
目次
- 1 勢いでWahooスマートバイクKICKR BIKEを購入してしまう
- 1.1 どれを購入するか悩んだ結果
- 1.2 ワフーキッカースマートバイクの購入は置き場所を決定してからがお勧め
- 1.3 Wahoo スマートバイク KICKR BIKEセッティング
- 1.4 Wahoo スマートバイク KICKR BIKE はかなり大きい
- 1.5 Wahoo スマートバイク KICKR BIKE は細かくフィッティング可能
- 1.6 ポジションはワフーのアプリで設定可能
- 1.7 スイッチ類の設定
- 1.8 実際にセッティングしてみたら
- 1.9 Wahoo スマートバイク KICKR BIKE のスゴイ機能
- 1.10 Wahoo スマートバイク KICKR BIKE その他の装備品
- 1.11 Wahoo スマートバイク KICKR BIKEに乗ってみる
- 1.12 Wahoo スマートバイク KICKR BIKE の気になる点
- 1.13 Wahoo スマートバイク KICKER BIKE は高い?
勢いでWahooスマートバイクKICKR BIKEを購入してしまう
どれを購入するか悩んだ結果
前記事(メタボ検診に引っ掛かってしまった柔道整復師が自転車を使って本気でダイエットしてみた★その1 ローラー台
で、スマートバイクを購入しようかと色々と悩んでいたのですが。。。
結局、見た目が一番好き、そして、たまたま展示品が中古で販売されいるのを発見してしまった結果、
すでに、他の記事にも何度か登場している『ワフーキッカースマートバイク』を購入してしまいました。
ワフーキッカースマートバイクの購入は置き場所を決定してからがお勧め
ワフーキッカースマートバイクの設置サイズは、 121x76㎝、 重量も42㎏とかなりの大物です。
このサイズのモノを、一目ぼれして店舗からそのまま車で持ち帰って、家についてから置く場所を考えます!って人はあまり居ないと思うのですが、
購入する際には、サイズが十分な設置場所をある程度決めておくことをお勧めします。
新品購入だと、”配送業者が設置場所で土台の組立まではしてくれる”と、代理店のHPには記載されています。
本体足の後ろに小さな車輪がついており 多少の移動は可能ですが、かなり重くかさばるので、基本同じ部屋内での移動程度に考えるのが良いかと思います。
Wahoo スマートバイク KICKR BIKEセッティング
取扱説明書は英語のみ、しかし心配は不要
私は展示品を購入したので、土台部分は組み立てた状態、シートポストとステム部分は取り外され他の小物類と共に箱に入った状態で納品されました。
箱はボロボロでしたが、デザインはカッコイイですね。
説明書は12ページの冊子となっており、ぜんぶ英語表記です。
保障の注意が書かれている紙は、日本語での表記もあります。
しかし、字が小さすぎて読むのが大変です。
実際に組立をする際には、さほど難しい部分もなく取扱説明書の画像だけでどうにかなるレベル。
先人達のブログも検索すると沢山出てくるので、困る事はあまりなさげです。
電源確保
コンセントは、国外で使用されている様々なタイプに対応するためか、4種類が梱包されていました。
日本仕様以外は使い道がないので、そのまま封印。
日本のコンセントに対応しているのはこちらの形状ですね。
ただし、アースが付いているタイプになります。
差し込むコンセントは↑こういったタイプなんですが、ワフーキッカースマートバイクを設置したい場所の近くにはありませんでした。
と言うことで、楽天市場で変換アダプターを購入しました。
こちらの変換アダプターは、コンセントにさした状態で90度角度が変えられるので、見た目もすっきりして良い感じです。
ペダル取付
ペダルは、ごく普通のプラペダルが付属していました。
六角レンチで取り付けられるタイプで、ネジサイズは一般的に使用されている9/16インチとなっています。
ストラップなども付けられそうですが、トウクリップを取り付けられそうなネジ穴はありません。
国内での販売は見つけられませんでしたが、割と有名な廉価版製品を扱うメーカーのようですね。
ガチ勢は好みのペダルを使用するでしょうから、付属品としては十分です。
私は、シマノのSPD片面フラットペダルPD-EH500に付け替えていますが、ペダルとシューズが届くまでは↑のようなバンドを使用していました。
サドル取付
納品時には取り外されていたシートポストと、ステム部分を取り付けていきますよ。
シートポストは、後ろ側にスケールが付いています。サドル高さ(Saddle Hight)の調整範囲は7㎝ですね。
見慣れた感じの調整方法ですね。
シートポストも普通に流通しているモノが使えそうです。
ステム取付
ステムも同様のレバーで固定するタイプでした。
ステム高さ(Stack Hight)の調整幅は、7㎝となっています。
ハンドル角度調整
ハンドルの角度を調整して、六角レンチで締め付ければOKです。
ハンドルバーも、汎用品が使用できそうですね。
ハンドル配線を本体と接続
ステムを固定したら、ハンドルから出ている2本の配線を、トップチューブ下のLEDディスプレイ裏にあるコネクタに接続するのですが…
コネクタは、USBが1つと差込口が3つ。
どれに刺せば???
