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捕鯨発祥の地 和歌山県太地町
太地町にはイルカやクジラのオブジェがいっぱい
和歌山県太地町。
本州の南端、紀伊半島の東側に位置するこの町は、日本における捕鯨発祥の地とされています。
町全体が、クジラを中心とした街づくりに取り組んでいるそうですよ。
橋の欄干にいるのは、イルカかな?
対岸にはクジラのオブジェ。
リアス式海岸の広い岬一体に、捕鯨船が展示されていたり、博物館が造られています。
太地町立くじらの博物館
くじらの博物館に入る前にも見どころあり!
岬の先端近くに有るのが本日の目的地。
『太地町立くじらの博物館』です。
町立ですよ!?なんて立派な建物…。
この立派な建物に入る前にも、ちょこちょこと見どころがあるんですよ。
例えば、最近ご当地物?が人気のマンホール。
流石くじらの町、太地町ではマンホールもクジラ柄ですよ。
ちなみに、消火栓は普通にはしご車でした。
そして、こちらは・・・
博物館の前にあるポストです。青色で、お手紙を咥えたゴンドウクジラ(?)が乗っています。カワイイ。
写真撮り忘れましたが、博物館の少し手前には捕鯨船が展示されています。
くじらの博物館へいざ入場
入口でチケットを購入します。
入場前には、非接触式の体温計で熱が無いかチェックが有ります。(2020年7月現在)
料金は大人1500円。未就学児は無料でした。クレジットカードは使えず、現金のみですのでご注意下さい。
くじらの博物館公式ホームページの、『お得な情報』ページに100円割引チケットがあるので、要チェックですよ。
チケットのデザインはちょっとレトロな感じです。
くじらの博物館は小さな入江を中心に造られています。本館と奥の海洋水族館以外はほぼ外です。
大事なことなのでもう一度言います。
ほぼ、外。です。
日焼け対策をお忘れなく。雨の日には傘も必要です。もちろん今の時期、暑さ対策も必須ですよ。
シロナガスクジラ全身骨格標本
敷地(の陸地部分)中央にドドーンと飾られているのは、シロナガスクジラの全身骨格標本です。
スゴイ迫力。
体の下の通路を通れば、その巨大さを体感できますよ。
ふれあい桟橋で餌やり体験
敷地の入江が巨大なイケスとなっていて、悠々と泳ぐクジラの姿を見ることができます。
写真奥に見えている、『ふれあい桟橋』には立ち入りする事が可能ですよ。
入江のふれあい桟橋にレッツゴー!!
こちらのふれあい桟橋では、イルカやクジラの餌やり体験ができるんですよ。
餌の小魚は300円で、桟橋の入り口近くで販売されています。
手を洗う場所もあるので、素手で行っちゃってください。
早速、イルカさんが餌の催促にやってきました。
回ったり、鳴いたりと一生懸命アピールしてくれます。
画像には写っていませんが、トビも餌を狙って近くを旋回しているので注意ですよ。
エイッと餌を投げ込むと、上手にキャッチしてくれました。
白いハナゴンドウクジラも、ココの桟橋から見られます。
海洋水族館(マリナリュウム)
敷地の一番奥には、海洋水族館(マリナリュウム)が有ります。
そこの一番の見どころはと言うと、
イルカが泳ぎ回る水槽内を通るトンネルです。
目の前にラッセンの絵画のような景色が広がります。
ずっと見ていられますね。
館内は小さな水族館となっています。
イルカショー&クジラショー
そして、これだけイルカがいれば…もちろんイルカショーがあります。
イルカショープールで行われるイルカショーは、1日4回10分程。
09:30
11:15
13:15
15:15
に行われます。
カマイルカのポテンシャルにビックリ。
日本の水族館ではココでしか飼育されていないスジイルカも華麗な技を見せてくれますよ。
くじらの博物館と言えば、クジラショー。
シロナガスクジラの骨格標本前にあるクジラショーエリアでは1日4回、15分程のクジラのショータイムがありますよ。
10:15
12:15
14:15
16:00
に開催されています。
イルカのようなスピード感はありませんが、
巨大な体と水しぶきは大迫力です。
クジラショー、イルカショーともに、園内どこにいても十分間に合う時間に館内放送で開催のお知らせアナウンスがあります。
くじらの博物館 本館
チケット売り場のある建物が、くじらの博物館の本館です。
入場の際に必ず通る建物で、お土産物屋さんなんかもこちらに入っています。
3Fまである建物で、捕鯨関係の資料が展示されています。
吹き抜け部分に飾られた、実物骨格標本は迫力満点。
大した装備もない時代に、こんな大きな生物を捕獲していた、人間の執念に驚きです。
私が子供の頃訪れた際、こちらの施設では『シャチのショー』が開催されていたのですが…
シャチはいまいずこ???と思っていたら
いました!!
なんと、全身骨格標本となって、今も博物館の中央に展示されていました。
現在、残念ながらシャチの飼育はされていない様子です。
くじらの博物館は当日再入場可能
くじらの博物館の敷地内には、食事がとれる場所はありませんが、当日再入場可能なので外に出る事が出来ます。
駐車場横にある食堂『竹とんぼ』では、クジラ肉なども食べる事ができますよ。
再入場は面倒くさいな~って方は、お弁当の持ち込みもOKですよ。