
目次
マスク不足は一体いつまで・・・
すぐに供給を再開しますよー。
なんてアナウンスもむなしく、マスクが売っているのを見る事がなくなってしまいました。
私自身、最後に店頭で使い捨てマスクをみたのは2月21日。
少し残っていたガーゼマスクもすぐに姿を消しました。
最早、『マスクの着用をお願いします』と言われても、『入手できないよ!』といった状態ですね
パパのハンドクラフト第二弾!マスクを作る
欲しいなら自分で作る時代 マスクを作ることを決意
使い捨てマスクも、洗って何度か使えるとはいっても限度はありますし、マスクを作ってみることにしました。
大抵のものが簡単に手に入ってしまうこの時代に、『手に入らないのなら、自分で作ってしまおう!』なんて言うことになるとは…
Step1 材料&道具の準備
まずは、100円ショップで材料を入手してきました。
材料は
- はぎれ布
- ゴム紐
- ガーゼ
必要な道具は
- ハサミ
- ミシン
- アイロン
- ゴム通し(あれば便利)
ガーゼは、家に有ったガーゼタオルを切って使用しました。
Step2 プリーツタイプ?立体裁断タイプ??どっちにするかを決定
マスクには、立体裁断のタイプとプリーツのタイプがありますよね。
プリーツタイプのほうが、直線の縫製のみで作れそうなので難易度は低そうです。
対して立体裁断タイプは、曲線縫いが必要で縫製は多少難易度が高そうですが、材料の布地は少なくて良さそう。
今回は用意できたガーゼハンカチが小さいので、材料が少なくても出来る立体裁断タイプを作成する事にしました。
Step3 採寸
まずは台紙を作成しました。
手持ちのマスクを元から型をとり、ゴムを通す部分には30㎜。
縫い代は7㎜とりました。
こんな感じです。
Step4 裁断
型紙を使い布地を切り出します。
マスクを装着した際に外側になる布地は型紙通り(赤ライン)。肌に触れる布地はゴムを通す部分を折りたたんだサイズ(オレンジライン)で布地を切り抜きます。
それぞれに表裏が反転した形状のものが2枚、布地パーツは合計4枚となります。
※布を2つ折りに畳み、そこに型紙を重ねた状態で切り抜くと表裏が反転した2枚のパーツが一度に作れますよ。
Step5 ミシンがけ
今回も家にあるミシンが大活躍です。
と言うか、ミシンがなければハンドクラフトしようとは思わなかったでしょうね(笑)。
まずは、左右のパーツを表同士で合わせ、曲線部分を縫い合わせます。
水色のラインをミシンで縫い付けます。
縫製した曲線部分の外側に10~20㎜位の間隔で切れ込みを入れます。
縫製部分を切らないように慎重に、かつ縫製部分近くまでしっかりと切り込みを入れます。
この後の作業をキレイにするためのモノ、間隔はアバウトでOKです。
切り込みを入れ終えたら、縫い代部分を左右に割って、アイロンで止めつけます。
縫い代部分を両側に分けることで、厚みの偏りが無くなります。
縫い代をアイロンで押さえつけたら、中央縫い目の両側3㎜位の部分にステッチを入れて止付けます。
肌側のガーゼも同様に処理を行います。
柔らかくて縫いづらかったのでステッチは省略しました。
表面側を内側にして、上で作った二つのパーツを重ね合わせます。
中央の縫製ラインを合わせてピタリと合う位置で上下を縫い合わせます。
水色のラインでミシン止めします。
両側の穴部分から裏返して、表面を露出させます。
上下をミシンで縫ってステッチ止めします。
手間を惜しまず、アイロンでしっかり押さえてから作業するとキレイに出来ますよ。
両側の縫い代を折りたたみ、さらに15㎜程度折り返します。
アイロンでしっかり押さえてから…
端を縫います。
できたトンネルにゴム紐を通してから、縛って輪を作り、結び目をマスクの中に隠して…
出来上がりはこちら
出来上がり。
実際作ってみてわかったこと
縫い代
縫い代は7㎜で制作しましたが、薄い布地ではさほどゴワつく事もないので、10㎜位は有った方が作業しやすいです。
ゴムの長さ
ゴムの長さは、つける人に合わせて調節できます。ここがハンドクラフトのいいところですね~。
縫い目アレンジ
模様縫いが出来るミシンなら、ステッチを模様縫いにしてみるのも面白いですよ。
手作り立体裁断マスクの作成時間
この前作った、ポケットティッシュケースより作業が多いですが、それでも写真を撮りつつ50分くらいで作ることができましたよ。
我が子の反応
やはり、一番気になるのが我が子の反応です。
マスクの柄は大層気に入ってくれたのですが、どうも耳にかけるゴム紐が少し短く、耳が痛かったらしくまさかの不評(涙)。
ゴム紐を調整した後のマスクもなかなかつけてくれなくなりました・・・・。しょんぼり・・・。
今回はヘアゴムを使ったのですが、もう少し薄く柔らかいゴムの方が良いかもしれませんね。