幼児英語学習にぴったりの教材を探していて見つけた”LeapFrog”
英語が苦手、では済まない時代になってきました
学校で何年も英語を習っていても、なかなか実用レベルには使えない…
と言う人も多い、『英語』。
しかし、昔と比べ外国は随分身近になりました。
『旅行で外国に』とか『仕事で外国とかかわりが』なんて、『特別な』事がなくても英語はごく身近な存在となってきています。
地球規模で様々な情報が飛び交うインターネットの世界は言うに及ばずですが、わが子の保育園でも、同級生の父兄に外国の方がいらっしゃったりします。
英語が身近になった分、子供の英語学習に興味を持たれる親御さんも多いようです。
少し検索するだけでも、英語学習に関係する様々な子供向けの教材がみつかります。
新しい言語に対して抵抗感の少ない幼児期の内に、英語学習の基礎を作ってしまおうという訳ですね。
英語学習のDVD教材の中でも人気が高いのが『LeapFrog』(リープフロッグ)です。
Leap Frogは英語を母国語としている子どもも使うDVD教材
LeapFrogとは、アメリカの英語知育玩具メーカーLeapFrog社が販売しているDVD教材で、沢山の種類が販売されています。
英語を母国語として使う子ども達が、文字や発音を覚えていく最初のステップとしても多く使われている本場の教材なんです。
私は『LeapFrog』って初めて聞いたのですが、本場アメリカでは『セサミストリート』に次ぐ子供達に人気の番組なんだそうですよ。
YouTubeなどで、内容を少し覗いてみる事も出来ますし、ネット通販などで日本でも簡単に手に入ります。
と、言うことで、我が家も早速購入してみました。
LeapFrog Learning DVD Setを買ってみた
LeapFrogのDVDは、単品や、様々なセットでも販売がされていますが、我が家が選んだのはこちら。
LeapFrog Learning DVD Set。
こちらはDVDが3枚と、アルファベットのキャラクターが描かれたFlash Cardのセットです。
DVDは、
- Let’s Go to School
- Letter Factory
- Talking Words Factory
の3枚となっています。
アメリカでは、Amazonで現在12.99ドルの商品ですが、日本でもAmazonで2000円程度で売られていました。
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LeapFrog Learning DVD SetのLetter Factory
まずは『Letter Factory』から見ていきましょう。
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『Letter Factory』はフォニックスの入門にもピッタリの内容で、幼児向けの英語教材としてネットでも人気が高いDVDです。
フォニックスとは?
子供の英語学習について調べていると『フォニックス』なる言葉が沢山出てきます。
フォニックスとは、英語という言語における文字と発音の関係のルールを教えるための学習法です。
文字と発音の関係と聞いてもピンと来ませんよね。
何故なら、私たちは「日本語」を使っているからなのです。
日本語は「ひらがな」さえ覚えれば、そのまま使えます。
こちらは、ダイソーで購入した50音図です。
『あ』→『あひる』
『い』→『いぬ』
そのままです。『あ』は必ず”あ”としか発音しませんし、『い』も”い”としか発音しません。
1文字がそのまま1発音になるので、お風呂で平仮名の読みを練習するのも楽ですね。
それに対して英語ですが…
英語のアルファベットを覚えるときによく歌う『ABCのうた』。
そこでは『ABCDEFG~♪』は”えぃびーしーでぃーいーえふじ~♪”って歌いますよね。
でも、Appleという単語に使われている『A』は”えぃ”とは発音しませんよね?
『Apple』になると→『あっぽー』、そう”あ”と発音するんです。
『えぃ』どこ行ったっ?!
