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今日は釣りしませんヨ☆向かうは竜宮鼻
台風10号が、日本に向かって進行中のお盆休み前半。
やってきたのは、大紀町錦にある向井ヶ浜遊パーク トロピカルガーデン。
相変わらず、Googleマップから存在が消えてしまっていますが、錦湾内に造られた南国風リゾートです。
と、いっても、本日の目的地は海水浴ではなく…
↑ココです。
以前の記事で行くことができなかった『竜宮鼻』。
山村町広場からのルートは閉鎖されていたので、トロピカルガーデンからの登山ルートで向かいます。
トロピカルガーデンから登山道を行く
取敢えず、今回の目的は
- 塩浜山村広場側の入り口が閉鎖されていたが、登山道から他のルートがあるのか?
- 竜宮鼻への徒歩ルート確認
の二点です。
登山口は、トロピカルガーデンからの津波時の避難路となっています。
防波堤の内側を海岸に降りずに進んでいくと…
こちらが登山道の入り口。
扉は閂状のロックが付いていますが施錠等はされていません。
『開けたら必ず閉めるように』と、注意書きがありますが、やはり塩浜山村広場側が閉鎖されている等の案内は有りません。
登山道の名前は…
ユル〇道…
確認したのですが、忘れてしまいました
トロピカルガーデンから塩浜山村広場
登り始めは階段です。
気温は30度オーバー、下は丁度BBQ場となっていていい匂いがしています。
皆さま、海やプールで泳いでいるというのに、何やってんだろう(笑)
手すりもあり、ごく普通の山の斜面に造られた展望場のようです。
階段が終わると、山道に入っていきます。
サンダルや裸足ではちょっと無理そうですが、道は整備されていて歩きやすいです。
光は結構届くのですが、下草は少ないです。
こちらの看板から右に向かう道は、ロープも張ってありどこかへ向かうルートのようでした。
取敢えず、看板に従い左側のルートで『塩浜山村広場』を目指します。
同じような木が多く獣道のような道(?)があちこちに有って、ぼんやりしていると簡単に道を間違えてしまいそう。
両側の木に目印の赤いテープが巻かれているのを頼りに進んでいきます。
塩浜山村広場までのルート中間程にある看板。
基本尾根伝いのルートを進んでいくと、階段が出現。
階段を上がると、塩浜山村広場のゲートに到着です。
当たり前ですが閉鎖されています。
トロピカルガーデンの登山道入口ゲートから塩浜山村広場ゲートまでの所要時間は、10分程でした。
ゲート近くに何か所か、分岐する道らしきものが有ったので、登山者はゲートを迂回して進むようですね。
塩浜山村広場から竜宮鼻
塩浜山村広場へ続く道の少し手前に、竜宮鼻方向への分岐があります。
尾根伝いに、しっかりした道が有りますね。
結構通る人がいるのでしょうか?
トロピカルガーデン~塩浜山村広場までのルートと違い、狭い岬へ続く道なのでルートを外れると滑落必至の急斜面も多く、暗い時間に通るのは危険ですね。
道なのかもよく判らない、脇道らしきモノもやたらと多いです。
昼間であれば、下草も無く道は判りやすい…。
波の音が大きくなるにつれて、だんだん道が怪しくなってきました。
と、思ったら開けた場所に到着。
展望場?なのかな?
絶対人は歩けない感じの獣道っぽいのが崖の方に続いています。
こんな場所に間違って進入したら…((((;゚Д゚))))
景色はイイ。
ただ、断続的に響く波の砕ける音に本能的に畏怖を感じる場所ですね。
少し下ると、波の音が間近に聞こえてきます。
ルートが今一つ判らなくなって、適当に下っていきます。
↑写真の場所で中央(下側)に写っているルートを進んだのですが、後でよく見ると画像の左側(上側)にも道が有りますね。
恐らく左のルートが正規のルートだと思われます。
海岸に到着。
岩がゴロゴロしています。
そして…
赤灯台のある波止が目の前に!!!
塩浜山村広場から竜宮鼻突堤までの所要時間は15分程でした。
道はあるものの、途中危険な場所も多く、暗い時間に通るのは危険です。
朝マズメ、夕マズメを狙いたい釣り人が進入するとすれば、当然暗い時間になるでしょうから、町としては事故防止の為に閉鎖するしかなかったんでしょうね。
竜宮鼻には小さな神社があった
錦港の赤灯台にやってきました。
トロピカルガーデンからは直線で600m程の距離。
近くで見ると、かなり大きな突堤です。
かなり高さのある堤防で、満潮に近い時間だったのですが、水面までの距離は結構遠いです。
外海側には巨大なテトラが入っています。
堤防の内側(画像左)と外側(画像右)で波の様子が随分違うのが判りますね。
念願の赤灯台に到着。
堤防の先端近くには釣り人が残していったらしきゴミが残されていました。
ゴミ位持って帰ろうよ…。
突堤の付け根から外洋側の岩場には、なにやら階段が…
錆びて、無くなっていますが手すりがあったような形跡もあります。
階段の上には少しスペースがあって、神社(?)祠(?)が祀られていました。
このお社への参拝の為に山道が整備されていたんでしょうか。
よく見ると、海の方へと続く階段もあり、波の中の岩場に杭のようなモノも見えます。
錦港にあるレンタルポート店の案内では、赤灯台の外洋側は『禁漁区』となっています。
こちらの神社の境内(?)という事なんでしょうか。
竜宮鼻どうしても行きたいなら渡船で行くのが無難そう
山道と突堤を繋いだ材木の橋は、よく見るとありえない形で岩に埋まっていました。
地形的に落石も結構な頻度で有りそうです。
錦赤灯台の突堤は高さもあり、釣りをするなら長めの玉網などの装備も必要そうです。
竜宮鼻近くの山道は危険な箇所も多く、荷物をもって徒歩で向かうのはかなり危険でしょうね。
暗い時間帯だと、遭難のリスクも有りそうです。
どうしても行きたければ、渡船で相談するのがお勧めです。