【DIY整備】KENWOODドライブレコーダーDVR-830取り付け【D:5】

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DVR-830

デリカD:5にKENWOODのドラレコ DVR-830を取りつける

これまで使用していたドライブレコーダが壊れてしまったので、新しいドライブレコーダーに交換する事にしました。
サブバッテリーの常時電源で、24時間防犯カメラ代わりに使用していますので、128MBのSDカードがダブルスロットで2枚使用可能で、録画時間が長そうなこの機種を選択しました。

DVR-830
KENWOOD DVR-830

パッケージの中身は、以下のようになっています。


・ドライブレコーダー本体
・約4mのシガープラグコード
・取付ブラケット
・16GBのmicroSDカード
・保証書

取り付けの為の両面テープは、ブラケットにあらかじめ張り付けられています。
本体後面には3.0V型TFT液晶があり、操作スイッチは本体右側面と底面に配置されています。
本体は約110gと、大きさの割にずっしりとした重量感があります。

KENWOOD DVR-830 のスペックは?

KENWOOD DVR-830の主な機能は下記のようになっています。

2つのSDスロットによる長時間連続録画:取扱説明書によると、使用可能なmicroSDは8GB~128GBとなっており、SDカードスロット2を使用することで、常時録画の録画時間を拡張することが可能です。128MBのSDを2枚使用すると、1280x720HDで3fpsの低フレームレート撮影だと、最長で309時間20分(理論値)もの長時間記録が可能となっています。

Full HDを超える高解像度の録画:BSデジタル放送で使用されているフルハイビジョンの約1.8倍の高解像度WQHD(Wide Quad HD)で2560×1440の約370万画素高精細で記録できます。

SDカード寿命告知機能搭載:KENWOODの寿命告知機能対応SDカードを使用すると、SDカードの交換推奨時期をお知らせしてくれます。SDカードは消耗品なのですが、替え時が判り辛いので、いざというときにSDカードの不具合で録画されていなかった!というトラブルを未然に予防できますね。

運転支援機能: デジタルカメラの画像処理技術を利用した『車線逸脱警告』『前方衝突警告』『発進遅れ警告』機能が搭載されています。

静止画撮影/自動静止画連続撮影対応:1分/5分/15分/30分の任意の間隔で10枚/30枚/50枚の静止画撮影が可能です。

『常時録画』『イベント記録』『手動録画』『駐車録画』対応: 設定した一定以上の衝撃を受けた際に自動で記録する『イベント記録』、任意に本体スイッチを押した際に録画できる『手動録画』、別売りのCA-DR100を使用することで『駐車録画』も可能となっています。

地デジノイズ対策・LED信号機対応・HDR機能搭載:最近のドライブレコーダーではどれも当たり前の装備となりつつありますが、LED信号の周波数とドライブレコーダーの撮影フレームレートが同調してしまうと『信号表示が録画されない』という現象が起こります。交差点での事故の際、せっかくのドライブレコーダーが全く意味のないモノとなってしまう致命的欠陥となってしまう可能性がありますので、最低限LED信号機に対応しているかだけは確認しておくのがお勧めです。

以前取り付けていたドライブマンのステーを取り外す

今回一番苦戦した作業がこちらでした。
これまで取り付けていた、ドライブレコーダーのステーを取り外します。
数年取付られていたステーの接着剤は、フロントガラスにカチカチにくっついていて微動だにしません。

ドラレコステー取り外し
冷蔵庫の霜取り用のプラスチック製のへらをガラスとステーの隙間に差し込んで、少しづつ剥がしました。
取り付けに、厚みの無い両面テープを使用していたら、絶対に外れなそうです。
ステーをはずしたら、ガラスに残ったテープの糊を綺麗に取り除けば完了。

調べたら、それ用の道具もちゃんとあるんですね。

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デリカD:5のフロントにKENWOOD DRV-830を取りつける

ドライブレコーダーの推奨取付位置は、フロントガラスの上部からフロントガラス全体の20%の範囲内で、ワイパーの拭き取り範囲内となっています。

道路運送車両の保安基準という車のルールブック的なモノによると、第39条で『ガラス開口部の実長の20%以内の範囲』及び『車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲』となっています。

デリカD:5では、助手席側のフロントガラス上部は殆どワイパーが通りませんので、現実的には運転席側への取り付けとなり、視界の妨げになるのを極力避ける為には、ルームミラーの裏側が最適だと思われます。
KENWOOD DRV-830は小さいので、完全にルームミラーの後方に隠す事が可能です。
ただ、ルームミラーの裏側に隠すと操作がしづらくなります。

結局、ルームミラーの右側に、少しだけ飛び出す感じで取り付けてみました。
コードに余裕をもたせておき、画面を見ながら操作したいときは、ステーから取り外して操作することにします。
※ドラレコ本体左側背面に動作中のインジケーターランプがあるので、画面OFFにして使用する場合には、本体左側が見えている方が動作確認が容易です。

