2018年 8月 21日の投稿一覧

【進路に注意】今度はダブル台風、観測記録塗り替えラッシュの2018年

2018年の台風は強肩変化球投手?

記録的な豪雨で被害が出たり、

普段と反対方向に進む台風が来たり、

今度はダブル台風が接近中です。

現在までの台風をまとめてみました。

台風1号(ボラヴェン)1月3日 ~ 1月4日
台風の発生日時として、1951年からの統計史上3番目に早い記録となりました。強風域の半径が60kmとなっておりこちらは観測史上最小タイ記録です。

台風2号(サンバ) 2月11日 ~2月13日
2月中旬に台風が発生するのは1965年以来53年ぶり。
日本時間の2月7日0時から2月8日3時までと、2月11日21時から2月15日18時までは、観測史上台風が存在していたことが無かった。
台風2号は、観測開始以来台風が一度も存在していなかった期間を2月14日9時まで埋めました。しかし、後日発表された確定値で、日本時間2月13日15時には熱帯低気圧に変わっており、観測史上台風が一度も存在していなかった期間を埋めた記録は短くなりました。

台風3号(ジェラワット)3月25日 ~ 4月1日
3月としては2015年の台風4号の910hPaに次いで2番目に強い勢力となりました。

台風4号(イーウィニャ)6月5日 ~ 6月9日

台風5号(マリクシ)6月8日 ~ 6月12日
伊豆諸島に6月としては4年ぶりに接近し、梅雨前線が刺激されたことにより活発化し伊豆諸島では10日〜11日にかけて大雨が降り、特に伊豆大島や八丈島では24時間で200mm以上の大雨を観測し6月1位の記録的になりました。

台風6号(ケーミー)6月15日 ~ 6月17日
沖縄本島などに活発な雨雲がかかり、15日から16日にかけて50年に一度の記録的な大雨となりました。沖縄県伊是名村では16日の午前6時30分までの24時間雨量が240mm以上となり、6月1位の記録を更新した

台風7号(プラピルーン)6月29日 ~ 7月4日
沖縄県南城市では最大瞬間風速43.7m/sを観測し、沖縄県粟国では7月の観測史上1位最大風速25.5m/sを観測しました。
台風通過後に7号が湿暖気を運んだ影響で前線が活発化し、西日本や北日本で豪雨が発生し、大きな被害が出ました。

台風8号(マリア)7月4日 ~ 7月12日
台風9号(ソンティン)7月17日 ~ 7月19日
台風10号(アンピル)7月18日 ~ 7月24日
台風11号(ウーコン)7月23日 ~ 7月27日

台風12号(ジョンダリ)7月25日 ~ 8月3日
東から西、西から南へと異例のコースを進行し、“逆走台風”と呼ばれました。

台風13号(サンサン)8月3日 ~8月10日

台風14号(ヤギ)8月8日 ~8月13日
各地で記録的短時間大雨となりました。

台風15号(リーピ)8月12日 ~ 8月15日
台風16号(バビンカ)8月13日 ~ 8月17日

台風17号(ヘクター)8月14日 ~8月15日
2015年の台風17号以来約3年ぶりに発生した越境台風。

台風18号(ルンビア)8月15日 ~ 8月18日

台風19号(ソーリック)8月16日 ~
8月12日に発生した台風15号以降、越境台風も含めると、5日連続での台風発生となり、これは1951年の統計開始以来初の記録となりました。
8月中の19号発生も1994年以来24年ぶりとなります。

台風20号(シマロン)8月18日 ~
8月18日に20号が発生するのは、1951年の統計開始以来2番目の早さです。

皆さま、十分にご注意ください。

 

【C58414】田丸城址敷地には町役場に博物館SL中学校まで?!【玉城町】

SLの運転室に乗り込める公園は三重県内に残っていないのか?

三重県内の公園でSLを保存している場所は6件あるそうです。
子供の頃近所の公園に有って遊んだ記憶の残る蒸気機関車ですが、現在は見る事しかできず実際に乗り込んで触ることができる状態ではありません。
どこかに運転席に乗り込める蒸気機関車は無いのかと探していると…
2015年頃の記事で、乗り込むことができるSLがあるとの記述のあるblogを見つけ、玉城町の田丸城址に行ってきました。

田丸城址とは?

田丸城は南北朝時代に南朝方の拠点として北畠親房、北畠顕信によって築城されたと言われています。
平山城で、戦国時代には織田信長の次男織田信雄が天守を築き居城としました。
城の建物は残っていませんが、三層の天守を備えた立派なお城だったそうです。
他所へ移築されていた富士見門、三の丸の奥書院などは再度移築されて現在の場所に有ります。

田丸城址
三重県指定史跡となっており、かつての城の敷地内に、玉城中学校と玉城町役場が建っています。

田丸城址の石垣、さりげなく学校の石看板が設置されています。
田丸城址玉城中学校
田丸城は平成29年「続・日本百名城」に選出されています。
続・日本百名城のスタンプは、大手門前の村山龍平記念館に設置されています。

田丸城址の内堀には大賀蓮が植えられています。大賀蓮は6月下旬から8月上旬の開花ということで、見ごろは少し過ぎてしまったものの、大きな花が沢山咲いていました。

大賀蓮田丸城址

目的のSLは村山龍平記念館の敷地内に保存されています。

田丸城大手門の前、玉城町役場と向かい合うように、村山龍平記念館があります。
こちらでは、朝日新聞社をつくった村山龍平の遺品などを展示しています。
1階に玉城町図書館・研修室・事務室と玉城町教育委員会事務局があり、2階には玉城町郷土資料館が併設されています。

村山龍平記念館敷地の隅に目的の蒸気機関車が展示されていました。
柵で囲まれたSLはC58形414号
昭和22年から昭和48年までの27年間、北海道苗穂機関区に配属され函館線、千歳線を運行し走行距離は130万1409kmにも達しています。
昭和48年9月1日50tトレーラで現在の場所に陸送され、設置されました。
SLの前には腕木式の信号機も設置されています。

村山龍平記念館蒸気機関車SLC58414

早速近くに行こうとすると、柵の門にはカギがかかっていて入れません
そもそも、柵の門が有る場所は倉庫のような建物の奥で、猪捕獲用?の檻が無造作に置かれており、見学者welcomeな雰囲気ではありません…。

SLの運転室に上る階段は付いているものの、階段や車体のあちらこちらに『キケンのぼらないでください』の張り紙が見えます。
事故でもあって入れなくなったのでしょうか…。

職員の方に聞いてみると、鍵を開けてもらえました。

村山龍平記念館の中に入り、職員の方に聞いてみると『見学したければ鍵開けますよ?』とあっさり入れてもらえました。
こちらの車両は、雪深い北海道で運行していた車両ということで、雪かきが付いています。

蒸気機関車SLC58414

運転室に乗り込むことができる階段は封鎖されてしまっています。

蒸気機関車SLC58414

運転室をのぞき込むことは可能。自撮り棒でもあれば中の写真も撮れます。運転席のシートはかなりボロボロに見えますね。

蒸気機関車SLC58414

2018年現在、残念ながら田丸城址の村山龍平記念館にあるSL C58414は運転室に入ることはできなくなっていました。

蒸気機関車SLC58414

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