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健康診断の結果発表が届きました。
先日受けた健康診断の結果が返ってきました。
元々判っていた事を除くと、特記事項は2種類。
血液検査での『赤血球数』と胃部レントゲンでの『穹窿部多発性ポリープ』です。
総合所見では経過観察。となっていますが、これは一体何だろう?ということで調べてみました。
血液一般検査では、血球の数や機能を調べる。
検査項目は血液一般・血算等・赤血球数となっています。
血液一般検査とは、血液成分の中の血球の数・機能等を調べる検査です。血球は白血球・赤血球・血小板、といった血液の固形成分の事をさします。検査項目における『基準値』は健康と判断された個体の分布95%を含む中央部分で、各医療機関により若干の違いがあります。
ちなみに今回の検査では5.64でHとなっています。
赤血球数の標準値は通常どの位?
各医療機関により違うということなので、多めの設定の医療機関を検索してみました(笑)
一般財団法人健康医学協会では男性430~570、女性380~500となっています。
ここの基準値なら範囲内です、安心安心…
そういう事じゃありませんね。
赤血球が増える要因は?
空気の薄い高所居住者,肺気腫などの慢性肺疾患,先天性心疾患。喫煙などの要因で増える事があるそうです。
しかし、該当は無さそうです。
赤血球が多い状態を多血症と言うそうで、血液の流れが悪くなり血管が詰まりやすくなったり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がるのだそうです。
少し不安になってきました。
血液中の血球数なので、発汗などにより相対的に増える事もあるようです。
検査の日は前日から絶食、当日は水を少し飲んだだけ、しかも朝からイヌの散歩に行っています。それ以前に、夕ご飯の後にイヌと一緒に2時間運動しています…。
脱水が疑わしそうですね。
胃部レントゲンの穹窿部多発性ポリープとは何だろう?
もう一つは胃部レントゲンの穹窿部多発性ポリープです。
そもそも穹窿部ってどこだ??
胃は食道側から胃底部(穹窿部)、胃体部、幽門部(前庭部)と呼ばれています。
一番入り口よりが底なんて変な感じですが、胃の入口側の方にポリープがあるようです。
ポリープって?しかも多発性ってなってますが。
ギリシア語で多くの足を意味するpolupousから、胃粘膜上皮が異常増殖するなどしてイボのように突起が出来ている状態をポリープと呼びます。
多発性は同時期に2か所以上の部位に病変が現れている状態。
胃底部は比較的ポリープができやすい部位で、ピロリ菌の感染が無い場合は気にすることは無いそうです。(ピロリ菌の有無もバリウム検査である程度判るそうです)
取敢えず、経過観察で良さそうですね。
http://comoestas.net/barium/