車中泊をするにあたり。その6 ~ベッドマットを自作してみた~ デリカD5

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車で宿泊するならキャンピングカーが快適でしょうね。

キャンピングカー。素敵ですね。憧れます。
移動の手段として用いられる自動車。
車中泊ではそんな自動車を宿泊施設として利用します。
キャンピングカーは自動車の用途自体を『車に宿泊する』ことに重きを置いて車内を設計し造られているのですから、車中泊での快適性能は素晴らしいと思います。
ただ、値段も高いですし、普段使うには大きすぎますよね。
ドッグスポーツをしている方の中には、『週末がメインだから』なんて、通勤もお買い物もキャンピングカーで行ってしまう強者もいらっしゃいます。

そこまでは、という方はハイエースを使っているかたが多いです。

日本の名車ハイエース。

ハイエースは目的に応じてサイズ展開が複数あります。バンですと
標準
ワイド・ミドルルーフ
標準ルーフ・ジャストロー
ハイルーフ
ハイルーフ・ジャストロー
スーパーロング・ワイド
並ぶとちょっとびっくりするほどサイズが違います。

ハイエースは趣味で使える車ゆえ、アフターパーツも豊富です。

ハイエースは、お仕事で使っている方ももちろん多いですが、趣味の車として使用されている方も多いですので、車中泊に使えるオプションパーツがとても豊富です。
また、ハイエースをベースとして、オーダーのキャンピングカー、車中泊カーを制作しているショップも各地にありますので、好みの装備の車を作り上げるのが比較的容易です。

これから車中泊用の車を購入しようとされている方は候補に入れておいてくださいね。

お近くのショップで一度カスタムされた車を直接見てくると、イメージがしやすいのでお勧めです。

車内に広がる平らなベッド。
ドッグスポーツを始めたことで、色々な会社の車内ベッドを見せて頂くことができました。
そして、『これ、自分で作れるんじゃないかな?』と考えました。

DIYで車内にベッドを制作してみよう。

デリカD:5の後部にベッドを制作しました。

材料は

  • イレクターパイプ
  • コンパネ(ホームセンターでカットサービスがあることあり)
  • ウレタンフォーム
  • 合皮シート

D:5自作ベッド

使用した道具は

  • パイプカッター
  • タッカー(大きいホチキス?)
  • 適当な両面テープ
  • カッター、ハサミ

骨組みを作ります。

デリカ自作ベッド車中泊
イレクターパイプで車内のスペースに合わせてベッドのサイズの枠を作ります。
お好みの高さで枠に足をつけます。
車内幅いっぱいにしたので、強度を考えて何か所か足をつけたのですが、車体に添わせたり、ベッドの板をイレクターパイプに固定することで、かなり強度を稼げるようです。
大まかに造ったので、外れたり、床から浮いていたりする部分も有るのですが、今のところ問題有りません。

ベッドマットを作ります。

コンパネはホームセンターでカットしてもらってきました。

コンパネを枠に載せてサイズを確認です。
ベッドの長さは身長より少々短くても、幅があれば斜めに寝れば意外にどうにかなります。

D5では運転席後ろから、頑張れば190cm程度の長さを確保することができました。

D:5デリカ自作車中泊ベッド

コンパネに両面テープでウレタンフォームを張り付けます。ウレタンフォームは板よりも少し大きめにcutしておきます。

自作ソファーの部材を扱っているショップで購入時に切っておいてもらいました。

デリカ車中泊ベッド
裏返した合皮シートの上に板の面が上になるようにウレタンフォームを張り付けた板を載せます。
合皮シートを板の面まで引っ張ってタッカーで止めていきます。

デリカDIYベッド
まず4辺の中央をしっかり引っ張って留めてから、角と留めた場所の間、その間と少しずつ引っ張りながら張ると上手く張れると思います。
角は綺麗に畳んでから留めます。曲線の場合は少しずつ摘まみ、引っ張りながら慎重に留めると綺麗にできますよ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

レザー (合皮)無地
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骨組みに載せて完成。

D:5デリカ車中泊ベッド自作
当初は骨組みにジョイントパーツで(イレクタージョイントJ-46 S BL)ベッドマットを固定していたのですが、分解時の手間を考えて現状は骨組みに載せてあるだけです。
ウレタンフォームを大きめに切ってある為、ちょうどよく密着して、走行中にずれたり、使用中に隙間にはまったりすることは無いです。

※当家のD:5は構造変更をしており、画像では2ndシートが無い状態です。

自分で作ればサイズは自在。お値段もキットよりはきっとお安い。

厚手のウレタンフォームを自分で綺麗にcutするのはとても難しいです。
あらかじめサイズを計算して、購入店でcutしてもらうのがお勧めです。
ウレタンフォームを板のサイズピッタリ同じにcutしてしまった場合は1~2cm程度の薄いスポンジシートを合皮シートの下に挟んでもいいと思います。

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