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波止のウキフカセ釣りに挑戦(2回目)
前回最後に取り逃がした大物にリベンジするよ
前回と同じ場所へやってきました。
今回も日の出前に到着。
気温は、週半ばに雨が降ったこともあって少し下がりました。
とはいっても、平年並み…
大物の取り込みには玉網が必要
ちゃんと、大物を取り込めるように玉網も持ってきました(笑)
今まで気にしたことも無かったんですが、竿がやたらと柔らかいので力づくで少し大きめの魚を引っこ抜くと竿が折れてしまいそうなんですよ。
余り大げさな玉網を持っているのも、なんだか恥ずかしいので短めです。
小さく収納できて持ち運びにも便利。
尾鷲港の天満浦埠頭など足場の高い波止ではちょっと使えませんね。
玉網は、長い程使える場所は増えそうですが、その分重くなって取り回しは不便になります。
釣り場の水面までの長さ+1m程度というのが使いやすい大体の目安なのだそうです。
ボイルオキアミ
今回のサシエはボイルオキアミ。
ボイルしてあるので、生の餌よりも固くて針にしっかり付きます。
これなら、エサ取りに多少突かれてもエサが無くならない(?)
練りエサ
今回は念のため、練りエサも持っていきました。
針に付けるのが簡単。大きさも自由自在。
使い方に自由度が高いです。
フナムシ
前回最後に取り逃がした数匹を喰わせたのはフナムシでした。
フナムシは、テトラや海岸の岩礁などの所でよく見かけますよね。
見た目がデュピアに似ているので嫌われる事も多いですが、昆虫ではなくエビ等の仲間です。
ワラジムシ目というダンゴムシ等に近い生き物なんですよ。
ミッション:フナムシを捕獲せよ!
フナムシは色々釣れる万能エサ
フナムシは和歌山県近郊では、昔から釣り餌としてポピュラーな存在です。
エビ撒き釣りのフナムシバージョンのような使い方で、フナムシを撒きながらサシエにもフナムシを使用してフカセ釣りをするのだそうです。
フナムシは岩礁地帯の波が被るような場所に住んでいますから、少し波が出れば水中にもよく落ちてくるでしょうし、魚から見ても不自然ではなく食べ慣れた食事なんでしょうね。
素早いフナムシは素手で捕獲するのはなかなか大変
フナムシの住処はテトラポッドや堤岩礁帯、鰓で呼吸する為に水際に近い場所に生息しています。
足は速いですが、直線的に移動するので障害物さえなければ素手でも捕獲は可能です。
ただし、水際はフジツボや海藻で結構凸凹していますし、フナムシは大きな動物が近づくとすぐに物陰に隠れてしまいます。
釣り餌に使う為に素手で何匹も捕獲するのは結構大変。
100均の虫取り網でもあればかなり捗りますが、網で抑えても足場に留まって網の中にダイブしてきたりはしませんので網をかぶせてから、岩礁から引きはがす為に網の枠でこすり落とすようにするか、手で摑まえる必要が有ります。
凸凹の岩礁帯に虫取り網をこすると、網がすぐにダメになってしまいますので、網を使うなら少し工夫が必要ですね。
フナムシ捕獲器を作ってみた
釣りで摑まえる人も多いためか、ネットで検索すると様々な捕獲方法が見つけられます。
PETボトルを使ったフナムシ捕獲器を作ってみました。
PETボトルを半分にカットします。
暗がりを演出する為に黒いビニール袋をかぶせて…
PETボトルの先端部分を逆向きに差し込んで…
完成!!
中にオキアミでも入れて、防波堤の切れ目等のフナムシがいる場所に仕掛けておけば、勝手にフナムシが入っている。(予定)
結果
一匹も捕獲できず💦
日の出前に釣り場に到着して、フナムシの居そうな場所2カ所にしかけておいたのですが、昼頃までで捕獲数は0.
フナムシは、PETボトルなどツルツルしたプラスチックを登る事が出来ません。
エビや魚などと違って、フナムシは歩いて捕獲器に入るので、捕獲器の外側はフナムシが登れるようにした方がよさそう。
エサにつられて入るというよりは、PETボトルの中に落下するのを狙っている装置なんですかね?
少し改良が必要なようです。
捕獲したフナムシはバッカンにでも入れて置けばOK
捕まえたは良いけど、虫かごが必要かと言うと、プラのバケツやバッカンにでも入れておけば大丈夫です。
フナムシはツルツルしたプラスチックを登る事が出来ません。