説明書を翻訳にかけてみましたが…
いや…そりゃぁいずれかに接続するだろうさ…
結論としては
どれに刺しても大丈夫。でした。
電源オン
コンセントに接続したコードを、本体の後ろ側から出ているコネクタと接続して。
組み立ては完了。
Wahoo スマートバイク KICKR BIKE はかなり大きい
じゃーん!!
ワフーキッカースマートバイク全体像です。
設置サイズは、長さ121㎝x幅76㎝
本体重量は42㎏
スタンドオーバーハイトは、37インチ~47インチ。
対応身長は、152㎝~192㎝となっています。
喜々として乗っていますが、身長100㎝の息子では、もちろん全然足が届きません。
全体としてはごつめの印象ですが、実際の自転車をセットするスマートローラーと比較すれば必要な面積は少なくなるのではないでしょうか。
Wahoo スマートバイク KICKR BIKE は細かくフィッティング可能
この、ワフーキッカースマートバイクですが、シートポストとステム以外にもあちこち調整できる場所があります。
しっかりポジションが判っている方だと良いですが、初めて使うのであちこち好みを探せるのは嬉しいポイントですね。
スタンドオーバーハイト(Standover Hight)の調整
シートチューブの後ろ側にあるレバーを倒して、丸いつまみを引くとスタンドオーバーハイト(Standover Hight)が調節できます。
調整幅は、A~Hまでの8段階となっています。
セットバック(Setback)の調整
トップチューブ後ろ側のレバーを動かすと、
セットバック(Setback)の調整ができます。
調整幅は、12㎝となっています。
リーチ(Reach)の調整
トップチューブ前側のレバーは、
リーチ(Reach)調節。こちらは、調整幅10㎝となっています。
クランク長(Crank Length)の選択
クランク長(Crank Length)も、ペダルを取り付ける穴の場所によって165㎜~175㎜まで5㎜刻みで調節可能となっています。
サドルポジションの調整
サドルの下にあるネジで、サドルの前後位置や着座位置の角度も調節できます。
ポジションはワフーのアプリで設定可能
取敢えず、好みの位置の微調整は乗ってみて決めるとして、まずは基準となるポジションを決めないといけませんよね。
ワフーキッカースマートバイクのフィット方法は、ワフーのアプリを使用すると簡単です。
フィット方法は3種類の方法から選択できます。
- プロバイクフィット(最も正確)
- よくフィットする自転車(ある程度正確)
- 身体の測定(最も不正確)
プロバイクフィット(最も正確)
GURUやRerul、Trekなどで計測した、自転車フィットレポートを使用して、各項目の数値を入力すると、ワフーキッカースマートバイクの適切なフィット位置が示されます。
よくフィットする自転車(ある程度正確)
既に「ロードバイクに乗っている」という方は、アプリの指示に従って自転車の画像を取り込むと、手持ちの自転車とポジションを合わせたフィット位置が示されます。
身体の測定(最も不正確)
身長・股下丈・ポジションを選択すると、フィット位置が示されます。
調整の際も、どの部分のロックを解除してどこを動かす、という指示がビジュアル映像付きで表示されます。
スイッチ類の設定
そして、調節できるのはライドポジションだけではありません。
ハンドルのブレーキ部分にスイッチがいくつかついているのが見えます。
ブレーキレバーにもスイッチがありますね。
シフトスイッチは、好みで選択できます。選択肢は
- Shimano(Di2または機械式)
- Shimano Di2 Synchro
- SRAM e Tap
- SRAM Mechanical
- Campagnolo
の5種類です。
実車だとレバー操作の部分もスイッチになってはしまいますが、雰囲気ですね。
また、ブレーキも
- フロント左
- フロント右
が選択できます。
その他にも、チェーンリング
- 1x
- 2x
- 3x
で、それぞれ10から70の範囲で歯数を設定できます。
カセットはコグ数と範囲が選択できます。
コグ数
- 9
- 10
- 11
- 12
範囲はコグ数が11の場合
- 11-23T
