった村山龍平の遺品などを展示しています。
1階に玉城町図書館・研修室・事務室と玉城町教育委員会事務局があり、2階には玉城町郷土資料館が併設されています。

村山龍平記念館敷地の隅に目的の蒸気機関車が展示されていました。
柵で囲まれたSLはC58形414号
昭和22年から昭和48年までの27年間、北海道苗穂機関区に配属され函館線、千歳線を運行し走行距離は130万1409kmにも達しています。
昭和48年9月1日50tトレーラで現在の場所に陸送され、設置されました。
SLの前には腕木式の信号機も設置されています。

村山龍平記念館蒸気機関車SLC58414

早速近くに行こうとすると、柵の門にはカギがかかっていて入れません
そもそも、柵の門が有る場所は倉庫のような建物の奥で、猪捕獲用?の檻が無造作に置かれており、見学者welcomeな雰囲気ではありません…。

SLの運転室に上る階段は付いているものの、階段や車体のあちらこちらに『キケンのぼらないでください』の張り紙が見えます。
事故でもあって入れなくなったのでしょうか…。

職員の方に聞いてみると、鍵を開けてもらえました。

村山龍平記念館の中に入り、職員の方に聞いてみると『見学したければ鍵開けますよ?』とあっさり入れてもらえました。
こちらの車両は、雪深い北海道で運行していた車両ということで、雪かきが付いています。

蒸気機関車SLC58414

運転室に乗り込むことができる階段は封鎖されてしまっています。

蒸気機関車SLC58414

運転室をのぞき込むことは可能。自撮り棒でもあれば中の写真も撮れます。運転席のシートはかなりボロボロに見えますね。

蒸気機関車SLC58414

2018年現在、残念ながら田丸城址の村山龍平記念館にあるSL C58414は運転室に入ることはできなくなっていました。

蒸気機関車SLC58414

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【D51481】今庄サイクリングターミナル運転室に乗り込めるSL【南越前町】

国道365号を走っていると見える今庄サイクリングターミナル

福井県南条郡南越前町今庄、国道365号線を走っていると大きな駐車場があり、真っ黒な蒸気機関車の姿が見えます。
こちらは『今庄サイクリングターミナル』てっきり、自転車族用の道の駅的な施設かと思ったのですが、宿泊施設なのだそうです。
サイクリングターミナルというだけあってレンタルサイクルも80台用意されており、自転車で今庄をめぐることができます。

綺麗なD51の運転室まで乗り込んで見学できます

こちらに設置されているSLは、D51形481号

SLD51481今庄サイクリングターミナル
階段が付いていて運転室へ乗り込むことができます。

SLD51481
メカメカした計器類は綺麗な状態です。フェンスが張ってあって触ることはできませんが、かなり近くで見る事ができます。

SLD51481

SLD51481
テンダー側には柵は有りません。

SLD51481
この車両は昭和15年3月18日国鉄鷹取工場で製造され、岡山、糸崎、新見、浜田機関区で34年間使われた車両で、昭和49年町制20周年を記念して誘致保存展示されたもの。こちらのSLの設置には今庄駅より仮設のレールを敷設して行われたそうです。

今庄・敦賀間には、1000分の25という当時の鉄道設計では限界といわれた急勾配があり、トンネルが続く北陸最大の難所と呼ばれていました。北陸トンネルが開通し、その役目を終えましたが、現在も旧北陸トンネル群として国の登録有形文化財に登録されています。

実際にこの区間で使われていた車両ではないようですが、とても綺麗に保存されています。鉄道と関りの深い町の人たちの愛情が感じられますね。

SLD51481

D51形蒸気機関車とは?DとかCとかアルファベットの意味は??

D51形蒸気機関車は、JRの前身の日本国有鉄道のさらに前身である鉄道省が設計製造した、単式2気筒で過熱式の機関を搭載し、ボイラーに投入する石炭と水を積載した燃料運搬車両(テンダー)が接続されたテンダー式と呼ばれる形の蒸気機関車です。

国鉄における所属総数は1,115両で、主に貨物輸送のために用いられていました
日本の機関車1形式の製造両数でディーゼル機関車や電気機関車などを含めても、最多記録を保持しています。かつては日本中で見ることができたメジャーな機関車なのだそうです。
この他にも、台湾総督府鉄道32両胆振縦貫鉄道(1944年に国有化)5両が製造され、戦後はソビエト連邦サハリン州鉄道30両台湾鉄路管理局5両、朝鮮戦争における国連軍向け標準軌仕様機が2両製造され、その製造総数は1,184両にも上ります。

車両の名前の頭についているアルファベットは車軸の数を表すのだそうです。Dは4軸、Cは3軸となります。

【D51499】四季が楽しめる津偕楽公園にある蒸気機関車【津市】

津偕楽公園SL

津市民になじみ深い津市指定史跡名勝

津駅の近く、県道10号線を走っていくと道路わきの津偕楽公園の敷地内に大きなSLが見えてきます。

今更ですがSLって何?

