車中泊をするにあたり。その8 ~ベンチレーターを自作してみたDIY~デリカD5

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丁度良いを自作する。車に換気装置をつけたい!

車の中は狭いので、夜間でも閉め切って寝ていると室内の温度がどんどん上がってしまいます。
また、一人の時などは、トイレ等行こうと思うと短時間とはいえ、どうしても車内にイヌを残していかないとならない時が有ります。
強面のワンコがお留守番ならば、窓を開けておいてもイイかもしれませんが、防犯面や安全面を考えるとあまりしたくはないですよね。

キャンピングカーであれば天井にオプションの換気扇でもつければ解決します。普通の車でも取り付ける事はできますが、さすがに普段の足にも使う自家用車の天井に穴をあける勇気はありません(汗)

車の窓に換気扇をつけよう。

D:5自作ベンチレーター

窓に挟むタイプのベンチレーターも考えましたが、走行中には取り外さなければなりません、つけたまま走って誤って窓を操作してしまうと大変です。
そこで後部ドアの窓を利用した自作のベンチレーターを制作することにしました。

制作の条件は『付け外しの必要が無くて、オートウインドウが使用できる』事

使用した材料はこんな感じです。

  • PC用ケースファン
  • べニア板3㎜
  • シガープラグ
  • シガーライターセパレートスイッチ
  • 隙間テープ
  • 配線を束ねたり固定する適当な金具。

PCケースファンは電気屋さんのPC関連パーツの隅の方で手に入ります。
音が静かなモノや換気性能の良いもの程、値段が高額になります。
オシャレにLEDが点灯するものも有ります。

足りなければ増設すれば良いかな?と、今回は安価なモノを2個購入しました。
USBプラグで電源供給するタイプのモノも有りますので、配線がよくわからないという方はUSBを選択すると良いですよ。
USB電源プラス大容量のモバイルバッテリーを利用すれば、車載バッテリーの残量を気にする必要もなく配線も簡単ですよ。

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換気扇の台座となるべニア板は自宅にあったモノを使用しました、プラダン等でも加工が楽で良いかと思います。

シガーライターセパレートスイッチ
KX-146 セパレートスイッチ 5連ソケットを使用しました。

 

当家の車のサブバッテリー電源ソケットが積荷の都合でアクセス困難な場所に有るため、電源ソケットを使用しやすい場所まで移動するのと、サブバッテリーを利用する電装品のスイッチを一か所で集中管理するためのパーツです。

♪でっきるかなでっきるかな♪窓付け換気扇制作手順。

まず段ボール等を使い、取り付けたい場所で大きさを合わせます。

サイズが決まったらべニア板を型取りしたダンポールと同じサイズにカットします。

カットしたべニア板にコンパスカッター等を使ってケースファンサイズの穴をあけます。
風量が足りなかった時の為にケースファンを最大4個まで取り付けできるバランスにしました。

べニア板のままでは、色が嫌でしたので、スプレーで黒く塗りました。

ケースファンを取り付けます。
ケースファンには方向が有ります。空気の流れる方向はファンに矢印等で表示されていますので確認してから取り付けます。
取り付けたら、適当に配線をまとめます。

デリカDIYベンチレーター

ケースファンからは配線が3本出ていましたが、1本は回転数検出センサー等で使用するものですので切り取ってしまいました。

+-に注意してシガープラグに接続します。+-を逆に接続するとケースファンが回りません。

取付は、アシストグリップを利用しました。

スライドドアの上にあるアシストグリップを取り外し、イレクターパイプ用のアジャスター『 EF-1200S GR』の高さ調節ネジを取ったモノをアシストグリップが付いていたネジで固定して、短く切ったイレクターパイプを接着、そこに『HJ−1 S』 で長いイレクターパイプを固定しました。

D:5車内に物干し

自作が面倒という方は、ロッドホルダーの補修パーツを使う方法も有ります。
画像は『カーメイト INNO ロッドホルダー用 補修部品 ZSP16』を使用。

D:5DIY
ネジ穴なども見えずにすっきり収まります。

 

固定したイレクターパイプを使い、ベンチレーターの台座を作成しました。
台座とベンチレータは配管パイプ用のジョイントで取り付けています。

デリカ自作換気扇

配線をピラーのモール内に隠して、お好みの位置にスイッチを固定します。
スイッチについているLEDは意外と眩しいです、寝ている時に顔の正面に来ない位置につける事をお勧めします。

デリカサブバッテリー集合スイッチ
右側のスライドドアはメンテナンスハッチとして使用するのみで乗降には使わない。と割り切ることにしました。

スライドドアの窓に取り付けた網戸の抵抗で、排気した空気が車内に戻らないように隙間テープで空気の逃げ道を塞いで完成。

自作ベンチレーターD:5

スイッチオンで車内の空気が動き出します。

自作したベンチレーターを作動させてみると、車内で風が感じられる程ではありませんが、程よく空気が動いて良い感じです。

車内に造ったベッドに横になると、ベンチレーターの真下に頭が来る位置になるのですが、ベンチレーターの動作音は装置手前にカーテンをつけた効果もあるのか、注意して聞かなければ判らない程度です。
ここら辺は個人差があると思いますが、就寝時につけっぱなしでも全く問題なく寝ることができます。

 

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