
目次
前回最後に取り逃がした大物にリベンジするよ(続き)
大物を狙うならドラグ大事ですよー
ドラグを調整しよう
ドラグが調整されていて糸が無限にあるならクジラでも釣りあげられる。
何で見たのかは忘れてしまいましたが、『ドラグ大事だよ』という話ですね。
リールには大きな獲物が掛かった時の為に、『ドラグ』という糸にかかる力が一定以上となった時に自動的に糸がでていく装置が付いています。
大物が糸が支えられる力を越える力で引いた時、ウインチ宜しく対抗して糸を巻きあげれば、糸は切れてしまいます。
それを防ぐのがドラグの役割です。
昔は、レバーブレーキタイプのリールにはドラグは付いていなかったそうです。
自動車のABSと同じで、レバーブレーキを使いこなせるのであれば、ドラグが無くても糸は切られないのかもしれないですが…
大抵のリールには搭載されていますので、せっかくの機能ですから、保険としても調整しておくと安心です。
ドラグには欠点もある
ドラグは、本来糸がでていかない状態の設定の時にスプールが回転して糸がでていく機能です。
投げ釣りなどで、重い仕掛けを投げる際には、スイングの最中に道糸に掛かる負荷によってドラグが作動して糸がでてしまう事が有ります。
スピニングリールでは、仕掛けを投げる時に道糸を抑えている指にケガをしてしまう原因にもなりますね。
ドラグ調整の目安
使用する糸の1/3~1/4程度の強度に調節するのがスタンダードなのだそうです。
糸は結び目が弱くなります、また糸は使用している間に劣化したり、ガン玉を打った部分が弱くなったりするので、限界の強さより弱めに設定するのです。
リールに届く力以外でも、ガイドと糸との抵抗もありますね。
リールを購入した時に大体調節はしたのだけど…?
実はリールを購入した際に、ドラグの調節はしていたのです。
にも拘わらあず、前回大物が掛かった直後に糸が切れてしまいました。
なぜだろう??
大切なことを見落としていました。
一番弱い糸はハリスだ!!!
今まで、ルアー釣りが多かったので、ドラグの調節は道糸でしていました。
フカセ釣りでは、長いハリスを使用するので、当然ドラグの調整はハリスですべきだったのです…💧
今までしたことが有る釣りでは、大きな獲物の場合にはルアー等直接道糸に仕掛けを接続していたので、問題無かったのでした。
ドラグ調整の仕方
糸の引っ張り強度は、糸を購入した際の糸巻にも記載されていますし。
ネットで検索すると、大体の基準値を知ることも出来ます。
また、ドラグを調節する為の計器も販売されています。
バネばかりでも良いですが、バケツやPETボトル等に水を入れて調節するのが簡単で安上がりです。
- 竿にリールをセットする。
- 道糸の先に調節したい重さに水を入れたバケツ(PETボトル)をくくり付ける。
- バケツをゆっくり持ち上げてドラグを調節する。
糸の強度ダケでドラグを調節すると、竿が折れるような事態にもなりかねないので、竿のしなり方もしっかり見ながら調節してくださいね。
初心者の疑問
ドラグはリールのスプール部分に設定された力が掛かる事で、スプールが回転して糸がでていきます。
道糸がスプールに一杯巻かれている状態と、糸が少ない状態では、回転軸からの距離が変わるので、ドラグの作動する力が変わるのでは??
そんなに大きな差じゃないのでしょうか?
糸が減ってしまったら、再調整するのでしょうか。