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コンクリート舗装とアスファルト舗装の違いはなんだろう?

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町を見渡すとコンクリートの場所とアスファルトの場所がありますね

スーパーの駐車場や道路はアスファルト舗装の場所が多いですが、ガソリンスタンドや個人のお家の駐車場はコンクリート舗装の所が多いですよね。
しかしコンクリートで舗装されている道路があったりもします。
コンクリートとアスファルトってどう違うのでしょうか?

コンクリートって何だろう??

実は、コンクリートもアスファルトも広義の意味合いでは両方コンクリートなんです。

??意味不明ですね

広義の意味合いでは、コンクリートとは、砂や砂利などの骨材と、水を『セメントなど』の糊状のつなぎと混ぜ合わせて硬化させたモノを指します。
この『セメントなど』が曲者です。例えば、つなぎにセメントを使用して、骨材と混合し硬化させたものをセメントコンクリート
アスファルトを使用して、骨材と混合し硬化させたものであればアスファルトコンクリートと呼んだりもします。

それでは、セメントとはなんでしょうか?

一般的にセメントとは、石膏や石灰石を焼いて粉末状とした、水と混合すると硬化する材料を指す言葉です。
広義には、水などと混ぜ合わせることで、糊状になり硬化する、アスファルト、膠、樹脂、石膏、石灰など全般、あるいはそれらを組み合わせた材料の総称となります。

広義のセメントにはアスファルトも含まれています。もう訳が判りませんね。

何でもかんでもコンクリート!!だと話が終わってしまうので。ここは深く考えず、スーパーの駐車場のような黒いのをアスファルト、ガソリンスタンドにある灰色のをコンクリートとしてお話していきます。

繋ぎの材質が違うだけ?どう使い分けられているの??

アスファルトもコンクリートも骨材と呼ばれる砂や砕石を糊でつなぎ合わせたようなモノで、つなぎの部分が違うだけの様です。
それでは、アスファルトとコンクリートはどんな違いがあるのでしょうか?

コストの問題
アスファルト→安い コンクリート→高い
アスファルトは原油を精製する際にできる副産物ですので、使わないと余ってしまいます。当然、値段も安価となります。

耐久性の問題
アスファルト→低い コンクリート→高い
アスファルトは夏の高温で柔らかくなりやすいため、轍ができやすい。柔らかい為、チェーン等で容易に削れてしまう等、耐久性が低いです。そのため雪国等ではコンクリーの舗装が使われていることが多くなります。

工期の短縮
アスファルトは加熱した状態で舗装されますが、冷めればすぐに使用することができます。
コンクリートは固まるまでに数日かかります。

アスファルト舗装は、舗装をした後 50℃程度まで冷めれば即開放できるので、通行止めの期間を短く工事を終わらせることが可能となりますので、既存の道路を一時通行止めとして、再度舗装する必要がある場合などに利点が大きくなります。
因みに、夏場に夜間工事が多いのは、交通量の問題だけでなく、冷めないと開放できないというアスファルトの性質上の都合もあります。

走行車両による騒音の問題
コンクリートは、割れを防止するために 10m程の間隔で目地と呼ばれる『継ぎ目』が必用となります。目地を作るとどうしてもその部分に段差ができるので、騒音の原因となってしまいます。

再工事の利便性
日本の道路の下には、電線、通信線、配管、水路など、様々なモノが埋まっています。
これらの工事をする際に、アスファルトの舗装であれば、舗装を剥がしてから工事を行い、再舗装して開放するまでの時間が短くて済みます。
コンクリートは頑丈ですが、逆に舗装を剥がして行う工事は大変になります、必然、道路の封鎖時間も長時間となってしまいます。

雨天時の摩擦力
雨が多い日本においては、雨天時の安全性が重要になります。
アスファルトはコンクリートと比較して摩擦係数が高く、雨天時も透水性が高いことから濡れても滑りにくく、日本の気候に適した舗装といえます。

視覚的な問題
どうしても暗くなるトンネル内等は、コンクリートの明るい色により、視認性を高める事ができるので、コンクリート舗装が多く使用されています。

コンクリートは耐用年数もアスファルトに比べ長いので、新しい道など開放までに余裕が有り、トンネルのような埋蔵物も無く、再工事の頻度が少ない、工事が行い難い場所では有効そうですね。

油による反応
ガソリンやオイル等がこぼれると、アスファルトは変質してしまい、そこを車が行き来することで穴が開いてしまいます。コンクリートは油に反応しないのでガソリンスタンドや、料金所など、車が頻繁に停車する場所はコンクリートの舗装が使用されています。

急な坂道でカンポックリの足跡が付いているコンクリート舗装の場所があるけど?
急な斜面ではアスファルト舗装する重機の登坂能力や、締め固める際にもしっかり固められずムラができる等の問題が発生しやすくなるため、コンクリートでの舗装が使われることが有ります。アスファルトで舗装するか、コンクリートで舗装するかは、舗装する道路の角度で何度以上と決まっている訳ではなく、道路を作る事業主体の判断によります。
カンポックリの跡は、舗装する際に、型となるリングを埋め込んで造っています。

環境問題の対策にもコンクリート舗装が有効??

ヒートアイランド現象に有効?
アスファルトは黒いので、夏場日の当たる場所では、かなりの高温になります。
温度による軟化も問題ですが、高温となり、熱源となることで気温の上昇の原因となっています。
舗装をコンクリートとすることで、ヒートアイランド現象の対策になるのではないかと考えられています。

燃費が向上する?
アスファルトは柔らかく、しなる事で転がり抵抗が増え、結果アスファルト舗装とコンクリート舗装を比較するとコンクリート舗装の方が走行車両の燃費が良くなるのだそうです。
二酸化炭素の排出量が減ることで環境問題への対策になりますね。

色々と用途を考えたうえで使い分けられている

コストと工事の利便性からアスファルト舗装が選択されている事が多いようです。
コンクリート舗装の場所とアスファルト舗装の場所を比較してみるのも面白いかもしれませんね。

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