2018年 9月 21日の投稿一覧

フリーメイソンの暗号??

有名な謎の組織フリーメイソン

その昔、ムーという超常現象を特集したオカルト雑誌が有りました。
その記事の中に度々登場してきた組織が『フリーメイソン』
オカルト好きな人達はワクワクしながら思いを馳せたのでは?

フリーメイソンってどんな組織なんだろう??

近代フリーメイソンは1717年に英国で発足した組織で、会員は世界中に数百万人もいると言われています。
公式サイトには「世界最古・最大の友愛団体の一つ」とあり、「秘密結社ではなく、秘密のある結社」なんだそう。具体的な活動内容は公表されていません。

日本の著名人、高須クリニックの高須克弥院長はこちらの組織の「ウォーシップフルマスター」という日本本部の代表者なのだそうです。

ムーを読んで想像していたような『超能力をつかう』とか『世界の秩序をどうこうする』と言った理由で入会するような組織ではないのだそう。
ちょっと残念な気もします…

Twitterにつぶやかれた謎の数列…

そんなフリーメイソンのTwitterでこんな暗号がツイートされて話題となっています。

6288 1918 2237 130002
6289 1945 2166 100221
6290 1789 2226 1111111

ツイートされたのは6月25日午前0時、現在は削除されてしまっているようです。
何かの暗号だったのでしょうか。

それにしても、Twitterの紹介文なんかを見ていると、ムーの印象とは違って、慈善団体的なすごく良さそうな事をしてそうな印象です。
以下は、Twitterの紹介文の引用です。

フリーメイソン日本
@Freemasonry_JPN
私たちフリーメイスンは慈善博愛の真の教訓を助長し、振起し、実施し、以って弱きを助け、盲しいたるを導き、踏みにじられたるを助け、寡婦、孤児を護り、政府を支持し、宗教の本義、儀式を尊重し道徳を諭し、純潔を守り、学問を広めたることを基本理念として、人類の幸福のため、活動しています。

秘密が有る事で興味がそそられて、注目を集めコッソリ良い事をしている。
なんだか勝手に想像して勝手にほっこりしてしまいました。

コンクリート舗装とアスファルト舗装の違いはなんだろう?

町を見渡すとコンクリートの場所とアスファルトの場所がありますね

スーパーの駐車場や道路はアスファルト舗装の場所が多いですが、ガソリンスタンドや個人のお家の駐車場はコンクリート舗装の所が多いですよね。
しかしコンクリートで舗装されている道路があったりもします。
コンクリートとアスファルトってどう違うのでしょうか?

コンクリートって何だろう??

実は、コンクリートもアスファルトも広義の意味合いでは両方コンクリートなんです。

??意味不明ですね

広義の意味合いでは、コンクリートとは、砂や砂利などの骨材と、水を『セメントなど』の糊状のつなぎと混ぜ合わせて硬化させたモノを指します。
この『セメントなど』が曲者です。例えば、つなぎにセメントを使用して、骨材と混合し硬化させたものをセメントコンクリート
アスファルトを使用して、骨材と混合し硬化させたものであればアスファルトコンクリートと呼んだりもします。

それでは、セメントとはなんでしょうか?

一般的にセメントとは、石膏や石灰石を焼いて粉末状とした、水と混合すると硬化する材料を指す言葉です。
広義には、水などと混ぜ合わせることで、糊状になり硬化する、アスファルト、膠、樹脂、石膏、石灰など全般、あるいはそれらを組み合わせた材料の総称となります。

広義のセメントにはアスファルトも含まれています。もう訳が判りませんね。

何でもかんでもコンクリート!!だと話が終わってしまうので。ここは深く考えず、スーパーの駐車場のような黒いのをアスファルト、ガソリンスタンドにある灰色のをコンクリートとしてお話していきます。

繋ぎの材質が違うだけ?どう使い分けられているの??

アスファルトもコンクリートも骨材と呼ばれる砂や砕石を糊でつなぎ合わせたようなモノで、つなぎの部分が違うだけの様です。
それでは、アスファルトとコンクリートはどんな違いがあるのでしょうか?

