【御在所ロープウエイ】温度差-10℃の樹氷の世界へ空中散歩【菰野町】

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スキー・紅葉・温泉・登山・様々な観光が楽しめる鈴鹿国定公園

積雪のある地域では、そろそろ雪が本格化していますが、松阪こた堂接骨院のある三重県では、氷が張る氷点下の日もまだ数日あった程度です。

遠くに見える、鈴鹿山脈はすっかり雪化粧となりましたので、我が家の2歳児に雪遊び体験をさせてみようと、御在所岳に行ってきました。

この日は晴天、気温は車の外気温計で6℃程度です。

三重県内に唯一のスキー場はアクセス良好

御在所岳の麓にある湯の山温泉までは、東名阪自動車道の四日市インターから車で20分程。鈴鹿インターからは30分程です。
御在所に向かう途中には雪のかけらも有りませんでした。

御在所岳の麓にある、湯の山温泉では、所々に雪が見えます。
湯の山温泉は718年に見つかった、開湯1300年となる古い温泉で、かつては鹿の湯とも呼ばれていました。
山の斜面にいくつかの温泉宿が集まっています。

山の中にあるので、冬場はスタッドレスタイヤや、チェーン必須です。

鈴鹿スカイラインは冬季通行止めとなるので注意が必要です

湯の山かもしか大橋は、雪により通行止めとなっていました。

菰野かもしか大橋

『湯の山かもしか大橋』は、湯の山地区と旧鈴鹿スカイライン国道477号を結ぶ、全長269m、高さ64mの橋で、平成30年8月24日に開通しました。
名称は公募で、467件の応募の中から決められました。
海側には歩道もあって、景色を見ることも出来ます。

世界レベルのロープウエイ。実はそれ三重なんです。

温泉街を通り抜け、御在所ロープウエイの乗り場にやってきました。
標高は400m程、気温は4℃程度と、市街地よりはやや寒い程度です。

御在所ロープウエイは、1959年に開業しました。
当初は工費2億円、工期6ヶ月の予定でしたが、最終的に工期2年、総工費は3億2000万円にもなりました。
線路水平全長 2004m
線路斜全長 2159m
起終点高低差 780m
客車数 30両
毎時最大輸送人員 1248人
最高支柱高 61m
開業当時には、上記6つが『世界1』と世界でもトップクラスのロープウエイだったそうです。
7基ある支柱のうち最高の高さがある、6番支柱の61mという記録は開業から60年が経った現在でも日本一です。

2018年7月11日にリニューアルオープンとなった、ロープウエイ乗り場の前には、旧型のリフトが展示されていました。
御在所岳は、登山客にも人気の山と言う事で、モンベルの店もオープンしています。

御在所ロープウエイで山頂へ、お得なクーポンもお忘れなく

上の写真の奥にある建物で、チケットを購入します。
チケットは登山客用に、片道でも購入することもできます。
料金は大人 往復        2400円 片道 1300円
子供4歳から小学生以下 往復 1200円 片道 650円

割引サービスが有りますので、該当の方は利用するとお得です。
JAF:会員証の提示
イオンカード:カード提示
みえトクーポン:三重県観光連盟公式サイト、観光三重のHPでクーポンを印刷し提示
トヨタ自動車健康保険組合:保険証の提示
デイリーPlus:クーポンを画面提示もしくは印刷して提示
上記を掲示すると、往復チケットが10%割引となります。

チケットのQRコードを改札にかざして入場して、長い通路をずんずん行くと…

ロープウエイ乗り場では、前に団体客が並んでいましたが、ゴンドラは1分間隔程でどんどんやってくるので、待ち時間はそれほどでも有りませんでした。

新型のゴンドラは10台、床にも窓があります

ゴンドラに乗り込んで、うっすら雪化粧の山を進んでいきます。

10台導入された新型ゴンドラは、足元に窓が開いていて真下の景色が見えます。
曇っていて良く見えませんが、丁度登山道の真上の場所です。

6番支柱は日本一の高さ61mの白い巨塔

15分程の空中散歩の後半に見えてくるのは、日本一の高さの6番支柱です。
白く塗られたその姿は、知多半島からも見えるのだそう。
その高さもさることながら、建っている場所自体が標高943m、登ってくるもも大変そうな結構な山の斜面にあります。
『人間ってすごいなー』

御在所ロープウエイ

ロープウエイからは表情豊かな四季の景色や巨岩も見られます

頂上付近には、立派な大岩が見えます。

こちらは大黒岩(だいこくいわ)と呼ばれる大岩で、10mもあるのだそうです。
御在所ロープウエイ山上公園駅の少し下の南側にあります。御在所岳は大昔に堆積した花崗岩が侵食により山肌に多く現れ、この他にも色々な巨岩・奇岩が点在しています。

ロープウエイ終点付近は、すっかり雪に覆われています。

ロープウエイ山上駅の3階にはロープウエイ博物館もあります

頂上では、長靴の無料レンタルも有ります。
スニーカーではちょっと大変です。

手すりが、ロープウエイのロープになっている階段を上がっていくと、ロープウエイ山上公園駅の3階はロープウエイの博物館になっています。
こちらは、日本で唯一のロープウエイ博物館なのだそうです。ロープウエイのロープや、玩具などが展示されていて、無料で観覧することができます。

