痛み

老化の防止にも運動は有用です。中年期のスポーツ損傷に思うこと。

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スポーツ外傷

怪我は思わぬ時に起きることもあります。

後ろからふくらはぎに、ボールが当たったような感覚があって。

ソフトボールをしていたAさんがそう訴えられました、実際にはボールは当たっておらず後ろには誰もいませんでした。
学生時代は野球部でならしたAさんでしたが、近頃殆ど運動らしい運動はしていませんでした。子供の行事でソフトボールに参加し、走っている最中の出来事です。
痛みはさほどなく、歩くことはできるのですがうまく踏ん張れません。
アキレス腱というふくらはぎと踵の間にある丈夫な腱が切れてしまったのです。

アキレス腱断裂は中年期に多い損傷です。

スポーツに起因する損傷は20~30歳代に好発するのに対し、アキレス腱損傷は30~40歳代におこる損傷です。
上述のような運動中に起こることもあれば、階段を踏み外したとか、直接何かがぶつかって起こることもあります。

アキレス腱は 紐?ゴム?

腱は一般に伸縮せず、筋肉の動きを骨に伝える役目をしていると言われています。
しかしカンガルーなどを見ると、速く走るために筋肉を発達させ使うのではなく、長く強靭なアキレス腱を使い効率よく速く走ることのできる能力を身に着けています。
このことから、腱をただのエネルギー伝達の為の『紐』ではなく、スプリングのようにエネルギーを蓄え発揮する運動器官の一つであると考える先生もいらっしゃいます。

人間のアキレス腱は成人で15cm程ですので仮に強力なゴムのような性質があったとしても、運動能力にさほど影響するとは思えませんが、強力な下腿の力を受け止め、身体を動かす動力を受け止める部分ですから、大きな力がかかるのは間違いありません。

これも老化現象の一つなのでしょうか

年齢と共に少しずつ組織が劣化し弾力が無くなっていくことに加え、30~40歳代は、なかなか体を動かす機会を持てないなどの理由で、使わない筋肉の筋力が衰えてくる時期でもあるのではないでしょうか。

脳は動けるイメージを持ち続け、若い頃の様に体を動かそうと指令を送る、無理な負担が体にかかることにより、怪我につながってしまうのです。

運動はとても重要です。
心臓の力だけで、体の隅々まで十分な血液を送るのはなかなかに困難ですが、筋肉の収縮により中の血液が押し出されることにより、運動は血液の循環を良くしてあげる効果も期待できます。

また、少しずつでも使用することにより、体は筋肉を維持しようと働きます。

健康の為にも、怪我の予防のためにも、毎日少しだけでも体を動かしてみてはいかがでしょうか。

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