コストの問題
アスファルト→安い コンクリート→高い
アスファルトは原油を精製する際にできる副産物ですので、使わないと余ってしまいます。当然、値段も安価となります。

耐久性の問題
アスファルト→低い コンクリート→高い
アスファルトは夏の高温で柔らかくなりやすいため、轍ができやすい。柔らかい為、チェーン等で容易に削れてしまう等、耐久性が低いです。そのため雪国等ではコンクリーの舗装が使われていることが多くなります。

工期の短縮
アスファルトは加熱した状態で舗装されますが、冷めればすぐに使用することができます。
コンクリートは固まるまでに数日かかります。

アスファルト舗装は、舗装をした後 50℃程度まで冷めれば即開放できるので、通行止めの期間を短く工事を終わらせることが可能となりますので、既存の道路を一時通行止めとして、再度舗装する必要がある場合などに利点が大きくなります。
因みに、夏場に夜間工事が多いのは、交通量の問題だけでなく、冷めないと開放できないというアスファルトの性質上の都合もあります。

走行車両による騒音の問題
コンクリートは、割れを防止するために 10m程の間隔で目地と呼ばれる『継ぎ目』が必用となります。目地を作るとどうしてもその部分に段差ができるので、騒音の原因となってしまいます。

再工事の利便性
日本の道路の下には、電線、通信線、配管、水路など、様々なモノが埋まっています。
これらの工事をする際に、アスファルトの舗装であれば、舗装を剥がしてから工事を行い、再舗装して開放するまでの時間が短くて済みます。
コンクリートは頑丈ですが、逆に舗装を剥がして行う工事は大変になります、必然、道路の封鎖時間も長時間となってしまいます。

雨天時の摩擦力
雨が多い日本においては、雨天時の安全性が重要になります。
アスファルトはコンクリートと比較して摩擦係数が高く、雨天時も透水性が高いことから濡れても滑りにくく、日本の気候に適した舗装といえます。

視覚的な問題
どうしても暗くなるトンネル内等は、コンクリートの明るい色により、視認性を高める事ができるので、コンクリート舗装が多く使用されています。

コンクリートは耐用年数もアスファルトに比べ長いので、新しい道など開放までに余裕が有り、トンネルのような埋蔵物も無く、再工事の頻度が少ない、工事が行い難い場所では有効そうですね。

油による反応
ガソリンやオイル等がこぼれると、アスファルトは変質してしまい、そこを車が行き来することで穴が開いてしまいます。コンクリートは油に反応しないのでガソリンスタンドや、料金所など、車が頻繁に停車する場所はコンクリートの舗装が使用されています。

急な坂道でカンポックリの足跡が付いているコンクリート舗装の場所があるけど?
急な斜面ではアスファルト舗装する重機の登坂能力や、締め固める際にもしっかり固められずムラができる等の問題が発生しやすくなるため、コンクリートでの舗装が使われることが有ります。アスファルトで舗装するか、コンクリートで舗装するかは、舗装する道路の角度で何度以上と決まっている訳ではなく、道路を作る事業主体の判断によります。
カンポックリの跡は、舗装する際に、型となるリングを埋め込んで造っています。

環境問題の対策にもコンクリート舗装が有効??

ヒートアイランド現象に有効?
アスファルトは黒いので、夏場日の当たる場所では、かなりの高温になります。
温度による軟化も問題ですが、高温となり、熱源となることで気温の上昇の原因となっています。
舗装をコンクリートとすることで、ヒートアイランド現象の対策になるのではないかと考えられています。

燃費が向上する?
アスファルトは柔らかく、しなる事で転がり抵抗が増え、結果アスファルト舗装とコンクリート舗装を比較するとコンクリート舗装の方が走行車両の燃費が良くなるのだそうです。
二酸化炭素の排出量が減ることで環境問題への対策になりますね。

色々と用途を考えたうえで使い分けられている

コストと工事の利便性からアスファルト舗装が選択されている事が多いようです。
コンクリート舗装の場所とアスファルト舗装の場所を比較してみるのも面白いかもしれませんね。

彼岸花急に咲いたけど葉はどこに有るの??どうやって増える??

