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今回は三岐鉄道三岐線にのるよ
男の子はバスや電車が大好きですよね。
当家の3歳児も御多分に漏れず、バスや電車が大好きです。
しかし『電車に乗りたい!!』と言われても、ちょっと困ってしまいます。山手線や環状線のようなぐるぐる回っている電車がある地域ならいいのですが
適当な駅まで行って、逆方向の路線で戻ってくるという小旅行は大人には少々退屈です。
かと言って、目的地を決めて出かけても、途中ぐずりだして結局そのまま帰ったりして…
まずは近鉄線で近鉄富田駅へ
まずは、松阪駅から近畿日本鉄道を使って近鉄富田駅に向かいます。
JRの場合は富田駅から300m程移動します。
近鉄富田駅の2番線に到着♪
乗ってきた近鉄急行に手を振って見送ります。
車掌さんも手を振ってくれてます。
近鉄富田駅から三岐鉄道三岐線に乗り換え
三岐鉄道の乗り場は、近鉄富田駅の名古屋方面2番ホームと同じホームの反対側の3番ホームになります。
三岐鉄道に使われている線路幅はナローゲージといって、在来線で普通に使われているモノより少々狭いモノなのだそうです。
上の画像で、一番左が三岐鉄道三岐線(線路幅1067mm)。中央と右側が近鉄線(線路幅1435mm)です。
写真だとよく判りませんね。
電車は1時間に2本程。
貨物電車が走っている関係で、パターンダイヤにはなっていないのだそう。
線路幅は狭いですが、車内はそんなに狭い感じはしないですね。
車両間の接続部分の通路(?)は、かなり広くなっています。
乗り心地は…正直あまり良くはなかった。結構突き上げるような振動が有ります。
三岐線は自転車でそのまま電車に乗る事ができる『サイクルパス』なる区間があるのだそうです。
終点は三重県の最北端(鉄道駅)
近鉄富田駅から終点の西藤原駅までは、45分程で到着します。
西藤原駅は三重県の最北端にある鉄道駅なのだそうです。
西藤原駅の到着したホームの反対側には…
三岐鉄道の開業時に造られた、SL等が展示されています。
E101型蒸気機関車E102号機。90歳近い(1931年製造)年代物の機関車ですが、そのまま走れそうな状態に見えます。
他にもED22型電気機関車ED222号機(1925年製造)、ディーゼル機関車 DB25号機が展示されています。
西藤原駅の駅舎は機関車を模した形となっています。
緑の電車が待合所、後ろのあずき色の客車部分にはトイレがあります。
西藤原駅前公園
西藤原駅の駅前は芝生の公園となっています。
展示車両はこちらの公園からも、間近に見る事ができます。
柵も何も無い本当に入っていいのか?!
西藤原駅前公園の小さな線路では、ウィステリア鉄道というミニSLが毎週日曜日に運行していたようですが、2015年3月27日をもって運行終了となってしまっています。
現在は、2017年1月より桑名工業高等学校有志により桑工ゆめ鉄道として復活し、不定期で運行されています。
この日は、ミニSLは運行していませんでしたが、子供は『大きいプラレール!!』とハイテンションで遊んでいました。
公園内には、車輪の展示(?)なのか???
転がして遊ぶ遊具…ではないよね?
右側は、線路幅の比較見本の展示。説明がついているのはコレのみ。
一番下が近鉄線(線路幅1435mm)。中央が三岐鉄道三岐線(線路幅1067mm)。一番上が三岐鉄道北勢線(線路幅762mm)の線路となっています。
三岐鉄道三岐線の切符は近鉄線の自動改札を通れません
三岐鉄道三岐線の切符は、厚紙の硬券。
検札は鋏でパッチンと切れ込みを入れてくれます。
近鉄富田駅では、有人改札を通る必要があります。
駅前にあるのは公園とお寺…
駅前には、公園以外何もありません。
飲料の自動販売機と、ビールを販売している店が有る程度です。
お子様と出かける際には、お菓子や食べ物は用意していきましょう。