【D51499】四季が楽しめる津偕楽公園にある蒸気機関車【津市】

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津偕楽公園SL

津市民になじみ深い津市指定史跡名勝

津駅の近く、県道10号線を走っていくと道路わきの津偕楽公園の敷地内に大きなSLが見えてきます。

今更ですがSLって何?

蒸気機関車の事だというのは判るけれどどうしてSLって言うのでしょうか?
蒸気機関車はsteam locomotiveこの頭文字をとってSLと呼びます。

津偕楽公園のSLはD51型 499号。いわゆるデゴイチです。

明治5年9月12日、日本で初めて鉄道が開通して蒸気機関車が稼働をはじめました。
偕楽公園に保存されている、D51 499は昭和16年2月1日に兵庫県で造られ、三重県の関西線、紀勢線、参宮線を32年間にわたり運行していた車両です。
昭和48年9月1日にその役目を終えるまでに205万kmもの距離を走ったそうです。
昭和48年10月9日より国鉄より貸与され、偕楽公園に置かれています。

道から死角になる公園側には立派な階段があってSLの運転室の高さまで上がることができます。
柵が有って汽車の中に入ることはできませんが、運転席の中を覗くことはできます。

SLは錆が結構ひどく、屋根には穴の開いて空が見えている部分も何ヶ所か有ります。
75年以上も前に作られ、公園に設置されてからでも40年以上経っているのですから、経年劣化はしょうがないですが、あちこちに時の流れを感じる状態になっています。
三重県内にいくつか残存していたSL車両も徐々に解体され、実際に見られる場所は段々減ってきています。実物を見てそのリアルな大きさと迫力を感じられる機会は貴重な体験になってしまうかもしれませんね。

偕楽公園ってどんなところ?

もともとは津藩の鷹狩り場の休憩用の御殿が建てられていた場所でした。
1859年に津藩第11代の藩主、藤堂高猷(たかゆき)が家臣から土地を買収しつくった別荘「御山荘」の跡地に整備された公園です。

かなり大きな起伏のある公園で、変わった形の常夜灯や碑、古墳などの歴史的な記念物も多く見ることができます。池や橋、岩を配して回遊路がつけられており、ポケモンGOのジムも有るのですが、回遊路はかなり急な坂道があるのでかなりのカロリーが消費できます。

滑り台やブランコなどの普通の公園に有るような遊具も設置されています。
春には桜の花見客で賑わいライトアップもされ、またミツバツツジの名所としても有名な公園です。
約1000本のソメイヨシノと約3300株ものつつじが植えられています。

駐車場は有るのですが、割と早い時間に閉鎖されますのでお車で訪れる場合は注意が必用です。

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