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三重県内お花見紀行 『夢の千本桜』
一路南伊勢町相賀浦へ
お天気のいい休日に、南伊勢町の相賀浦へと行ってきました。
こちらの細く小さな突堤は、水深こそ浅いものの、ヤエン釣り師さん達に人気のスポットなんですよ。
弧を描くように伸びる砂浜は相賀浦ニワ浜。
こちらはキス釣りの人気スポットなんだそうです。
相賀浦ニワ浜は海跡湖と呼ばれる大きな汽水の池『大池』との間に形成されています。
池とは言っても、橋が架かっているダケで20m程の水路で海と繋がっているので、普通に海の魚も住んでいそうです。
でも、今回の目的は釣りではありません。
突堤から、集落方面を見ると…
こんもりとした高台に桜が沢山咲いているのが見えます。
そう、今回の目的はこの桜を見ることです。
突堤近くの有料駐車場(1日500円)に車を止めて、集落の方に歩いて行ってみます。
港と大池を隔てる橋の上からのぞいてみると、ウニが沢山いますね。
『夢の千本桜』を観つつ港町散策
漁協の建物近くに、こんな看板が立っていました。
『夢の千本桜』が植えられた由来が書かれています。
どうも害獣被害で農作物は諦めて、桜を植えたようですね。
下から見た感じだと、『夢の千本桜』の場所は津波の避難場所も兼ねているのかな。
看板の横にある路地から入って行ってみます。
特に何の表示も有りません。
何処までが、個人宅の敷地なのかもよく判りません。
大きな家具でも買ったら、お家まで持って帰るのも大事ですね。
『夢の千本桜』に到着
階段を登って行くと、周囲に桜の木が並んでいます。
漁港方面を見下ろします。
やはり、ここは津波の一次避難場所となっているようです。
頂上はちょっとした広場となっていて、防災倉庫が設置されていました。
それ以外には、栗の木が有るダケで、特に何もありません。
看板では平成11年植樹となっていたので、樹齢は25年そこそこと言ったところでしょうか?
かなりの本数の桜の木が植えられています。
お花見シーズンでしたが、密にもなっておらず安心して桜を見ることができましたよ。
とういか、地元の人にすらここまで登って桜を見る人は珍しいとびっくりされました(笑)。
どうも、「お花見の場」として認識されていない模様です。
漁港方面。
北側には、廃校になった小学校を利用した宿泊施設『海ぼうず』が見えます。
当時の小学生は、毎日あそこまで通学するのは大変だったでしょうね。
折角なので『海ぼうず』の近くまで
海ぼうずの入り口は、大池と港を繋ぐ橋のたもとにあります。
最初は、海ぼうずを覗いて行こうかと思っていたのですが、ちょっと『見に行ってみよう』とは思えない階段がありまして…。
看板の写真だけ取って退散する事にします。
散策して分かったのは、相賀浦の集落内は、車で入っていくのは不可能ということです。
自転車でもすれ違いに苦労しそうな細い路地となっています。
正に地元の人達の生活道路。
お花見の結論としては、相賀浦の『夢の千本桜』は、港町の風景の一部として下から眺めるのがお勧めです。
ちょっと寄り道して美味しいソフトクリームをゲット
『夢の千本桜』を観た後、せっかくなので20分程ドライブして、五ヶ所浦のみかん直売店にやってきました。
五ヵ所みかん直売店『土実樹』さん。
美味しいみかんもそうですが、もう一つのお勧めはみかんソフトクリームです。
みかん直売店のみかんソフトクリームは、さっぱりとさわやかなお味でしたよ。
そして、もちろん(?)お土産に『デコタン』を購入して帰宅しました。
のんびりとしたお花見、楽しかったです。