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家庭菜園でトマトが人気 その理由とは
家庭菜園していますか?
コロナ禍のステイホームの影響で、家庭菜園の人気が高まっているのだそうですね。
松阪こた堂のある松阪市は、割と田舎ですので家庭菜園といってもちょっとした農園規模でされている家もチラホラあるのですが、
我が家の庭はそこまで広くないので(笑)、日の当たるちょっとしたスペースで野菜を育てています。
自給自足というよりは、子供が野菜のなり方を知る為のちょっとした観察スペース、といったところでしょうか。
家庭菜園でトマトが人気な理由
家庭菜園で作る野菜の中でも、人気なのはトマトなんだそうです。
丈夫なので初心者にも比較的簡単に育てられて、実も沢山収穫できるからなんだそうです。
ホームセンターの園芸コーナーには、色々な種類の苗が販売されています。
甘さや丈夫さを詠った品種や、ベランダのプランターなどでも育てやすい背の低い品種などより取り見取りで何を買って良いのか迷ってしまいます。
初心者をターゲットにしているのであろう、『野菜培養土』や、ズバリ『トマト培養土』なんかも販売されていますね。
プランター不要で、そのまま植えられる。なんていう商品まで販売されています。
我が家のトマト 苗を自力で増やしてみた
トマトの苗を買わずに増やす方法
ところで、このトマトの苗木ですが簡単に増やせるんですよ。
植え付けて暫くすると、葉っぱの付け根から「脇芽」が生えてきます。
この脇芽、そのまま育ててもよいのですが、風通りが悪くなったり栄養を取られるということで摘んでしまいます。
普通、トマトの葉っぱは食べませんから、捨ててしまうのですが…それを利用します。
脇芽を水に差す
摘んだ脇芽を、そのまま水に差しておくと…
1~2週間程でにょきにょきと根っこが生えてきます。
普段育てている多肉植物と違い、切り口関係なく水に浸かっている部分全体が発根します。
白い根っこが見えてくると、そこからはアッと言う間に根が伸びていきますよ。
根が出た脇芽をプランターに植える
ある程度根が伸びたら、プランターに植え付けます。
発根させずに直接プランターに挿してもOKなのですが、枯れないように管理するのが面倒なので、まずは水差しで少し成長させてからの方が楽だと思います。
水差しで生えた根は、給水する力が弱いらしく、植え付け直後から葉がグッタリしおれてしまいました。
土が乾かないように、たっぷり水やりをして置いておきます。
この後、あまりにもグッタリしてしまったので、日陰に移動しました。
トマトの苗 無事に増殖
夜になり、気温が下がると葉っぱも少し元気になりました。
翌日は雨で一日たっぷり水を吸って、元気に育ち始めています。
脇芽のサイズは10cmくらいでもいいかも
今回植え付けた脇芽は、30cm程もありそうなモノを使用したので、既に花と小さな実も付いていますが、挿し芽をするなら10cm前後が良さそうです。
あまり葉が多い大きな脇芽を使うと、プランターの土の中でしっかり発根するまで水を吸い上げるのが大変らしく、昼間はかなりしおれた状態になってしまうからです。
これからさらに気温が上がるので、ちょっと管理に気を使う必要が有りそうです。
でも、脇芽が10cm前後ならさほど神経質になる必要もなく簡単です。
どうせ捨ててしまうなら、挿し芽に挑戦してみてはいかがでしょうか。
あと一苗欲しいなという時も、買わずに挿し芽をしたら経済的ですしね。
それに、脇芽を水差ししている間は、普段見る機会のない根の様子も観察できますから、子どもの教育にも役立ちますよ。