駐車場を侵略中のスギナやシロツメグサの除草に大苦戦

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駐車場に物凄い勢いで雑草が生えてきました。
エノコログサ、ブタクサ、ヨモギ、トクサ、スギナ、シロツメグサ等

除草剤を使用して様子を見ていたが

除草剤を撒いて少し枯れてきたか?と思ったのですが、完全に枯れきる前に新たな雑草が生え始めました。
中でも猛威を振るっている雑草は
スギナとナシロツメグサ。ほかの雑草は慎重に引き抜くと根まで抜けるのですが、
スギナとシロツメグサは、抜こうとしてもちぎれてしまいます。少し掘り返してみると大きな地下茎がくっついていました。地上に出ている部分に対してイモか?という程のボリューム。どうも工事の際に重機で掘り返して、地下茎が寸断されたのがいけなかったか。
除草剤も完全に枯れる前に、どんどん別の部分から生えてきてしまう様子。
シロツメグサは除草剤を撒くと地上部分はすぐ枯れたのですが、すぐに枯れることで、かえって地下茎までは薬剤がいきわたらなかったのでしょうか?

シロツメグサを観察してみた。

シロツメグサは日本中どこでも見る事が可能ですが、もともとはオランダから牧草として持ち込まれたものが野生化したと言われています。

マメ科 シャジクソウ属の植物でアイルランドの国花にもなっています。
クローバーとも呼ばれています。
葉は幅の広い3葉よりなり、葉の中ほどに白い模様がはいります。
葉よりやや長い花茎に白い梵天状の花が咲きます。
花冠を作ったり、花を飛ばしたり、四葉を探したりと、遊んだことがありますよね。

あまり注意してみたことが無かったのですが、よく見ると地上に出ている部分はツル状に地表を伸びていて所々から根がでることで、地面に固定されています。
茎が網目状に地表を覆い、そこから葉が立ち上がっている感じですね。
掘ってみると、立派な根がでてきました。茎のあちこちから根が張っているので慎重に抜かないとすぐにちぎれてしまいます。芝生を植えてある場所に生えるとなかなか除去が難しいと書いてあるサイトがありましたが、芝生と絡み合うとシロツメクサだけを完全に抜き去るのは確かに困難そうです。
花が終わると小さな鞘に入った種ができます。

スギナを観察してみる。

シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物で根が深く張ることから地獄草とも呼ばれる多年生の植物です。
地獄草!!なんとも恐ろし気な別名が付いています。
春に見られる胞子茎はツクシと呼ばれています。
こちらはお馴染みですね。ツクシしか見ていませんでしたので同じ植物だと気が付きませんでした。
地表に見えている部分を引っ張っても葉っぱだけがとれて、地下茎が残るのですぐに復活してきますし、地下茎がちぎれると、ちぎれた分どんどん数が増えていきます。

一般にグリホサート系除草剤がお勧めされています。

いずれも地上の葉から吸収され、根まで枯らすことができるグリホサート系除草剤がよいそうですが、なかなかにしぶとそうです。

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