星降る夜を観測しよう。ふたご座流星群が今夜極大に

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三大流星群のひとつ『ふたご座流星群』21時頃極大に

本日、2018年12月14日の、21時頃に『ふたご座流星群』が極大となるそうです。
松阪こた堂接骨院のある東海地方・松阪市では、月の入り時刻が22:52ころとなっていますので、月が沈み、空が暗くなる23時頃から、未明までの観察が流星を見つけやすい時間帯となります。
天気は、朝から時々雨が降っていますが、降水確率は0%。雲の状態次第といったところでしょうか。

双子の日

丁度、昨日12月13日は『双子の日』でした。
1874年の12月13日に出された、太政官指令「双子の場合、先に生まれた方の子供を、兄・姉とする」というものが双子の日の由来なのだそうです。
太政官指令が出されるまでは、地方によっては後に産まれた子供の方が先にお腹の中に居ただろうということで、後に生まれた子供を兄・姉としていました。

神話のふたご座

ギリシア神話の中では、双子座の双子はスパルタ王妃レーダーの息子で、兄のカストルの父はスパルタ王テュンダレオース、弟のポリュデウケースの父は大神ゼウスなんだそうです。二卵性双生児ですね。

二つ並んだ星の明るい方(一等星)が弟のポリュデウケースです。

ふたご座はどこにある?

『ふたご座流星群』なんて、偉そうに書いてみましたが、ふたご座がどこに有るのかも良く判りません。

アクエリアスのカミュでしたっけ…?
調べたら全然違いました。
正しくは、ジェミニのサガとカノンでした。

ふたご座の場所を検索すると、『冬の大三角形から…』とか『冬のダイヤモンドが…』とか書いて有ります。
そんなの、判らないよ…

唯一はっきりと判る、オリオン座の三ツ星を基準にして探してみることにします。
南の方の空をみて、オリオンの三ツ星から左にある明るめの星(ペテルギウス)に向かって、やや下目に3倍位の距離の二つ並びの星。これで探してみます。

ふたご座流星群を調べてみると、流星は、ふたご座の兄カストル(α星・2等星)の辺りから放射状に飛ぶそうです。しかしながら、ふたご座の位置が判らなくても、心配する必要はあまり有りません。流星自体は、放射点から出てくる訳ではなく、どの方向を見ていても同程度に見える可能性は有るそうです。

見上げてごらん夜の星を

『ふたご座流星群』『しぶんぎ座流星群』『ペルセウス座流星群』と並び、『三大流星群』と呼ばれています。毎年安定して沢山の流れ星を観測できると人気の流星群です。

来週12月23日には、『こぐま座流星群』が極大を迎えます。
こちらは、残念ながら満月の影響があるので、『星降るクリスマス』なんてロマンチックな状態は、ちょっと難しいかもしれません。
来年1月には、三大流星群の『しぶんぎ座流星群』が極大を迎えます。

毎日、携帯やパソコンとにらめっこで、なかなか星空を見上げる機会も有りませんから、この機会に、ちょっと星空観察なんて如何でしょうか?
星を見る時には、風邪をひかないように、防寒はしっかりとしてくださいね。

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