生活習慣病の予防にニートが有効?隙間時間の有効活用で健康増進。

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無駄な動きが健康の為に有効になります。

『健康の為に運動をするのが良い。』そんなことは判っていますが、日々の生活に追われ、なかなか運動をする時間を取るのは難しいですよね。
健康診断の問診で生活習慣の項目にこんな質問がありました。

1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している。
日常生活において歩行又は同等の身体活動を1日1時間以上実施している。

厚生労働省の「国民栄養調査」では、「1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上続けている」ことをもって運動習慣がある人としています。
ジムや運動のサークル等に入っていればさほど難しく無くクリアできる数値ですね。

また成人病予防で有効とされるのが、有酸素運動です。
有酸素運動を行うことで体内の脂質を消費することができます。脂質は体にとってエネルギーを取り出しにくいエネルギー元ですので15分以上は運動を続ける必要が有ります。

こちらの健康診断を基準にするならば1日1時間以上歩く位の運動を毎日していることで、成人病の予防に効果があるということですね。

生活習慣病の予防にはニートも有効です。

なかなか運動できないという方にはニートが有効です。引きこもりではないですよ、むしろその逆です。
『non-exercise activity thermogenesis』 略してNEATです。
運動によるものではなく、日常生活の中で少しずつ体を動かして消費されるエネルギーのことを示しています。

例えば、エスカレータをやめて階段を使ってみる。
通勤時に1駅歩いてみる。
バスをやめて自転車を使う。等も有効です。

都会の方々は一駅でも大した距離ではなかったりしますが、田舎では一駅はとんでもない距離だったりします。
そんな場合は自転車で次の駅まで通ってみるとか、少し回り道して歩いてみるでも良いかもしれません。

動けば疲れますので、どうしても自分に甘くなりがちです。梅雨時だと『雨だから』なんて丁度良い言い訳が出来てしまいますから、気合いを入れなくてもできる程度のことを少しずつ実行していきましょう。

適度な運動は色々な事に有効です。

生活習慣病の予防だけにとどまらず、運動には様々な効果が提唱されています。
循環器、内分泌系、それに伴う精神にかかわる分野まで、枚挙にいとまが有りません。

筋肉も運動することでスムーズに働くことができます。
姿勢を保つような、無意識下で自動的に動いている筋肉がスムーズに正しい動きをすることで体は自然と良いバランスを保ち、腰痛や肩こり等も起こりにくくなります。

隙間時間を見つけて少しずつ体を動かしていきましょう。

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