愛犬のお座り姿勢。クセ?病気のサインのことも?

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まず愛犬に教えることは何ですか?

あなたの愛犬、『お座り』できますか?
この質問には、犬を飼われている方の殆どが、『できる』と答えるのではないでしょうか?
特に拘りを持って訓練している人でなくても、初めて犬を飼うという人も、犬を飼っている人の殆どが愛犬に教えている『おすわり』。

日本のケネルクラブ、JKCが主体となり行われている、コンパニオンドッグ(家庭犬)の訓練試験課目にも、その初等科の課目の中に登場する、ごく基本的な課題動作です。
犬を座らせることで、突発的な行動を抑制することができますので、犬を落ち着かせたり、同じ場所で動かずじっとさせておくことで、無用なトラブルを未然に防ぐことができる効果があります。

お座りの姿勢

どんな姿勢で座りますか?お座りの姿勢
正しいお座りの姿勢は、イメージとしてはこんな感じでしょうか。

後ろ足が真っすぐ、平行にそろった状態で腰を下ろした姿勢ですね。

人間が、長時間同じ姿勢を保ち続けるのが難しいように、犬も長時間ピシっとした姿勢でいるのは大変です。
楽な姿勢はそれぞれに異なりますので、普段コマンドできっちりと座ることのできる愛犬であっても、気が抜けると、崩れた座り方となってしまいます。

お姉さん座り、横座り

ガニ股

こんなコも…

中には人間の正座のように、後ろ足の肉球が後ろから見えるような状態でお座りするコもいます。

画像が無かったので伏せ姿勢ですが…

人間だって、足や腕を組むときに得手不得手がありますよね。犬にも楽な姿勢があっても不思議ではありません。
特に我が家のように、胴が長い、足が短い犬種ですと、普通のスタイルの犬種と比較して、まっすぐに座ると腰が辛そうなのは想像に難しくありません。

座り方の変化は病気のサインであることも…

座り方の変化は隠れた病気のサインである事もあります。

コマンドで普通に座る事ができる愛犬が、座りなおしたり、リラックスしている時に崩れた座り方をする場合は、ただの『クセ』で問題のない事が多いです。
ただし、正しくお座りすることが、出来なかったり、急に座る姿勢が変わった場合、座るのを嫌がるような場合などには、病気のサインで有ることも有りますので注意が必要です。。

正しく座ることができない原因としては下記のような事が考えられます。
股関節形成不全で股関節の動きが悪い。
膝蓋骨脱臼で膝関節の動きが悪い、痛みが出る。
関節リュウマチなどで関節の動作で痛みが出る。
ヘルニア等で座り姿勢で痛みが出る。など。

それぞれの個性が一番かわいいんです

姿勢のクセなら、特に直す必要もありません。
ちょっと変な座り方をする位の方が、『うちの子かわいい!』って思えますよね。

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