
目次
メロンの種からプランター栽培でメロンを再生できるか?
自宅で食べたメロンの種から再びメロンを作るのだ
頂き物のメロンの中にぎっしりと詰まった種を取っておいて。
プランターで再度復活させられるか?
メロンが大好物な息子の期待を背負いつつ、
暖かくなってきたので、蒔いて育ててみています。
プランター実生メロン栽培記録。
種蒔きから2か月経過
2022年6月27日 63日目
あまり下調べをせずに、プランターで雨対策を一切せずに育て始めてしまったメロン。
数日連続の猛暑日&スコールのような連日の短時間の大雨で、一番大きな株は一気に1m程の場所に設けた支柱まで到達しました。
異例の13日で梅雨明け。という気候のおかげで、心配していた梅雨による加湿も問題なさそうです。
2022年6月30日 66日目
メロンは、高温と乾燥に強い植物ということで、真夏日の続く中水やりをしていなかったので雨も降らず3日程断水状態となったのですが…
やはりプランターですと乾燥しすぎとなる様子で、連日勢いよく伸びていた成長が緩やかになってきてしまいました。
昨日の夕方と今朝にも水やりをしたので、葉は元気そうに見えるのですが
これまで生長点の10㎝程下で花が咲いていたのですが、生長点の直下まで花が咲いています。
これはあまり草勢が良くないサインなのだそうで
関係あるのか判りませんが、なんだか花も白くなっています。
追肥には少々早い(結実したら追肥をするらしい)ですが、化成肥料を少し蒔いてみました。
今日も夕方水やりをして、少し様子を見てみます。
2022年7月4日 70日目
昨日から降り始めた雨によって水は十分。化成肥料も効果があったのか、殆どの株が高さ1m程の場所に設けたネットまで到達しました。
高さも十分になったので、そろそろ実をつけていきたいですね。
しかし天気予報は連日の雨マーク。とりあえず台風4号が通過するまで保留です。
メロンの花は雨が降っていても咲くのですが、雨だと画像のような感じで受粉は無理そうですね。
2022年7月6日 72日目
心配していた台風の大雨も、殆ど影響なく終了しました。
一番大きな葉は25㎝程になっています。同じように育てているのにプランターによって随分育ち方に差がありますね。
土の中は見えないですが、土の表面から無数の根が顔を出しているのが見えます。
ちょっと土が少ないかと思っていたのですが、これだけ表面にも根が出てくるならこの上から土を追加してもイケるかな?
人口受粉してみる
2022年7月8日 74日目
トマトを栽培しているときにカラスに襲撃された苦い経験から1m程の高さまで蔓を伸ばしてきましたが、そろそろ受粉させたい所です。
メロンの雌花は、各葉っぱの根本から必ず出てくるようなので、結構沢山咲いてきます。
花の下側がぷっくり膨らんでいるので、雄花と比較すれば発見は容易ですよ。
雄花を適当にもじって、花びらを取り除き雌花のめしべにつんつんしておきました。
人口受粉を行うことで、受粉不良によるトラブルが回避できるのだそうです。
2022年7月13日 79日目
週末から雨模様の天気が続き、4日ぶりのすっきり晴れた晴天となりました。
少し大きくなった実がちらほら見つけられます。
一番大きなモノで3㎝程になっていました。
人口受粉した雌花はまだ大きくなってきていないので、虫の活躍で受粉したものですね。
毎日いろいろな虫たちが、せっせと花の周りを飛び回っています。
(番外編:飛来した虫の記録はこちら)
雌花は一節事に必ず咲くので受粉に付いては神経質にならなくとも虫に任せて、摘果だけ適切にすれば良さげです。
せっかく実がなっているのに、他に栄養が取られるともったいないと思い、摘果を始めたのですが…
実の付き方や蔓とのバランスなどを考えると、マニュアル通りピンポン玉大まで育ってから、どの実を残すかしっかり考えて摘果するのが良さそうですね。
摘果と摘芯のタイミングを間違えたか?!
2022年7月15日 81日目
少し晴れたと思ったら、プランターの土が乾ききらないうちにまたしても週末にかけて雨模様の天気予報です。
着果した実は、あっという間に大きくなっていきます。
カメラが広角レンズなのでちょっと小さく映っていますが、一番大きな実は5㎝程になりました。
少し化成肥料を蒔いて、株の具合を観察してみると…
おや?結実している株の先端部分が何かおかしい??
これまで、蔓の先端は、↑こんな感じで、カリフラワーのように生長点が有ったハズ。
最近は先端まで開花してしまっていましたが、先端の生長が止まってる?!