ってなりますよね(笑)。
英語を母国語とする国に産まれた子どもも同じ疑問を持つんです。生まれた時から英語が読めて話せるわけではありませんからね。
なので、フォニックスを使って、この単語ではこのアルファベットはこの発音になる、などアルファベットの発音の法則を学習するのです。
フォニックスでアルファベットの組み合わせと発音のパターンを学習することで、初めて見る単語でも発音の予測が付いたり逆に発音でスペルが予測できたりします。
大人が見て、理屈を考えるとメンドクサイルールですが、英語の土台となる基礎的な部分なので、吸収して自分のモノにしてしまえば今後の英語学習の大きな糧になるハズです。
LeapFrog Letter Factoryの内容
『Letter Factory』はカエルの男の子が、Letterつまり、アルファベットの文字を作っている工場(?)で、博士と一緒にアルファベットの部屋を順番に見ていく…といったストーリーで展開します。
アルファベットが始まる前にちょっと前振りのストーリーがあるのですが、話している英語はかなり早口に感じます。
対象年齢が2~5歳となっているのですが、ネイティブだとこの位は聞き取れるのかな?
当家の3歳児は『なにいっとるんやぁ?』と言いながらも、一生懸命見ていました。
前振りのストーリーが終わると、アルファベットのそれぞれ単独での発音、書き方をリズムに合わせて説明する内容でテンポよく進んでいきます。
一通りストーリを見ると35分程度と、飽きずに最後まで見られる丁度良い長さですね。
アルファベットそれぞれのキャラクターも可愛らしく、短い音を繰り返し発音してくれるので、子供はくぎ付けで見ています。
アルファベットを単独で発音すると、微妙で小さな音も多いので出来るだけ雑音が入らない静かな環境で観るのがお勧めです。
Letter Factoryのメインメニュー画面はこんな感じとなっています。
Playを選択すると、本編ストーリーが再生されます。
Scene Selectionsを選択すると途中から見る事ができます。
Scene Selectionsには、R U ready? とDoor+アルファベットがあり、R U ready?を選ぶと初めから、Door+アルファベットを選ぶとそれぞれのアルファベットの場所から観ることができます。
Alphabet Gameを選択すると、Letter FactoryのDVDの中にでてきたフォニックスを使ったゲームができます。
出題される『発音』に対してアルファベットのキャラクターを選択するクイズとなっています。
”フ”の発音だったら”F”を選ぶ、のような感じです。
選択にはDVDのコントローラーを使用します。
正解すると風船が吹き上がります。
2度間違えると、モニターが出現して本編にあった該当のアルファベットの映像を見せてくれます。
もう一度ちゃんと発音を聞いて覚えてねってことです(笑)。結構厳しい?!
LeapFrog Learning DVD Set のTalking Words Factory
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つぎは、Talking Words Factoryを見てみましょう。
こちらの対象年齢は3~6歳となっています。
『Letter Factory』でアルファベットの発音を学んだのと同じような工場という設定です。
この『Talking Words Factory』では、『Letter Factory』で学んだ一つ一つのアルファベットの音をいくつも組み合わせてアルファベットの塊としての単語の発音を学んでいきます。
例えば
- 『C』+『AT』で『CAT』
- 『B』+『AT』で『BAT』
- 『F』+『AT』で『FAT』
- 『T』+『AD』で『TAD』
- 『D』+『AD』で『DAD』
- 『GL』+『AD』で『GLAD』
など、組み合わせの一部を変えたり、組み合わせの先頭のアルファベットを変えた単語の読みと意味が音楽に合わせまとめて覚えられます。
アニメーションのキャラクターも可愛らしくコミカルで、テンポよく進んでいくので意味は分からなくても、子供はくぎ付けで見入ってくれていました。
『Talking Words Factory』は『Letter Factory』の続編と言った内容となっていて『Letter Factory』で覚えたアルファベットフォニックスのキャラクターが登場します。
『Letter Factory』の世界がそのまま繋がっている部分も多いので、『Letter Factory』からの次のステップとして使うとスムーズです。
しかし、それ程順番にこだわらなくても、『お勉強!』と肩ひじ張らずに、気楽に楽しく何度も見ているうちに子供は自然と単語の音を覚えていきます。
DVDの時間は34分
DVDはストーリーを再生すると 34分程度となっています。
Talking Words Factoryのメイン画面はこのようになっています。
Playを選択すると、本編のストーリーが再生されます。
