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ハロウィンは『大晦日』で『お盆』で『秋祭り』で『節分』で『欽ちゃんの仮装大賞』?!

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Halloween

秋の気配を感じるとハロウィンがすぐそこです

今年も永遠に続くかと思われた、猛烈な夏の暑さもそろそろ終了。
町中のいたるところで、カボチャやとんがり帽子の飾りつけが見られる季節になりました。
もうすぐハロウィンですね。

ハロウィンっていつなの?!

ハロウィンは10月31日。
今年(2019年)は木曜日となっています。
イベントとして行っている場所では、10月31日直近の10月末の週末に行うという所が多いようです。
ですので、2019年のハロウィンイベントは、10月27日に集中しています。

ハロウィンは現代風のお祭り?!

ハロウィンって何のお祭りか知ってる?と身近にいる若い人に聞いてみると…
『仮装してお菓子をもらうお祭り!!』
なんて返事が返ってきました。
意味なんて知らなくても、なんだか楽しそうですね。

昨年はハロウィンの仮装集団が集結する東京渋谷で、テンションが上がり過ぎた人達が無茶をして、逮捕されるような事件も発生しました。
その時期に、自然と人々が集まり、膨大なパワーを爆発させる。
ある意味、これが本来の『祭り』の形なのかな?
『昔からやっているから』なんて理由で、人やお金を集めて惰性で続いているようなモノより、よほど今の時代にマッチした『祭り』の姿を感じます。

ハロウィンは忘年会?!

ハロウィンの元となったのは、古代ケルト人のサウィン祭というお祭りとされています。
ケルト人の使用していた暦では、10月31日がその年の最後の日、11月1日から新しい年の始まりとなっていたそうです。
つまり10月31日は日本式に言えば『大晦日』。その日には、死者の霊が家族を訪ねてくるともいわれており、これは『お盆』ですね。その年の実りを祝う『収穫祭の秋祭り』も兼ねています。

何だかまとめて盛沢山なイベントなんですよ。

カボチャに名前が有るって知ってた?!

ハロウィンといえば、真っ先に顔の彫られたカボチャを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
ハロウィンの飾りつけに使われる、顔がが彫り込まれたオレンジ色のカボチャ、このアイテムの名前はご存じでしたか?

この顔の彫りこまれたカボチャは、『ジャックオーランタン』と呼ばれています。仮面ではなくランタン(提灯)です。
ジャックオーランタンは、『生前の行いによって、死後の世界に入れず現世をさまよう ジャック という人物の魂が、悪魔にもらった地獄の炎を種火にして明かりを灯しているランタン』なのだそうです。

古代ケルト人のサウィン祭で魔除けの篝火で有ったものが、いつしか形を変えジャックオーランタンとなっていったとされています。

本場ではカボチャではなくカブを使う?!

なんだか不気味なエピソードを持つ、このジャックオーランタンは元々カボチャではなく、カブが使われていました。
移民によりハロウィンの行われる地域が移動したことで、使用される材料が、アメリカで生産量の多く手に入りやすかったカボチャに変わっていったのだと言われています。
現在ではすっかりカボチャのランタンが定着し、近年になってからハロウィンが受け入れられてきた日本においてはオレンジ色のカボチャが完全に定着していますね。
本場、スコットランドでは現在でもカブ(ルタバガ)が使われているのだそうですよ。

オレンジ色のカブ…日本では、それを『たくあん』…

いえ★なんでもありません…

イベント化で宗教の垣根を吹っ飛ばした?!

キリスト教のカトリック教会では、元々ハロウィンと重なる形で諸聖人の日(11月1日)というイベントが設定されていたそうです。
Halloweenという言葉は、この諸聖人の日(Hallowmas)の前夜(even)が合わさってできたのだとか。

隣接して営業しているコンビニエンスストアのように、宗教同士で市民権を奪い合う闘いが有った…のかは判りませんが、名前を変えて他宗教のイベントとまじりあう事で古代ケルト人儀式は受け継がれてきたんですね。
日本でのハロウィンは、テーマパーク等のイベントで知名度が上がり市民権を得てきた背景もあり、あまり宗教色を感じないイベントとなっています。

ハロウィンイベントと言えば仮装ですが、元々ハロウィンの時期には、死者の霊と一緒に有害な精霊や魔物がやってくると考えられており、それらの悪霊から身を守るために仮面を被る風習があったとされています。アメリカでは、悪霊を脅かしたり同化(?)する為に、『怖い』もの仮装することが多かったようですが、現在ではあまり気にされていないようですね。

こうなると、ハロウィンには更に『節分』と『欽ちゃん仮装大賞』の要素も含まれている…かな。

近所のお家にお菓子をもらいにレッツゴー?!

ハロウィンイベントの、決まり文句は「トリック・オア・トリート(Trick or treat. )」
仮装した子供たちが、近所の家を訪ねて、この呪文を唱えます。
言われた側は、『ハッピー ハロウィン(happy Halloween)』または『トリート(treat)』と答えてお菓子を渡します。
唱えるとお菓子がもらえる 子供達にとっては夢のような呪文ですね。

注意してほしいのは、皆がハロウィンのイベントに参加している訳では無いという事。
1992年、当日16歳だった日本人の高校生が、交換留学 (AFS)で訪問していたアメリカ合衆国ルイジアナ州バトンルージュにおいて、友人宅で行われるハロウィンパーティに行こうとして間違えたお宅を訪問し、射殺されてしまうという事件が発生しました。
インパクトの強いニュースで、今でも印象に残っています。

ハロウィンで訪問しても良いお家と、そうでないお家を見分ける為に、本場ではきちんとwelcomeな家にはサインが掲げられているそうです。

日本では、せいぜい『なんだか急に子供が押しかけてきて、ビックリしたよ』位の笑い話で済みそうですが、冷静に考えれば突然訪問して『いたずらされたくなければ、お菓子をよこせ!!』なんて、イベントを知らない人から見たら強盗ですからね…(汗)

このご時世ですから、無差別に知らないお宅を訪問するのもいただけませんね。
地域で行う場合には、最低限 『明確な参加のサイン』位は決めておくべきだと思います。

知らないおじさんに
『じゃぁ、トリックで★』
なんて言われてしまうかもしれないですよ…。

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