KENWOOD DVR-830本体には、取り付け位置の目安になる、水準器の機能も付いています。
取付ブラケットの角度調節は、ボールがはまり込んだような形状の無段階で方向が自由に調節できるタイプです、動かせる範囲自体はさほど大きくありませんが、細かく調節できます。

常時電源のサブバッテリーに配線を接続

配線はシガーソケットに差し込めはOKなのですが、前に取り付けていたドライブマンの常時電源配線が残っているので、常時電源の配線に繋ぐことにしました。

以前使用していた、ドライブマンの配線を辿っていくと、サブバッテリーボックスから出る電線から、スライドドアのステップ下で電源供給されていました。本来『常時電源』『アクセサリー電源』『-アース』の3本の配線で、『常時録画』と『駐車時監視モード』が作動するのですが、当家のD:5はサブバッテリーでの常時電源使用の為、オレンジの配線はどこにも繋がず放置で常に『駐車監視モード』が作動している状態となっていました。電源をとっているコードのヒューズを外してから、配線が一本になっている部分でドライブマンのコードを切断。
続いて、KENWOOD DRV-830のシガープラグコードを必要な長さを残して切断しました。

問題発生!DVR-830のコードは一軸コードでした。一軸コードってどうやって配線繋げば良いの??


取敢えず参考になるかと、シガープラグを分解してみると、真ん中の白い線が+で、周りの線は細いコードに変わって-にハンダ付けされている…。
繋がってればいいや。深く考えないことにします。

配線の取り回しは、天井とフロントガラスの隙間に適当にコードを押し込み、アシストグリップを外して、Aピラーを浮かせてから適当に中を通し、三角小窓のドア側からドアモール沿いに運転席ステップの下を経由してスライドドア下へと通しました。


ドライブマンの配線内の赤コードをDVR-830の配線内の白コードに繋ぎ、ドライブマンの黒コードと、DVR-830の外側の線をネジってまとめて繋ぎました。sqとか判らないので、手持ちの接続パーツで適当に(汗)。ドライブマン配線内の白コードは外側のオレンジコードにつながっていますので、使用せずそのまま放置です。
ぐるぐるに絶縁テープをまいて終了。


ヒューズをセットして試運転してみると…、無事ドライブレコーダーが起動しました。
ステップのカバーをはめ込もうとして、気が付きました。

今、接続した配線、車外を通ってるやん!

センターピラーの外側で配線を接続してしまっていました…
さて、どうしたものか…
せっかく繋いだ配線をもう一度やり直すなんて、超メンドくさいー…。
良く見ると、元々あったドライブマンのコードは、ギボシで接続されていました。
ギボシを外して、センターピラーの車内側に無事配線を通すことができました。

これは、つまり…

車載電源コードを買えば、そのまま差し替えるダケで済んだのでは…

2000円、得しました☆

と、思っておくことにします。

KENWOOD DRV-830を少しだけ使ってみた感想

液晶画面がとても綺麗です。技術の進歩が著しい業界ですので、数年前の製品と比較する事自体がナンセンスかもしれませんが…

操作性は本体側面にスイッチが配置されていますが、ボタンを見なくても画面の端のボタン位置の部分にボタンガイドが表示されるので、とても分かりやすいです。

実際の録画時間ですが、付属していた16GBのmicroSDカードを使用し、1080P HDR(1920x1080)・27fps・1ファイル3分の設定で、47ファイル/133分ほど撮影可能でした。
また、128GBのmicroSDカードをスロット2にセットして、2304x1296HDR・27fps・1ファイル3分の設定で、スロット2にセットしたSDカードでは、345ファイル1030分程撮影可能でした。
※ファイル数と時間が合っていませんが、およその目安と考えてください。

撮影したファイルはWindowsのメディアプレイヤーで再生できます。撮影画像の下に、日付と時間、緯度経度、走行速度などの情報も表示されます。

有名メーカー品で、お値段それなり、だけのことはあります

一番画質のよいWQHD(2560×1440)での撮影でも128GBのSDカードを2枚使用することで、21時間20分(理論値)の録画が可能となります。ドライブの風景を撮影しているような使い方をしている人のロングドライブでも十分な録画時間だと思われます。

手動録画の開始ボタンや、音声の録音ON・OFFボタンは本体下側の分かり易い位置に付いているので、手探りでも操作が容易です。

撮影したファイルはWindowsに標準搭載のメディアプレイヤーで再生可能ですが、KENWOODのHPからパソコン専用のビューアソフトをダウンロードして使用すると、地図上でルートを表示したり、バックアップや部分的に拡大して再生、映像から静止画を出力、バックアップなどの便利な機能を使用することもできます。

 

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