御在所ロープウエイの索道種類「複線自動循環式」は日本国内では宮島ロープウエー(広島県)と御在所ロープウエイのみなのだそうですよ。
10名以上の団体なら、バックヤードの見学ツアーなども実施されています。

ケージに入れればペット同伴でゴンドラに乗る事も可能です

こちらは、ロープウエイ山上公園駅にあるケージ置き場です。さすがに今の時期にペットを連れてきている人はあまりいませんね。

御在所ロープウエイは、ケージに入れればペットも一緒に乗車可能です。
ペット用のケージは300円で貸りることもできます。
ただし、ロープウェイ湯の山温泉駅前 モンベルルーム御在所店
・ロープウェイ湯の山温泉駅前 お土産ショップ ベルフォレ
・展望レストラン ナチュール
・ロープウェイ山上公園駅構内 アルペンホール
には、ペットを連れての入場はできません。

山頂には一面の銀世界が広がる冬場の服装は雪遊び装備がお勧め

階段を上っていくと。

一面の銀世界です。
気温は-4℃。麓より10℃程低くなっていました。

ゴンドラの駅のすぐ上にある朝日台広場は雪に覆われています。

この日は、樹氷も見る事が出来ました。

空気中の水蒸気が、木の枝で凍り、風で運ばれた水蒸気がさらに凍り付くことで、風上方向に鳥の羽のように育っていくのだそうです。

東側に大きく開けていて、伊勢平野、鈴鹿山脈が良く見えます。

樹氷の林の中を少し散策することも可能。

登山道につながっているのか、冬装備の登山者も何組か上ってきていました。

観光リフトで御在所岳山頂まで楽々移動できます

ゴンドラ山上公園駅の滋賀県側は、三重県唯一のスキー場となっています。
この日は、まだそりゲレンデのみしか営業していませんでした。

そりゲレンデに行くには、一人乗りの観光リフトに乗るか、斜面を迂回して歩いて行きます。

リフトは、向こう側に見える、御在所岳の頂上まで行くことができます。
山頂までの所要時間は8分程。

観光リフト料金
ロープウエイ駅から山頂駅は 往復 600円
そりゲレンデのある途中のカモシカ駅など区間利用はそれぞれ片道300円となっています。

子供がリフトに乗るのは無理そう(膝上での乗車は不可)&↓この道を歩いて行くのも、ちょっと大変そうなので、今回はここまでで撤退することにしました。

ソリ遊びは、またの機会に…

山上公園駅構内のアルペンホールでは名物御在所カレーうどんがお勧め

Alpine hall Grandでお昼ご飯にしました。

名物の御在所カレーうどん。に、チーズがトッピングされている御在所チーズカレーうどん1000円也。
カレーうどんの上に載っている角煮は、漫画のプリンもビックリするんじゃないかと言う位にプルンプルンです。コラーゲンたっぷり
濃厚なカレーが絡むうどん伊勢うどんが使用されています。

ロープウェイ湯の山温泉駅前 お土産ショップ ベルフォレでお土産を買って帰宅しました。

可愛いゴンドラ型のチョロQです。

御在所ロープウエイへのアクセス

自家用車:東名阪自動車道 四日市インターチェンジから国道477号・県道577号経由で20分程
滋賀県側から国道477号(鈴鹿スカイラインは冬季通行止め区間が有るため要確認)
駐車場:ロープウエイ乗り場前 普通車1000円/一日

アクアイグニス

雪道が不安な人は:アクアイグニス南側P2駐車場 に駐車し、
アクアイグニス発の三重交通バス利用、終点『湯の山温泉御在所ロープウエイ前』下車

電車:近鉄『 湯の山温泉駅 』より三重交通バス利用、終点『湯の山温泉御在所ロープウエイ前』下車

名古屋駅よりバス:名鉄バスセンターより『湯の山温泉・御在所ロープウエイ前』バスにて終点下車

冬季はナイター営業や特別天然記念物ニホンカモシカに会えることも

頂上付近にあったカモシカ専門の動物園、ニホンカモシカセンターは2006年に閉園してしまいましたが、運が良ければ、ロープウエイから特別天然記念物ニホンカモシカの姿を見る事が出来ることもあるそうですよ。

1月26・27日 2月2・3日 2月9・10・11日には、上り線20時まで営業(下りは20時30分まで)でナイター営業の予定となっています、ライトアップされた幻想的な雪と氷の世界を堪能できますよ。

気軽に行ける、雪国別世界、御在所ロープウエイに行ってみませんか。

アクアイグニスは2012年、三重県三重郡菰野町菰野4800−1にオープンした、『癒し』と『食』をテーマに掲げた敷地面積が約49,000㎡もある、複合温泉リゾート施設です。水と火をテーマとしたオシャレなデザインの建物が配置され、辻口博啓のスイーツと石窯パン・奥田政行のイタリアン・笠原将弘の和食・源泉100%掛け流しの片岡温泉・いちご狩りのできるハウスなどがあります。

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