オブツーサが溶けた!!初夏の強い日差しに注意【多肉植物ハオルチア】2019年10/1その後追記

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オブツーサ

オブツーサに強い日差しは必要ないが

オブツーサは、さほど日照を必要としない多肉植物です。
室内で、レースのカーテン越し程度の日照が有れば、水をやりすぎたりせずにうまく管理すれば徒長せずに十分育ちます。
元々、地面に半分埋もれたような状態で生えていて、上部の窓から少ない光を取り込み成長するのですから、少ない光でも大丈夫なんです。
でも、植物なので上手に管理できれば、できるだけ明るい場所の方が成長するのもまた事実。

午前中の日照で短時間だからと油断が悲劇を招いた

当家のオブツーサ達は、植え替えて以来毎日、午前中3時間程直射日光で日光浴させていました。
葉焼けしないギリギリがいいんだよねー☆彡
なんて調子に乗っていたら…

オブツーサオブツーサ
6月の終盤の暑い日が続いたある日、小型のオブツーサのいくつかが透明になってしまっていました。
比較用に並べてみました、画像右側の緑色が濃い方が本来の色です。
窓以外の部分が白くなって、全体が透明になってしまっています。

新種の『透明オブツーサ』や~っ!!

なんて、現実から目を逸らしても今更どうにもなりません。
これはもう、『葉焼け』といったレベルではなく、熱した玉葱のごとく、すっかり茹で上がってしまい透明になった状態ですね

せめて、今後の資料として記録を残しておこうと思います。

強い日差しで透明となってしまったオブツーサの記録

オブツーサ
6月20日。
白く、葉焼けしている葉もあるが、全体に透明になってしまっています。

オブツーサ
6月26日。
透明になった葉がしおれてきました。
中央付近は無事なように見えていたのですが、生長点もとけてしまっているようです。
全体にくったりとしてしまいました。

オブツーサ
6月28日。
透明な葉の水分は急激に失われてしまいました。
中央付近の緑の部分もやはりダメそうですね…

オブツーサ
7月3日。
残念ながら株全体が消滅してしまいました。

気温が急上昇する時期の日光浴は要注意

株の外側に位置する葉程弱いらしく、何鉢かは株の外側の葉が枯れたのみでサイズこそかなり小さくなってはしまったものの生き延びました。

今回、同様に日光浴をさせていた大型種のオブツーサには被害は見られず、小さなオブツーサの小さめの株が今回の状態となりました。
日差しによる『葉焼け』というよりは、気温の急上昇と日差しによって『煮えて』しまったのが原因ではないかと考えられます。
気化による冷却能力のキャパシティーを越えてしまったんでしょうね。
多肉植物はその性質上、活発に水分を放出しないでしょうし、植え込みの密度の低い単体の鉢植えだった事が災いしてしまいました。
小さな株はもう少し気を使わないといけませんね。

10/1追記 生き残った個体のその後

外側の古い葉から透明になってしまう被害が多かった為、生き残った個体はそのままサイズダウンして育つかと思っていました。
しかし、10月1日現在、中央付近から新芽が育ってきました。
ダメージは元気のない古い葉だけでなく、サイズの小さい成長点近くの葉にも及んでいたということでしょう。

オブツーサ脇芽
残暑が厳しく、外に出すタイミングを計りかねています。

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