蒸気機関車の事だというのは判るけれどどうしてSLって言うのでしょうか?
蒸気機関車はsteam locomotiveこの頭文字をとってSLと呼びます。

津偕楽公園のSLはD51型 499号。いわゆるデゴイチです。

明治5年9月12日、日本で初めて鉄道が開通して蒸気機関車が稼働をはじめました。
偕楽公園に保存されている、D51 499は昭和16年2月1日に兵庫県で造られ、三重県の関西線、紀勢線、参宮線を32年間にわたり運行していた車両です。
昭和48年9月1日にその役目を終えるまでに205万kmもの距離を走ったそうです。
昭和48年10月9日より国鉄より貸与され、偕楽公園に置かれています。

道から死角になる公園側には立派な階段があってSLの運転室の高さまで上がることができます。
柵が有って汽車の中に入ることはできませんが、運転席の中を覗くことはできます。

SLは錆が結構ひどく、屋根には穴の開いて空が見えている部分も何ヶ所か有ります。
75年以上も前に作られ、公園に設置されてからでも40年以上経っているのですから、経年劣化はしょうがないですが、あちこちに時の流れを感じる状態になっています。
三重県内にいくつか残存していたSL車両も徐々に解体され、実際に見られる場所は段々減ってきています。実物を見てそのリアルな大きさと迫力を感じられる機会は貴重な体験になってしまうかもしれませんね。

偕楽公園ってどんなところ?

もともとは津藩の鷹狩り場の休憩用の御殿が建てられていた場所でした。
1859年に津藩第11代の藩主、藤堂高猷(たかゆき)が家臣から土地を買収しつくった別荘「御山荘」の跡地に整備された公園です。

かなり大きな起伏のある公園で、変わった形の常夜灯や碑、古墳などの歴史的な記念物も多く見ることができます。池や橋、岩を配して回遊路がつけられており、ポケモンGOのジムも有るのですが、回遊路はかなり急な坂道があるのでかなりのカロリーが消費できます。

滑り台やブランコなどの普通の公園に有るような遊具も設置されています。
春には桜の花見客で賑わいライトアップもされ、またミツバツツジの名所としても有名な公園です。
約1000本のソメイヨシノと約3300株ものつつじが植えられています。

駐車場は有るのですが、割と早い時間に閉鎖されますのでお車で訪れる場合は注意が必用です。

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中部台公園くろすけ

三重こどもの城へ行ってきました。

三重こどもの城は松阪市中部台公園の一角にある三重県立の大型児童館です。
小高い丘の上にある特徴的な銀色のドーム状の建物です。

駐車場にはSL『くろすけがお出迎え。

駐車場は中部台公園と共用で560台と広々です。

中部台運動公園駐車場
駐車料金は無料。こどもの城にはSLのある第2駐車場が最寄りとなります。

C5851SLくろすけ
こちらのSLはくろすけという愛称がついていて、昭和46年11月よりまで松坂城址公園に設置されていましたが、平成3年2月1日よりこちらの中部台公園第2駐車場に移転設置されました。
SLと言えばD51が有名ですが、こちらのSLはC58型です。C58型51号川崎車両製造。
乗る事はできませんが、階段が付いていて運転席?の中を覗くことができます。

駐車場からこどもの城へは少し歩きます。

駐車場からこどもの城へは公園の敷地内を7分程歩きます。広い舗装道路ですが上り坂となりますので、小さな子供を抱っこで上がるのはちょっと大変です。

中部台運動公園

看板に従って歩いていくと、こどもの城のドームが見えてきます。

中部台運動公園

入館は無料。

こどもの城への入館は無料となります。入り口脇にはけん玉やフラフープ、皿回し、ディアボロなどが自由に遊べるように置いて有ります。遊び方の説明をしてくれるボランティアさんがいることも有ります。
館内は3階建てでホールを中心とした回廊のようになっています。
入り口を入ると左側にちょっとしたお土産屋さん、右側は飲食コーナーがあります。アイスクリームや食べ物の自動販売機も有ります。

三重こどもの城
中央のイベントホールではその時々でいろんな展示がされています。(展示によっては有料)
右手奥に入っていくと靴を抜いで入る部屋があり、絵本コーナー、その奥にはカプラの部屋となっています。
こちらの部屋はその名の通りカプラという積木で遊べる部屋になります。(無料)

三重こどもの城カプラの部屋
カプラとは?

カプラはフランスで生まれた積木で、細長いかまぼこ板のような木製の板を積み上げて色々なモノを作ります。積木のサイズはすべてのカプラシリーズで共通で、その厚さ、幅、長さ (117,4 mm) の比は1:3:15となっています。
広めの部屋の周りにぎっしりカプラの箱が並んでおり、踏み台がわりの椅子も準備されています。時間と根気があればどんな大きな作品も途中で積木が足らないなんて事は心配せず作ることができます。

2階には室内遊園地とクライミングウォールも。

2階にはプレイランドが有ります。
高さ7m、幅14mのクライミングウォールは小学校1年生より利用可能です(200円/45分・14歳未満は保護者付き添い必用)
時間によって利用できるコースが異なるようです。夏休み期間中は初めて体験する子供も多いためか、初級のみの様でした。
クライミングコーナーの隣には遊具コーナーが有ります。(200円/45分)こちらは子供1人につき保護者1人無料で0歳より利用可能です。
滑り台やクッションブロック等があります。
回廊を進んでいくと、舞台スペースが有ります。イベントが行われていない時はカーペット敷きの広いスペースでブロック遊びができます。木製のボールプールのような場所も有ります。

3階には県内でも最大のドームシアターがあります。

3階にはドームシアターが有ります。
こちらのドーム径は22mと県内でも最大クラスの大きさです。(一作品/大人400円・児童生徒等200円・幼児3歳以上100円)
回廊を進むとアート・サイエンススペースが有ります。
色々な工作などの体験が週替わりで準備されているそうです。
この日はちょうどドイツ生まれの動くブロックリブロックの工作が行われており、夏休み期間中ということもあってか、盛況でした。

ニューブロックコーナーでは自由にブロックで遊ぶことができます。

夏休み期間中はちょっと混雑していますが、無料のスペースだけでも、一日遊べるボリュームですよ。

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