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犬と遊ぶ為のフライングディスクのサイズ比較。
一般的にフリスビーと呼ばれるフライングディスクですが、『フリスビー』は登録商標であるため、フリスビーの名称を使用できるのはJFA(日本フリスビードッグ協会)のみで、他団体では『ディスク』と呼ばれています。
多少の違いはあるものの基本的な構造は同じものになります。
公式競技に使用されているディスクはJFAがやや大きめ。
ここでは、日本にある大きなディスクドッグの団体JFAとNDA(ナショナルディスクドッグアソシエーション)で使用されているディスクを中心に比較してみようと思います。
JFA、NDAとも公式競技で使用できるディスクは決まっています。
基本的に公式競技(日本一決定戦があるカテゴリー)においては、エントリー時に配布される競技用ディスクを使用します。
競技用ディスクのサイズは
JFA:直径235㎜ 厚さ29㎜ 重量約110g
NDA:直径222㎜ 厚さ31㎜ 重量約100g
と、JFAの方がNDAよりも一回り大きなモノを使用します。
画像では白がNDA。黒がJFAとなります。※JFAの競技用ディスクは白のみです。
JFAはやや平面なデザインです、NDAはドーム状でやや厚くなります。
JFAでは小型犬のみ公式競技でもサイズの小さなディスク使用が認められています。
JFAでは公式競技でも小型犬のみ『ドッグディスクMサイズ』と『スカイドッグソフト190』の使用が認められています。
NDAでは、ディスクサイズは統一ですが、ディスクの硬さを5種類から選択できます。
またNDAではベテランズクラスという8歳以上の高齢犬クラスでのみ『DOGDEPT社製布ディスク』の使用が認められています。
JFAの小型犬で使用が認められているフリスビーのサイズは下のようになります。
ドッグディスクMサイズ:直径190㎜ 厚さ27㎜ 重量約80g
スカイドッグソフト190:直径190㎜ 厚さ20㎜ 重量約66g
画像で水色がスカイドッグソフト190。白がドッグディスクMとなります。
スカイドッグソフト190はかなり柔らかい材質でリムと呼ばれる縁の部分も薄くなっています。
JFAのドッグディスクMサイズと競技用フリスビーは直径が異なるだけで、厚さやリムの幅、材質等はほぼ同じです。
どうしてもサイズが小さくなると揚力が小さくなってディスクを投げた際の滞空時間が短くなるので、勢いよく落ちてきてイヌが痛い思いをすることが有ります。
訓練中に痛い思いをすると、ディスクが怖くなってしまうことがあるので、訓練は軽くて柔らかいディスクや、布製のディスクで始め、徐々に大きなディスクに慣らしていきます。
各社のディスクサイズを比べてみる。
実際に当家で訓練に使用したディスクでサイズを比較してみます。
※JFAのレトリーブ大会、チャレンジ大会。NDAのプレジャークラス、チャレンジゲームでは競技用以外のサイズのディスクの使用が可能です。
ドッグディスクSサイズ:直径100㎜ 厚さ12㎜ 重量約12g
AIRDOG160 :直径160㎜ 厚さ20㎜ 重量約40g
大きさの比較画像
画像:緑 ドッグディスクS。オレンジ AIRDOGAIRDOG160。白 ドッグディスクM。
画像:水色 スカイドッグソフト190。白 NDA公式サイズ。黒 JFA公式サイズ。
重ねるとこんな感じになります。
※本文中の重量、サイズ等は実測値ですので誤差があるかもしれません。
細かい点ですが、NDAのディスクはリングと呼ばれるディクス表面の滑り止め?が肉球のデザインになっています。また大会によってはその大会限定の記念ディスクがもらえたりすることも有ります。
画像に使用したNDAディスクはバレンタインの大会で配布された競技用ディスクです。
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