雑学

ペーパーレス化による電子サインの安全性を消費者側にも確認できる手法の開発が必要ですね

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署名

電子式のサインって意味あるの?

佐川急便さんが荷物を配達してくれた際に、いつものようにハンコを押そうと待ち構えていたら、スマホ位のタブレットを差し出されました。

これにサインしてください

なんと、こんな所にも電子化の波が…!?
佐川急便が行っているこの電子サインで受け取りをするサービス自体は昨年から始まっていたようです。
電子化によって、配達記録などへの反映時間が迅速になるそうです。

ハンコでも同じことなんですが、データが簡単に複製できてしまう電子式のサインってどうなんでしょうね。
サインのメリットってペンで直接書かれている事で、初めて(少なくともその書類に直接)書かれている意味があると思うのですが…

当家がお世話になっている、自動車保険の会社でも何年か前から契約時に電子サインが導入されています。
携帯ショップなどでも、電子サインの利用が始まっていますね。
紙媒体の書類よりも、大量のデータを蓄えておくには便利そうではあります。

日本郵政グループがやらかした

最近のニュースで、不適切な保険契約が問題となっている日本郵政グループですが、不適切な契約の疑いがある契約が18万件以上も出てきたとか…💧
一体どんな人が働いているのでしょう、18万件なんて一人二人の不正で到底到達できるような数ではありませんよね。

不正な契約の中には、かんぽ生命がペーパーレス化を進めるために導入した電子署名の機材が使用されたものもあったそうです。
『筆跡をデータとして保存しそのままデータとして転写できる』機能が備わっていたのだとか。
同一内容の控えを何枚か作成する必要がある時に、複写紙のような感じで使用する為の機能だとは思うのですが、電子データなので他の書類にも転送可能だったという事でしょうか?
こうなってくると、サインした本人が全く知らない書類にサインが書かれてしまう、といった事態になってきますね。
正直、注意のしようもありませんね。

直筆な事に意味があるが…

接骨院でも患者様に、受領委任払いの支給申請に必要な『柔道整復施術療養費支給申請書』にご署名を頂いていますが、この署名は『患者様の自筆により記入を受けること』と定められています。
自筆で有る事に意味が有り、印刷やコピー等では不可と言う事ですが、電子サインだとこれがコピーで無いと証明する術がないのが問題です。

契約書を作るのは、売る側なので、電子署名を流用できないようなシステムを作っているのは当然サインを求める側。
重要な案件に使用されている電子署名には現在でも当然、複製や改ざんを防止するシステムが組み込まれているのですが、サインする側にそれを確認する術がありません。
契約書を作っている側にモラルが無ければ、詐欺の温床となりかねないリスクを含んでいる事を露呈してしまった形ですね。

電子化、ペーパーレス化は避けようもない時代の流れなのでしょうが、新しい手法に伴う新たな本人証明の手段も同時に開発が必要そうですね。

 

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