無限に続くかと思われた暑さもひと段落して彼岸入りです。

春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間を彼岸と呼びます。
暑さもひと段落して彼岸の頃になると、今まで何もなかった河原の土手や、田んぼの畔に突然赤い花が群生します。終わらないのではないかと思う程の異常な暑さを記録した今年も、秋の訪れを感じさせる彼岸花が咲きました。

彼岸花の学名はLycoris radiata、ヒガンバナ科ヒガンバナ属、多年生の球根性植物です。
花は主軸が極めて短い散形花序で6枚の花弁が輪生状に外向きに並びます。花弁は長さ40mm、幅約5mmで細長く反り返った形状をしています。

彼岸花の葉はどこにある?

彼岸花をよく見ると、緑色の花茎と先端のだけが群生しています。
周りを見ても葉のようなモノは見当たりません

彼岸花のは、花が枯れた晩秋に深緑でつやのある長さ30~50cm程の線形の細い葉をロゼット状に展開します。葉は冬の間展開し、翌春には枯れてしまいます。
彼岸花の葉はノビルやアサツキなど食用の野草と似ている為に誤食してしまうケースもしばしばあるそうです。

彼岸花は有毒だが食用にも??

彼岸花は植物体全体にアルカロイドが含まれる全草有毒の植物です。
特に鱗茎リコリンというアルカロイドの一種を多く含みます。リコリンを摂取すると、嘔吐、下痢、呼吸困難を引き起こします。
しかし鱗茎はデンプンを多く含み、リコリンは水溶性で、長時間水に曝すことにより無害化が可能なので、戦時や非常時においては食用に利用されていたこともあるそうです。

人間がリコリンを接種した場合の致死量はおよそ10g、鱗茎に含まれるリコリンは15mg程度ですので相当大量に食べなければ大丈夫そうですが…
この毒性を利用して、動物や、虫等の防除の目的で、墓地田んぼの畔等に植えられたのではないかと考えられています。

彼岸花はどうやって増える?

彼岸花には種ができません
ヒガンバナは三倍体(2n = 33)ですので種で増えることができません。
鱗茎が分裂していく事で数を増やします。
変種のコヒガンバナは二倍体(2n = 22)で種ができるので、他の種との交配により多様な園芸品種が造られています。
元々彼岸花は日本の固有種ではなく、中国大陸から入ってきたと考えられています。
日本にある彼岸花は全て遺伝的に同一の個体であると言われています、3倍体(クローン)であることから、遺伝的な分布から増えた経緯を推察することができません。
一つの個体が日本中に広がったのか?たまたま同じ産地から、同一の個体が日本中に入ってきたのか…

様々な別名がある彼岸花、あなたの近所での呼び方は??

曼珠沙華とも呼ばれる彼岸花ですが、その他にも様々な別名が有ります。

雷花
石蒜
龍爪花
剃刀花
捨子花
狐花
毒花
痺花
死人花
地獄花
幽霊花

お墓等に植えられているイメージからか、ちょっと怖い感じのする名前が多い気がしますが、地域によっても呼び名が異なるともいわれており、方言の研究材料になっていたりもするそうです。

外国人に人気の彼岸花

日本では注目される事の少ない彼岸花ですが、外国の方々には人気なんだそうです。
日本最大の彼岸花群生地と言われている『巾着田曼珠沙華公園』では動画の再生回数がすごい事になっているんだそうですよ。
一面に咲き乱れる彼岸花は壮観です。

各地にある彼岸花の名所。開花の時期にあわせてイベント等が行われている場所も有るそうです。
埼玉県日高市の巾着田
埼玉県横瀬町の寺坂棚田
神奈川県伊勢原市の日向薬師付近
愛知県半田市の矢勝川堤防
岐阜県海津市の津屋川土手
広島県三次市吉舎町辻の馬洗川沿い
長崎県大村市の鉢巻山展望台

秋の訪れを感じに出かけましょう

松阪こた堂のある松阪市でも阪内川の土手に沢山の彼岸花が咲いています。
赤い彼岸花の群落に混じって所々に白い彼岸花が群生しています。
黄色の彼岸花も有るそうですよ。
いつの間にか満開になって、いつの間にか終わっている彼岸花、探しに行ってみませんか?
新たな発見が有るかもしれません。