磯竿修理

磯竿の穂先が折れた

私が購入したシマノの磯竿『アドバンス磯1.2-530』ですが、
『TAFTEC』『SPIRAL X』という技術が使用された構造となっています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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5m以上もある長い竿ですが、竿の先端の直径は0.8㎜と非常にデリケート。
『TAFTEC』『SPIRAL X』は、いずれもデリケートな竿が折れにくくなる技術。

ですが…

折れました(´;ω;`)

特にどこかにぶつけた訳でもなく、引っ掛けた訳でもなく…

釣りを始めて2-3回仕掛けをポイントに投入したところで、
『ウキに何か引っかかってるな?』
と、確認すると、先端から3センチ程の場所で折れた穂先とトップガイドがウキと一緒にぶら下がっていました。

一気にテンションダウン…

帰ろうかと思いましたよ。

予備の竿を持っておけ、というのはこういう状況を想定しているのでしょうが…

始めたばかりの初心者が予備の竿なんて持ってる訳ないじゃん!!

取敢えず持っていたテープで止めてみました。
穂先は物凄く柔らかいので、しっかり止められればテープでもなんとかなりそうです。
が、そんなイイテープを持っている訳もなく数回投げたところで再びポッキリ。

諦めてそのままトップガイド無しで釣ってみようとしましたが、先端に絡みまくって釣りにならない

いっそ2番目のガイド手前まで切り取って、2番ガイドをトップガイドとして使おうかとも思いましたが、そこまでは決断できず。
一節目の穂先を諦め後ろ側から取り出して、2節目までの竿として使用を続けました。

穂先大事
竿としては少々短くなったダケですが、扱いづらい事この上ないです。
柔らかい穂先の1節目が無くなってしまったので、軽い仕掛けの投げづらいことったらありません。

リベンジの結果は…

外道 フグ
大物フグちゃん
誰かが捨てて行ったビールの350ml缶と比較★
玉網持ってて助かった…

マメアジ
マメアジ
エサ用に丁度良いサイズですが、最後の最後に釣れたのでリリース。

グレ
本命グレ
リベンジはなりませんでしたが、少し大きめのが釣れました。

磯竿は修理できる!?

折れてしまった磯竿の穂先ですが、

修理ができます。

釣り竿って修理できるんですね。知りませんでした。
釣具屋さんに行ってみると、『磯竿替え穂先』が普通に売られています。
今まで、釣り竿を自作する人用の材料だと思ってました

メーカー修理

余程の安売り品や廃番モデルでなければ、大抵のメーカー品は修理が可能です。

アドバンス磯1.2-530の穂先の定価は5350円。
ガイドも紛失している場合はトップガイドが300円と2~5番のガイドが220円/個で、5個だと+1180円かかります。
これに作業工賃が…作業工賃表の見方が良く判りませんんが、800円でしょうか。
2回穂先を折って修理に出すと、竿の購入価格を越えてしまいます
保証書に、部品交換免責¥3000(税別)となっているので、購入より1年間の保証期間内なら、保証がきくなら3000円(税別)ですね。
※梱包・送料・ガイド代金は負担いただく、となっているので、ガイド紛失の場合は代金が実費で必要なのカモ。要確認です。

汎用の穂先と交換する

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2000円程度で汎用の穂先が販売されています。
ただし、純正の太さは先端は表示されているのですが、節の根本部分の太さは表示されていないんですよね。
サイズが判っているか0.1㎜単位で計測できるノギスでも持っているのでなければ、竿を持って行って現物で合わせるのが良さそうです。
ただし、純正の部品とは長さや硬さが異なってしまい、竿の感じがかなり変わってしまうリスクも有るようです。
また、太さやテーパーが異なるとガイドも別に購入する必要が有ります。

折れた場所までトップガイドを移設

穂先が少しだけ折れた場合は、折れた部分にトップガイドを移設してしまうという方法も有ります。

  1. トップガイドの金属部分をライターで炙り、接着剤を軟化させて折れた穂先を真っすぐ抜き取る。
  2. 元側の穂先が裂けてこないように接着剤で固める。
  3. 穂先をトップガイドが刺さる太さまでやすりで成型する。
  4. フリーのガイドを順番に入れてから、穂先にトップガイドを接着する。

トップガイドと2番のガイド間隔が狭くなってしまうので、切り詰めた長さによっては2番ガイドの位置を調整する必要が有ります。

穂先修理
なんと、竿を購入した釣具屋さんで108円(税込み)でトップガイド移設修理してくれました。

530の竿が527となってしまいましたが(;”∀”)

先達はあらまほしきことなり

釣具屋さんで修理してもらいながら道具の扱いについても少し伺うことができました。
『穂先に糸が絡んだまま、気付かずにリールを巻いてしまった』か『穂先に糸が絡んだまま仕掛けを投入してしまった』といった事で磯竿の穂先は結構簡単に折れてしまうそうです。
何てデリケートなんだ。
エサや仕掛けをいじる時には、普通に防波堤のコンクリートの上に置いていましたが、冷静に考えたら、スピニングリールは地面に直置きすると糸が接触する部分に傷が付いてしまうリスクも有りますね。竿立て位は使った方が良さげです。

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ネットで上級者の方がウンチクを述べているような情報もいいのですが、ネットに挙がってこないようなちょっとしたコツなんかも入手できます。
穂先に糸が絡みにくくするコツなんかも聞けたので、次回釣行時に試してみようと思います。