Scenes Indexを選択すると、観たいシーンから再生できます。
The Word Gameを選択すると、本編で出てきたフォニックスを組み合わせて単語を作るゲームもできます。
音声で指定されたフォニックスのアルファベットを選んで単語を完成させるゲームです。
上の写真だと、”セット”と言われたらETの前に”S”を選んで入れる、と言った感じです。
大人がやっても結構勉強になりましたよ。
LeapFrog Learning DVD SetのLet’s Go to School
最後のDVDは、Let’s Go to Schoolです。
こちらは対象年齢3~6歳となっています。
内容は、先に紹介した2本のDVDよりも、少し難しくなっています。
舞台は、空想世界の『School』です。
明日から通うSchoolでどんな事をするのか不安な幼いカエルのキャラクターが、魔法使いのホタルのキャラクターに案内されて想像の中の『School』を訪れます、そこにいたのは、子供達よりさらに不安になっている教材たちでした。
アルファベットのフォニックス、1~20までの数字、カレンダーに出てくる曜日や1月~12月の月、季節、それから動物の親子や群れの名前などの単語が出てきます。
それぞれ楽しい音楽に合わせ、アルファベットや数字の可愛らしいキャラクターがテンポよく動き回るので、小さな子供も飽きずに見る事が出来ますよ。
いろいろなことを学んだあと、想像の世界から帰ってきた幼いカエルのキャラクター達は、Schoolに行くのががとっても楽しみに。
と、学校へ通うことが楽しいという意識付けにもなります。
DVDの時間は35分
DVDの本編は 35分程度となっています。
Let’s Go to Schoolのメイン画面はこのような感じです。
英語が判らなくても、何となく操作はできますね(笑)。
Play Movieを選択すると、本編ストーリーを再生できます。
Select A Sceneを選択すると、ストーリーの途中の任意の話から再生できます。
Extrasを選択すると、おまけの映像を見ることができます。
Extrasでは3つの項目があります。
1:Alphabet Storybook
アルファベットのフォニックスを確認できるストーリーブックです。本編に登場するアルファベットソングが絵本形式となったような教材です。
2:Sing-Along
本編ででてきた歌を選択して視聴することができます。
3:Trailers
販売中のDVDと次作の予告の宣伝です。※このDVDの発売当時のものです。
LeapFrog Learning Pathを選択すると、リープフロッグ教材の説明を見ることができます。
Let’s Go to Schoolで気に入ったのはコレ!
一番気に入ったのは『Animal Family Song』。
動物の名前と、その子供の呼び名、その動物が群れになった時の呼び名を歌で紹介しています。
思わず『へー』となってしまう内容でした。
日本では動物の名前の前に「仔」をつければOKみたいな感じですからね(笑)。
本編では、文字として出てくるのは数字の123と群れになった時の呼び名だけですが、『Extras』の『Sing-Along』で歌詞を字幕付きで見ることができます。
輸入盤LeapFrog DVDを買った場合の注意点
リージョンコードには注意が必要!
DVDにはリージョンコードと言う物が設定されています。
地域によって6つに分けられており、日本のリージョンコードは2、アメリカのリージョンコードは1となっています。
このリージョンコートで何が問題かというと、同じリージョン内で販売されたDVDしか観ることができないということです。
つまり、リージョン1であるアメリカで販売されている『LeapFrog』のDVDは、リージョン2の日本で販売されている普通のDVDデッキでは再生できません。
(参考:6つのリージョンコードとその地域)
- バミューダ諸島、カナダ、アメリカ合衆国 およびその保護下にある地域
- 中東諸国、西ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、エジプト、フランス保護領、グリーンランド、日本、レソト、南アフリカ および スワジランド
- 東南アジア、香港、マカオ、韓国 および 台湾
- 中央アメリカ、カリブ海諸国、メキシコ、オセアニア、南アメリカ
- アフリカ、旧ソビエト連邦諸国、インド亜大陸、アフガニスタン、モンゴル、北朝鮮
- 中国本土
『LeapFrog』専用に、リージョン1のDVDデッキを購入しないといけないの?!
それじゃあ専用のDVDデッキが要るの??って心配になりますよね。
でも、安心してください!リージョンフリーという、リージョン関係なく再生できるDVDデッキが販売されています。
こちらだと、日本のDVDも見る事が出来ますよ。
※PCでDVDを視聴する場合、リージョンの変更に回数制限がある場合が有るようです。お使いのPCをご確認くださいね。