訓練された犬の最高峰。警察犬の秘密。日本警察犬協会が認める7犬種とは

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警察犬

訓練の習熟度を競う、訓練競技会。

犬の訓練をするにあたり、あれこれ調べていると『訓練』自体が『各訓練課目の習熟度を競う』競技として成立しています。
訓練された犬と言えば、どんな犬を想像されますか?

訓練された犬と言えば、盲導犬や警察犬を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

警察犬って普段どこにいるの?

警察犬ニュースでよく見かけますが、事件現場などではなく普段実際に勤務している警察犬を見たことはあまり無いのではないでしょうか?
僕自身イベント以外で警察犬を見たことが有りません。
普段の警察犬はどこで何をしているのでしょうか?

警察犬は犬種に決まりがある?

日本警察犬協会が警察犬として認定しているのは
エアデールテリア、ボクサー、コリー、ドーベルマン、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、シェパード7犬種となります。

ニュースで小型犬の警察犬の話題を見たことがあるけど?

実は警察犬には直轄警察犬嘱託警察犬の2種類が有ります。
直轄警察犬は警察で飼育、訓練を行っている警察犬。警察の正規職員?です。
委託警察犬は普段一般家庭で飼育訓練されている犬が警察からの要請で業務にあたります。
警察のパートタイマー?ですね。

警察犬を維持する為には、餌代、病院代、訓練費用等馬鹿にならない経費が掛かりますので、
経費削減の為に嘱託警察犬を採用している警察が多いです。
地域によっては直轄警察犬はおらず100%嘱託警察犬という警察署もあるそうです。

最近では大型犬を飼っている一般家庭が減少し、嘱託警察犬の採用については上記7犬種以外でも認めている警察署が有ります。
2010年には奈良県警でチワワが嘱託警察犬として採用されています。

狭い場所にも入っていけるなど、小型犬種ならではのメリットもあるのでこだわる必要は無さそうですが、三重県警では嘱託警察犬の審査条件の項目に『上記7犬種で』と明記されていました。

警察犬の歴史

1896年にドイツのヒルデスハイム市警察において警察官と一緒にパトロールを行う犬を採用したのが警察犬の始まりとされています。
日本で初めて警察犬になった犬種は1912年に警視庁が採用したコリーとラブラドールレトリバー。防犯広報の目的でイギリスから採用されました。

嘱託警察犬になるには?

年に一回開催される嘱託警察犬の審査会に参加をして合格すると採用となります。
嘱託警察犬の任期は都道府県によって異なりますが、およそ1年で必要に応じて出動要請があります。

もちろん採用されると警察から要請があると出動する必要があります。

警察犬までは目指さなくても、家庭犬の訓練競技会なども有りますので、興味のある方は参加してみると面白いかもしれませんね。

 

訓練された犬の最高峰。警察犬の秘密。嘱託警察犬審査会。

訓練された犬の最高峰。警察犬の秘密。仕事の内容は専門職分業制。

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