- 11-25T
- 11-27T
- 11-28T
- 11-29T
- 11-30T
- 11-32T
- 11-34T
- 11-40T
- 11-42T
- 12-25T
- 14-28T
- カスタム
が選択できます。
カスタムを選択すると、最小10から最大70まで好みの丁数が入力可能です。
実際にセッティングしてみたら
物凄く色々と細かく調整できるのは良いのですが、そもそも『正しいポジション』がよくわかりません(汗)。
取敢えず、手持ちのクロスバイクに合わせてポジションを設定してみました。
私のクロスバイクは、フロントシングルでリアが8段変速なんですが…。
が…コグ数8は設定に無い。
おそらくは、ロードバイクの基準なんでしょう。
しょうがないので、コグ数は実車よりも細かく調整できる11段11-28Tで設定してみました。
因みに、キッカースマートバイクの使用時には、トップチューブ下のLEDディスプレイにシフトポジションが表示されます。
上側の数字がフロント。下側の数字がリアの段数です。
私は、フロントシングルで設定したので上側の数字は常に1が表示されています。
Wahoo スマートバイク KICKR BIKE のスゴイ機能
そして、ワフーキッカースマート最大のウリはこの機能でしう。
左ブレーキレバーの上にあるスイッチを押すと…
LEDディスプレイに0パーセントの文字が。
そして…
なんだか、某高級外車〇ェラーリの跳馬のようにフロントがせりあがります。
そうです、斜度を調節可能なんですよ。
最大20%の激坂が再現できます。
下側のスイッチを押すと…
前下がり。下り坂を再現できます。
下りの斜度は15%まで再現できます。
Wahoo スマートバイク KICKR BIKE その他の装備品
シートチューブから、ダウンチューブに見立てたアームが生えていて、ボトルケージ(ドリンクホルダー)が1か所装備されています。
右から取り出しやすい、右抜きタイプとなっています。
こちらも、好みのモノに交換して使用できそうですね。
まあ、室内据え置きタイプなので小さなテーブルでも置いてそこにドリンクを載せておけば良いので、1か所でも困る事は無いかな。
Wahoo スマートバイク KICKR BIKEに乗ってみる
キッカーバイクにまたがりペダルをこぎ始めると、ヴィーと唸るような音と共に、本体後ろにあるホイールが回転を始めます。
5.9㎏の大型のフライホイールと内臓モーターブレーキを組み合わせることで実際の走行感を再現するアルゴリズムが採用されているんですって。
Wahoo スマートバイク KICKR BIKE の気になる点
さすがは、スマートローラーのフラッグシップモデル。といった感じで、さほど比較対象が無い私にはスゴイばかりで、欠点らしい欠点は感じなかったのですが、
半年程使用した上で、少しだけ気になるところを書いておきます。
屋外で自転車を漕いでいる際にはあまり気にもならないのですが、自転車に乗っていると汗をかきますよね。
据え置き型の自転車なので、当然汗が下に滴り落ちます。
床や本体に落ちた汗は、使用毎にふき取ってしまえば良いのですが、トップチューブ上にあるレバーの下やリーチ調整部分には汗が入り込みます。
レバー下は時々拭いていたのですが、リーチ調整部分は今回の記事用写真を撮影するために引き出したところ、結構な量の塩が出てきました。
錆などは出ていないので材質的には問題ないのかもしれませんが、ちょっと気になりました。
ハンドルやトップチューブタオルを掛けたり、↑こんなアイテムも良いかもしれませんね。
Wahoo スマートバイク KICKER BIKE は高い?
フィッテングの話ばかりしてきましたが、センサー類も重要ですね。
KICKR BIKE は、デフォルトで『速度』『ケイデンス』『パワー』の計測が可能となっています。
無線通信方法は、ANT+, ANT+ FE-C, Bluetooth(multiple Bluetooth connections point) に対応しています。
実車で、これを計測できるセンサー類を取り付けて、対応するサイクルコンピューターを購入して…と考えると、
ローラー台のフラッグシップモデル!という値段設定も納得できますね。