
目次
ドッグウォーカー 何とか使えるようにしてみよう
先日購入したドッグウォーカーですが、当家のコーギーさんには今一つ合わないようなので改造してみることにしました。
ドッグウォーカーを使った時の問題点
まず、ドッグウォーカーの何が問題だったのかを考えてみました。
すると、この3点が問題と考えられました。
- 後足のせネットに足を乗せた状態だと、犬が足を下ろそうとする。
- 後足のせネットを使用しないと足を引きずる。
- 後足の付け根でドッグウォーカーを引く形となるので、固いフレームと足の摩擦が気になる。
問題点1は、犬の気持ちなので仕方がないとして、問題点2と問題点3はドッグウォーカーを改造したらなんとかなるのでは?
フレームの高さをあげてみよう
さて、どう改造しよう・・・。
色々考えた結果、後足を引きずるなら足が付かない高さにすればいいのではないかと思い、後足を支えるフレームの高さをを少し上げてみることにしました。
犬の
下半身を台車のように持ち上げて支えている部分の高さを少し上げて、引きずってしまう後足を浮かせてみる作戦です。
まず、後輪と本体フレームが接続されている2本のアームの前側のアームのネジをを外して、本体の長さ調整ネジの穴に移設してみました。
ネジが合っていませんが、仮設なので気にしない方向で…(笑)。
そして、後足のせネットの付いていたフレームが後足と干渉する位置となってしまうので、取り外しました。
これで改造は終了。さて、どんな感じでしょう。
我が家のコーギーさんに乗ってもらいました。
よいしょっと。
この改造で、高さは少し上がりました。
しかし、つま先はやはり少し地面に付いてしまいますね。
フレームの高さを改造したドッグウォーカー 使った結果
結論から言うと、残念ながらうまくいきませんでした。
オヤツで誘導すれば、一時的に少し前進する事ができますが、やはり後ろへ下がってしまいます。
麻痺の無い犬を試しに乗せてみましたが、やはり同様に後ろに下がってしまい、うまく歩くことはできませんでした。
このハーネスと組み合わせたら、良い感じになりそうなんですが…
そこまでの改造技術がなく無理でした。
ドッグウォーカーをバラバラに分解して、部品の組み合わせ方向を変えてうまい具合に使えないか試してみましたが、イマイチうまくいかず…残念!
胸に当たるバンドの方向を変えてみよう
フレームの高さを上げる作戦は駄目だったので、次の作戦を試してみることにしました。
取敢えずネジの位置を元通りにして高さはノーマルに戻して。
足置き部分のネットと支柱だけ外した仕様としてみました。
さらに、胸の下側を通していたバンドの方向を、進行方向側に変えて、胸部分でも車椅子を進行方向に動かす力を掛けられるようにする作戦です。
この改造で、バンドが胸の下側ではなく、胸の前側に来るようになりました。
胸の前に回したバンドは足を挙げてぬいてしまうので、手持ちのバンドを使って首輪に固定すると、うまい具合に足が抜けなくなりました。
そして、背中部分のフレームも、手持ちのバンドを使用して、首輪に固定してみました。
胸のバンドと、背中のフレームの2つを首輪に固定することで、ドッグウォーカーがかなり安定しました。
バンドの方向を改造したドッグウォーカー 使った結果
ゴハンで釣って呼んでみると…うまく前に歩けています。
胸と背中部分の固定によって、前に進む力が上手くかけられるようになったみたいです。
それに加えて、後足がきちんと地面に付くので、後ろに下がっていってしまうこともありませんでした。
これで、問題点3の「後足の付け根でドッグウォーカーを引く形となるので、固いフレームと足の摩擦が気になる。」は、一応の解決となった気がします。
しかし、問題点2の「後足のせネットを使用しないと足を引きずる。」は、解決には至りませんでした。
後足はひきずってしまいますが、そこは先日購入したPAWZドッグブーツと組み合わせて使用すれば良さそうです。
ふらついて倒れてしまうのは防げるので、暫くこの仕様でつかってみようと思います。
使用中動画追加(2020/10/5)
少し練習すると、歩けるようになりました。
ドッグウォーカーに乗った状態のままで、排尿もできています。