明和町に残る古都『斎宮』は電車好きの子供達にもお勧めの観覧スポットだった

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斎宮

ちょっと息抜きで「斎宮跡」にお出かけ

自粛しつつもちょっとお出かけ

自粛のゴールデンウィークも終了しましたね。
松阪こた堂接骨院のある松阪市でも、コロナワクチン接種の「個別接種実施医療機関一覧」が公開され、コロナ禍にもいよいよ先が見えて来た感じかな?
コロナワクチン接種が万人に行き渡るのは、まだまだ時間がかかりそうですから注意をするに越したことはありませんね。

ワクチン接種が進み、感染者数がある程度減るまでは県を跨ぐ遠出は控えるに限ります。
でも、そんな今が”近場のまだまだ知らない観光スポット”を発掘するチャンス!です。
屋外で、人との距離もちゃんと取れる観光スポットへのお出かけは、自粛のちょっとした息抜きにもなりますしね。

偶然見つけた史跡「斎宮跡」

そんな”近場のまだまだ知らない観光スポット”、偶然ですが発見しましたよ。

外出時に道を間違えて、たまたま通りかかった場所なのですが。
明和町にある、広大な公園(?)

斎宮

電車で通ってもよく見える、近畿日本鉄道斎宮駅前の線路沿いにあるとても広い場所です。
神社風の建物が見えているので、伊勢神宮関係の土地かな…と思っていたのですが。

なんと、史跡でした!

この場所は、伊勢物語や源氏物語にも登場する『斎宮』という伊勢神宮ゆかりの土地なんですって。
ちなみに伊勢物語では、第六十九段狩の使で、この斎宮を舞台としたお話が展開されています。

斎宮

斎宮とは?

斎宮は、天皇に変わって伊勢神宮の天照大神に使えていた『斎王』の宮殿と、斎宮寮という役所のあった場所です。
斎王は、天皇の代替わり毎に皇族女性の中から選ばれ、京都にある都から派遣されていました。
斎王の制度は、飛鳥時代から鎌倉南北朝時代まで660年間も続き、記録には60余人の名前が残されていますが、実態はよく判っていないのだそうです。

斎宮

斎宮の発掘が開始されたのは、昭和45年。宅地開発に伴う事前発掘調査から始まりました。
昭和54年には、国の史跡として指定され、現在も発掘調査は続けられています。

斎宮

斎宮跡地は東西に約2km、南北に約700mとかなりの面積。当時は500人もの人が生活していたんですって。
現在ではその敷地の中に、駅や博物館、歴史体験館、休憩所、ハナショウブ園などが点在しています。

斎宮
芝生のとても広い広場があるので、ピクニックなどにも良さそうですね

斎宮を再現した模型もある

小人の家っぽいモノを見つけて見に行くと…。
斎宮
発掘調査をもとに再現された10分の1模型が造られていました。

斎宮 しまかぜ
10分の1サイズとは言っても
斎宮
中々の規模の建物群です。

斎宮
かなり立派な役所だったのでしょうね。

斎宮跡は歴史以外でも人気の場所だった

史跡が子どもに大人気?その訳は

斎宮
そんな、ロマン溢れる歴史的な史跡なのですが、それ以外でもこちらは人気スポットなんですよ。
史跡沿いには近畿日本鉄道の線路が通っているのですが、線路沿いに小さなお子様を連れた方々の姿がチラホラ見られます。

斎宮
そう、こちらは電車好きなお子様達に人気の、近鉄電車が見られるスポットなんです。

斎宮
日陰は少ないですが、余裕のある広い空間でフェンスや柵もあり、親御さんも安心です。

斎宮
ローカル電車や、特急の他にも、人気の『しまかぜ』も見られます。
『しまかぜ』は本数が少ないですが、10km程離れた伊勢市駅が停車駅なので、伊勢市駅の発着時刻を調べると、ある程度通過時刻を予想できますよ。
物凄いスピードで通過していく『しまかぜ』に我が子も大興奮でした。

 

 

 

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