育て方のサイトを調べてみると、受粉の数日前に子蔓の生長点を摘芯して孫蔓を展開させておかなければならなかった様子(汗)
生長点を確保することで、根の活性が落ちないように維持したり、株の勢いを判断する目安になるんですって。
結実したことで、株が成長を止めて実を育てる状態に切り替わったんですね。
取敢えず全ての株の先端を摘芯してみましたが、間に合うでしょうか。
生長が止まってしまったように見える株は、『もう雌花はいらないから』と、取れる限りの脇芽を取り除いてしまったのが裏目に…
生長点となる孫蔓は、日当たりの良い場所に葉が無いのをフォローしようと伸ばした、着果節より下(こちらは早い段階で排除しなければならなかったらしい)に、2本しか残ってない状態となってしまいました。
そして、着果節より先に付いた雌花を実を全て摘果。
大きいのは、同じ位の大きさの実がなっていたのを どちらを残そうか迷っていた実です。
やはり、ある程度育つと摘果はもったいない気持ちが大きいですね。
せめて土に還って栄養となってくれたらいいな。
2022年7月19日 85日目
一日おきに雨が降っているような状態。で水やりのタイミングがよく判りません。
空中栽培で、種を取った元サイズのメロンと同等のサイズまで育った場合、かなり大きなメロンができる予定。
重くなった実が重力に耐え切れずに落ちるのを防止する為に、ネットでぶら下げる方法を取る事にしました。
ネットは、近所のホームセンターでニンニクの収穫用ネット10個入り58円を購入。
前後に紐をつけて両側からハンモックのようにぶら下げる方法にしてみました。
一番大きな実は、8.5㎝程に生長しています。
1蔓に2個位の結実を。と思ったのですが、同じ蔓でも成長速度にかなりの差が生じてしまっています。
欲張らずに、1蔓1個にしておいた方が良さそうかな。今からでも摘果すべきか、悩むところです。
ちなみに、人口受粉を試みた雌花は失敗したようで、枯れてしまいました。
開花受粉のタイミングで雨天となってしまうと、受粉はかなり難しいようです。
雨の日は花の中に水が入ってしまったり、虫もあまり活動していませんしね。
全体としてみると、受粉は虫だけに頼っても成功率はかなり高い様子。
ただし、いつが受粉日なのか不明。虫に頼る場合は、雌花が咲いたタイミングを全て記録しておく必要がありそうですね。
2022年7月20日 86日目
少しづつですが、毎日着実に大きくなっていく果実。
果実の表面をよく見ると、小さなひび割れが無数にできています。
このひび割れが、かさぶたのように盛り上がってメロンの網になるんですって。
株の方は、根本付近の葉が枯れてきました。
葉の色も全体になんだか薄いような?土が少ないので養分不足でしょうか??
肥料の葉面散布をしてみようかとも思ったのですが、必要な養分も良く判らないので断念。
『天然植物活力剤』なるものを購入してきて噴霧してみました。
植物版のサプリ?なんでしょうか?
肥料のコーナーで販売されていたのですが、成分的な表示は一切ありませんでした。
2022年7月21日 87日目
昨日ひび割れていた部分が塞がって、少しメロンっぽい見た目になってきましたね。
受粉に成功すると、こんな感じに大きくなってきます。
網目は無くても、なんとなくメロンですねぇ。
一番端に置いてあるプランターの、一番小さかった株にも結実しました。
ん?なんだかこちらの株になった実はちょっと見た目が違うような…
ウリ!!って感じですね。
摘果した実をプランターの土部分に放り込んでいたのですが、なかなか枯れていかない?と思っていたら
よく見ると、根本付近に出た孫蔓にひっそりと一つ結実していました。
しかし、この実もなんだかメロンっぽくないかなぁ。
2022年7月22日 88日目
水やりをすると、なぜか雨が降る…
昨晩も朝方に雨が降った様子です。
当初の勢いはありませんが、果実は着実に大きくなってきています。
大体9㎝位でしょうか。
ノギスではちょっと測り辛いですね。
一番小さかった株にできた、ウリっぽい実も大きくなってきています。
こちらは5.8㎝位。
もう、なんだか、ぜんっぜんメロンじゃないですね。
コレ、大切に育てても、食べられるんだろうか??
少し葉の色が薄くなってきた株は、どんどん葉が枯れだしてしまいました。
化成肥料を追加してみましたが、このまま枯れていってしまいそう。
http://comoestas.net/melon-5/
http://comoestas.net/melon-6/
http://comoestas.net/melon-1/