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車内にあるスイッチのランプも切れることがある
いつもの△マークが見えない
車内の運転席近くにある、赤くて△印のついたスイッチ、非常点滅表示灯のスイッチが光らなくなりました。
非常点滅表示灯?何それ…?と思われた方!非常点滅表示灯=ハザードランプのことですよ。
スイッチを入れると、車体についている黄色のウインカーランプが全て同時に点滅するアレです。
点灯するハズのモノが付かないのも気持ち悪いので、修理しようと思ったのですが、
ディーラーで修理を依頼するとハザードスイッチを丸ごと交換となるようです。
パーツの代金+工賃なので、中々痛い出費ですね。
ハザードスイッチが光っていなくても、スイッチの場所さえ把握していればどうにかなるので、そのままにしているという人も少なく無いのではないでしょうか。
実は私も値段を確認して、『別にそのままでも良いか』とそのままにしていました。
しかし先日、シガーソケットを使用して空気圧モニターを取りつけたのですが、その配線を隠す作業ついでにハザードスイッチを分解修理してみる事にしました。
別記事リンク:TPMS空気圧モニター取り付け
ハザードスイッチのランプを自分で取り換えてみよう
シフトレバーのノブを取り外す
私の車両はシフトレバーと同じパネル上に、ハザードスイッチがあるので、D:5の初期型(になるのかな?)です。
ということで、これらの記録はD:5初期型に対してのものです。型が違うとスイッチ位置が変わって作業も違ってきますのでご注意を!
最初に、パネルの取り外しの邪魔になるシフトレバーのノブからはずしていきますよ。
まずは、シフトノブの下にあるシルバーのリングを下にずらします。
はまり込んでいるだけなので、特に道具が無くても動かせました。
リングの下には+ネジが隠れています。
対面に2箇所あるネジを外せば、シフトのノブが引き抜けます。
シフトノブとリングを取り外しますよ。
シフトパネルを取り外す
続いて、パネルを剥がしていきます。
まず、パネル下側から上方へ浮かせるようにして、あとは隙間をあしがかりにして…
ドライバーで抉ると傷がつきますから、しっかり養生して内装剥がしを使用した方が良いですよ。
写真撮り忘れましが、シフトパネルは4か所止まっています。
ハザードスイッチを取り外す
カプラーを外して…。
ハザードスイッチは+ネジ2本で止まっています。
スイッチごと交換する場合は、この部分を付け変えれば終了ですね。
ハザードスイッチを分解する
今回は、スイッチごと交換ではなく、スイッチの中にあるランプを交換するので、ハザードスイッチを分解していきます。
4か所、ツメでとまっていますね。
ドライバーでグリグリこじ開けました。
はめ込んであるダケなので、ツメさえ何とかなれば外れます。
ハザードスイッチのランプを交換する
写真の青色の電球が、ハザードスイッチを光らせている電球ですね。
スイッチバルブのパーツ番号は8475A004。
お値段はディーラーで取り寄せてもらい、消費税込み308円でした。
基盤をカプラー接続側から押してスライドさせ、電球の裏側の溝を使い電球を90°回転させて取り外します。
元々ついていた電球は青色、新しい電球は赤色ですが…
色が付いているのは、電球にカバーが付いているダケでした。
ハザードスイッチ自体が赤いので、電球は何色でも良さそうですが、一応元通りの青色カバーと交換しておきました。
新しい電球を基盤に差し込んで…
90°回転してセット完了。
点灯確認もOKです。
組立は、2つに分解したスイッチパーツを組み合わせると、パチンとキレイに元通りになりました。
逆手順で元に戻していく
いままでとは、逆の手順で組み立てていきます。
出来上がり!!!
ハザードスイッチに光が戻りました。
ハザードスイッチのランプ交換の所要時間
今回のハザードスイッチランプの作業時間は、20分程度でした。
色々なものの取り外し方さえ分かっていれば、簡単に交換できましたよ。