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葉挿しオブツーサその後
葉挿しオブツーサからついに小さな芽が出た!
多肉植物を育てていると、挑戦したくなるのが『葉挿し』ですよね。
当家にあるオブツーサも、元々は一目ぼれして購入した1鉢を葉挿しで増やしたモノなんです。
一カ月以上前に、オブツーサの植え替えをしました。
植え替えの際に株の形を整える為に、ちぎって置いて有った葉っぱですが…
本日、見てみると
見えますかね?葉の根本の部分に小さな子株が出てきました。
葉を取ってから40日程経過しています。
オブツーサの葉挿し方法
・元株から出来るダケ茎に近い部分で葉をとる。
・10日程度風通しの良い日陰で乾燥させる。
・土に挿す。
一般的に水やりは不要とされていますが、以前交換会でお話した先達は『鉢底に少し土を入れて霧吹きで湿らせてから、乾いた土を入れて挿すと良いよ』と教えてくれましたので、土に挿すという状態はある程度湿度を確保する必要が有る。という事かもしれませんね。
今回は、ティッシュペーパーに乗せて、室内の本棚に適当に置いてありました。
基本通り元気なプルプルの葉を使うべきです
葉挿しを行う時は、元気な葉を使うと出芽率が良いです。
今回は株の外側の方の要らない葉ばかりで試みたので、元々少し萎れていたりするあまり良い状態とは言えない葉でした。
土に挿さなかったことも有ってか、現時点でかなりの数が干上がってしまいました。
発芽したのは、大型種オブツーサの何れも元気なプルプルの葉。
画像右から2番目のモノは、茎から取り外す際に斜めに折れてしまっていたのですが、僅かに残った葉の付け根部分から発芽しました。
何も考えずに、適当に転がして有ったのですが、葉っぱの付け根が下向きになっていたモノから発芽した様子です。
そういえば理科の授業で、発根の為の物質は重力方向に下がるような内容が有った気がしますね。
葉が親株から離れ、水分が減ることで、発根の為の物質の濃度が上がり、発根するという事でしょうか?
生育が遅くなかなか比較実験は難しいですが
観察しやすいように、適当に転がしておいたのですが、ある程度乾燥させたら、土に刺しておいた方が良いかもしれませんね。
品種によっては、湿った土に挿すのが良いとおっしゃる方もいたりと、経験則が育成の主流となっていて、画一的な育成方法が実は完成していない分野なのかな?
常識にとらわれずに挑戦すると、現在主流となっている育成方法がひっくり返る研究となるかもしれません。
ぜひ、挑戦してみてくださいね。