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下水道の普及で川は綺麗になりましたが、生活排水はどこを通ってどこで処理されるの?

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イトミミズやボウフラが湧いていたドブ川はどこへ??

子供のころ、家の前の側溝には常に水が有って、そこにはボウフラやイトミミズが泳いていた記憶が有ります。
ところが、最近の側溝って水が無いんです。お隣の庭に生えて居るゼラニウムが、側溝の中にまで領土を広げて、グレーチングの蓋から花壇宜しくお花が覗いていたりします。

古い家を解体したときに、浄化槽を清掃して撤去しました。現在は直接排水が下水道にアクセスしているようで、側溝には雨水位しか流れ込まなくなったのが理由の様です。

どこの家にもあった浄化槽。定期的にバキュームカーが汲み取りに来ていた…

浄化槽とは、各家庭の敷地内に設けられている汚水処理施設で、微生物の働きなどを利用して汚水を浄化した後、放流するための施設です。
昔は水洗トイレからの汚水だけを処埋する単独処理浄化槽というものが使われていました。現在では7年以内に下水道が共用開始になる区域を除き、水洗トイレからの汚水と、台所排水、浴室排水、洗濯排水などの生活雑排水をまとめて処理する合併処理浄化槽でなければ設置できません。

なるほど、そういえば昔は側溝によくシンクの生ごみのようなモノが流れていましたし、洗濯機の排水をそのまま流している家もよくありました。
下水道が整備され、生活雑排水下水道に流すようになったので、側溝に水が無くなったのですね。
近所の小川も殆どが蓋をされてしまいましたが、所々開いている場所を見ると、昔よりも水は綺麗で汚泥も殆ど無いように見えます。
河川も綺麗になって、側溝に水が無くなれば蚊などの害虫発生も抑えられて、臭いの発生も無い。めでたしめでたし…。

生活雑排水は一体どこへ姿を消したの??

ところで、下水道に流された排水はどこに行ったのでしょうか??
調べてみると、松阪こた堂接骨院のある松阪市では、下水は松阪市高須町の『松阪浄化センター』で処理されているとのこと。

公益財団法人 三重県下水道公社 松阪浄化センター

松阪浄化センターは、『アクアパーク松阪』の愛称がついている浄化施設です。
住所は三重県松阪市高須町3922。櫛田川と金剛川の河口に挟まれた海のすぐそばにあります。
近くに大きなグラウンドやキャンプ場があって、僕も何度も行った事がある場所でした(汗

浄化センターまでは河川を何本か横切らないと行けませんが?

浄化センターの場所は、結構遠いんですが?川も何本も挟んでますが?下水は一体どうやって高須まで流れるの??

下水道も基本的に勾配で汚水を流しているのだそうです。
つまり、どこかでどうにかして、何本かある低い川を渡っている訳です。
調べてみると、下水があまり深くならないようにくみ上げる『ポンプ場』という施設が有る様子。

探してみると、こちらも良く通る場所で建物は見たことが有りました。
下水には幹線という大きな流れが有って、ポンプ場はその流れを作る施設のようです。
白山幹線という幹線が国道23号線に沿って高須へ向かっています。

幹線までの下水道はどこにあるのだろう?

下水道はいたるところに走っています。目印は『おすい』と表示されたマンホール
松阪市の汚水マンホールの蓋は鈴のデザインとなっています。

鈴先生と呼ばれた本居宣長縁の松阪市のシンボルです。

気にして探してみると、町中いたるところで見つけることができます。
見えない流れが、浄化センターまでつながっているんですね。

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