メロンの種からプランター栽培でメロンを再生できるか?
自宅で食べたメロンの種から再びメロンを作るのだ
息子が大好きなメロン。
昨年、頂いたメロンの中にぎっしりと詰まった種を取っておいて、春に種まきをしてみました。
駐車場の端に置いたプランターで育成中。
再び、あの美味しいメロンに再会することができるのか?!
メロンが大好物な息子の期待を背負いつつ、
プランター実生メロン栽培記録。
種蒔きから3か月経過
2022年7月25日 91日目
結実後、急速に大きくなっていた果実も肥大の速度が落ち着いてきました。

9.5㎝位。先週と殆ど変わりありませんね。
この実が付いている株は元気なのですが、少し黄色く枯れてきている株についた果実は開花日が遅かった事を考えてもやはり小さめです。
YouTubeなどで、メロン栽培農家さんの育て方を見ていると、『草勢を保つ』と連呼されていたんですが…
確かに株が元気な状態で一気に肥大させないと、各蔓2個の果実を販売されているサイズに育てるのはムリでしょうね。

こちらは、ウリっぽい実ができている株。
サイズは7㎝程まで育ちました。
完全にメロンでは無さそうですね。

実は、根本近くの見落としていたモノを含め3個残していたのですが、隣の実はあまり大きくなっていません。

根本近くの実も、先週とあまり変わりない感じです。
こちらの株もあまり元気が無い状態なので、株が実を育てられる限界なのだろうと判断して摘果することにしました。

摘果してきました。
せっかくなので、中身を見てみましょうか。

見たと匂い目は、キュウリっぽい。
味は…まぁ…キュウリ??
苦味も甘味もなく、特に面白いオチも付きませんでした。
2022年7月28日 94日目

2日連続で、時折たたきつけるような強烈な雨と雷が鳴り響くなんだか安定しないお天気です。

雨が止んでも暑さが収まる気配もなく、まるでお風呂場の様。
メロンの根は加湿に弱いらしいので、ちょっと心配です。

ウリっぽい実は、順調に生長中です。
8㎝を少し超えた位ですね。網目はやはりできてきていませんね。

葉の色が薄いのは栄養不足か?
化成肥料を追肥してみます。なんだか毎週追肥しているような…
一番育っている株のあるプランターは株も元気なので、肥料不足は違う気もします。
肥料も水やりも全てのプランターで同じようにしているので、相対的に水のやり過ぎが原因でしょうか。
せめて、実が塾するまでは耐えてくれるのを祈るばかりです。
2022年7月30日 96日目

結局4日連続で、短時間のスコール様の雨となった、松阪こた堂接骨院のある三重県松阪市です。
メロンの葉は相変わらず黄色く元気が無い状態です。
ダイソーで有機石灰を購入してきて撒いてみました。
2022年8月1日 98日目

朝の8時代より、立っているだけでも汗が噴き出す暑さです。
本日は、ウリハムシが大発生。20匹以上を退治しました。

ウリっぽい実も9㎝となり…

ひび割れて、ネットが形成されてきました。
色が濃いダケで、ちゃんとネットメロンの見た目になるのか?
2022年8月3日 100日目
連日のように危険な暑さが続く毎日です。

日当たりは十分。
…ですが。

一部の蔓が、かなりしおれてきました。
収穫には、まだ3~4週間位かかる予定なのですが、それまで葉は持たなそう。
実よりも上位の葉は元気なので、辛うじてもつかなぁ。
この蔓にも実は2つ残しています。こんなことなら欲張らずに各蔓1個づつにしておくべきだったか…。
2022年8月5日 102日目
連日の猛暑と、昨日は雷雨。
なんだか天候は安定しませんが、メロンの方はあまり変化ありませんね。
実の大きさも殆ど変化無くなってきたので、このまま順調に糖度が上がってくれるのを期待です。

一番元気の良い株の、根本の蔓が咲けているのを発見しました。
ここから変なばい菌が入り込んで枯れる。とかは避けたいところですね。
まぁ、この蔓は実が付いていないので、広がる前に気づいて切断できればどうにかなる。かな?
取敢えずは様子見です。
2022年8月8日 105日目
本日も朝からウリハムシが大発生でした。
もしかして、大発生してるわけでは無く土日の間に住み着いているダケ?

大きさはあまり変化ありませんが、ウリっぽかった実にもネットが入ってきました。

一番育っているものでも、種をとった元のメロンに比べると随分小さいのですが、
ネットも形成されて、見た目だけはきちんとメロンらしくなっています。
収穫を目前にしてメロンの株が枯れる
2022年8月12日 109日目

もはや水やりとか関係なく、しおれてきている株があります。
そろそろ実に栄養を全て蓄えて、植物体は枯れ行く時期なのか?
ネットで育て方を調べてみると、収穫前10日程は水やりをやめると良いらしい。
しかし、プランターで地植えと同じように水やりを止めたら一週間もたたずにドライフラワーと化してしまいます。
メロン農家のYouTubeを見ると、収穫時の植物体の状態は『水が不足』の状態ではありそうですが、『水が切れて枯れている』状態では無さそう。
そもそも、収穫日の違う実がなっている株は先に収穫する実に合わせて枯れてしまったら、次の実が収穫できないですよね。
という訳で、枯れない程度に水を控えめに育成してみることにしようかな。なんて考えていたら、台風がやってきそうな天気予報です。
断水どころか、加湿状態になってしまいそう。
2022年8月15日 112日目
水を切り気味に育成しよう。という思惑とは裏腹に、連日のスコール(?)により水やりは十分。なハズが…

なんだかどんどんしおれて行ってしまいました。

素人目に見ても、異常な枯れ方ですね。

根本近くの茎が完全に枯れてしまってます。
これでは、水を吸い上げられないですよねぇ。

ちょっと引っ張ってみると、簡単に抜けてしまいました。
根っこが全然無いぞ?
水のやり過ぎで根腐れしてしまったのでしょうか?

なんとなく根の付け根辺りを折ってみると、何かの幼虫が喰い荒らしてる?!
調べてみると、ウリハムシの幼虫のようです。
ウリハムシの幼虫は初期は細い根を食べ、生長と共に太い根を食害し、やがて茎にも入り込むのだそうです。
メロンは根が食害されることで水を吸い上げることが困難となり、初期には昼間のうち葉が萎れ夜間に戻る状態、食害が進行するとやがて枯れてしまうんですって。
最近昼間、葉が萎れ気味だったのは水やりのタイミングのせいでも暑さのせいでもなく、ウリハムシが根を食害していたからだった様子。

せっかく育ったのに。
まだ受粉から40日程、収穫できるまでには1~2週間程かかる予定だったのですが…

少々小さめですが、模様は立派なネットメロンができました。
カチカチなので、10日程追熟して食べてみる事にします。
2022年8月18日 115日目
またしても、枯れてしまいました。

前回枯れた株と同様の症状です。

最後のあがきで、葉が完全に枯れてしまうまで置いておこうかとも思ったのですが…
大きい方の二つに画像のようなひび割れがあるのを発見。連日の雨で腐っても残念なので収穫することにしました。

先日のモノよりも、さらに小さめです。
一番小さい実は、ネットの形成も不十分に見えます。

株を引き抜いて確認してみると、今回は根っこの被害はさほどでも無さそう?
と、思ったのですが…

根本を折ってみると、ウリハムシの幼虫が4匹出てきました。
隣の株の根本を調べていると、ウリハムシの幼虫を2匹発見。抜いた株の根本から移動したのか、隣の株も既に食害にさらされているのか?
全滅はどうにか避けたい所なんですがどうなることやら。
2022年8月22日 119日目
週明けの月曜日。
先週、株元でウリハムシの幼虫を発見した株です。

完全に枯れてます。

雨のせいでしょうか、引っ張ると根本から簡単に千切れてしまいました。

蔓2本で、片側に2つの実をつけていたのですが、残念ながらこちらの株も収穫日を前にしての収穫です。

株の根本部分には、やはりウリハムシの幼虫が巣くっていました。
2022年8月23日 120日目

断水する時期のハズが、先週から降り続く雨に根をやられてしまったのか?
一番元気だった株も元気が無くなってしまいました。

根本がぐっしょり濡れています。
少し引っ張ってみると、簡単に千切れてしまいました。

千切れたのは、102日目に茎の割れを発見した蔓の根本ですが、やはり茎に傷があるので雨などで傷みやすくなってしまったのでしょうか。

そして、この株にもやっぱりウリハムシの幼虫が巣くっていました!!

千切れた部分だけで、ウリハムシの幼虫を2匹発見。
この株だけは、辛うじて受粉後50日をクリアできたので、葉が完全に枯れるまで我慢してから収穫してみる事にします。
何者かに蔓を切断された
2022年8月23日 120日目
同日です。
深夜のパトロールにやって来ると…

駐車場にメロンの蔓が落ちてる?
夕方見た時には異常無かったのに、夜の闇に紛れて何者かにプランターを襲撃されてしまいました。
枯れるまで我慢するつもりだった蔓は無残に引きちぎられてしまっていました。
2022年8月24日 121日目
朝から被害状況の確認です。

あと10日程で収穫予定だったメロンの姿が有りません。

少し変わった感じの実がなっていて、どんな味になるのか楽しみにしてたのに!!!

蔓が無残に引きちぎられていた株ですが、メロンはぶら下がったまま無事でした。
同じ位の高さに成っていたのですが、こちらはなぜか蔓を引っ張って諦めた様子?

引きちぎられてしまった株には、もう一つ実がついていました。
まだ収穫には早すぎです。

ダメ元で水差しにしてみました。

少しでも、光合成できますように。

株元は、連日の雨で蒸れていたのか簡単に千切れてしまいました。

ボロボロですね。
コルクの様になっていた部分が、スポンジのように水を含んでボロボロになってしまうようです。

そしてやはり、ウリハムシの幼虫が巣くっていました。
発見した幼虫は20匹!!
茎の中にも侵入しており、株元から25㎝以上も上まで茎の中に侵入している個体もいました。

ついでなので、実を取られてしまった株も引っこ抜いてみました。
こちらは、子蔓を2本で実のない株の生長点には花も少し咲いている状態。
株元もしっかりしていますし、根も元気ですね。
根本を折って確認してみましたが、ウリハムシの幼虫は確認できませんでした。
食べ終えた贈答品のメロンの種を蒔いて育てて再び美味しいメロンと再会できるかを検証。1か月目(種まき~発芽)
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